陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
  大分市南春日町12の8
  電話 097‐545‐3581

手びねりのスープカップほか

2024-03-29 21:33:39 | 湯呑み、カップ、ポット
 
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 ■ 手びねりのスープカップほか

手びねりの玉づくりのスープカップ。
両手持ちのスープカップ。藤原さんの 2月の作品。
手びねりの器は温もりがある。スープが美味しく飲める。

 


次は、藤原さんが娘さんと来た時にタタラづくりで作った輪花の平鉢。
小学生のなつちゃんは大好きなリンゴのお皿を。二つとも型作りです。
焼き上がって大変喜んでいたそうだ。毎日使ってるかな・・・。

 


恵良さんは今回は小物づくり。
手びねりでご主人用のお猪口を作つていた。2月の作品。
毎晩、お猪口を変えながらチビリちびり日本酒を。愛妻お猪口で酒も旨い!



手びねり上手なお二人。ろくろは行わず手びねりだけを長く続けてる。


大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
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こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
第二版のリユース本には当時、5,000円のプレミアムが付きました!!
最近では、7,282円まで高騰しています。不朽の名著に・・・。

<補足> アマゾンで通信販売をしてる時に、クチコミに
嬉しいコメントをいただいていますので記載させていただきます。

「陶芸の最も基本的な所から、
比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、
かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。
少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。
作品集もどれも素敵ですね。」


どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます! 


≪陶芸の基本シリーズ連載記念の特典≫
自費出版した 『生活にうるおいを与える食器づくり』 の
改訂版は完売しましたが、改訂前の初版の在庫も残り少なくなりました。
ほしい方がおられましたら出精価格でお分けします。

定価は @1,400円ですが、硬貨だとかさばるので、
お札で、送料込みで @1,000円にします。
初版ですが、ページ数は改訂版と変わりません。


手びねりからろくろ挽きまでの一貫した手法を
知りたい方には大変参考になる内容になっています。

陶芸の手法を文章だけで論理的に解説した国内唯一の作陶の入門書です。
ただ、作陶の手順を易しくかみ砕いて記述しましましたが、
文章だけの説明ですので初心者の方には理解しづらいかも知れません。
初心者の方は最初は市販の参考書などを見られる方がよいかも知れません。
写真や、絵、イラスト付きの素敵な作品が掲載された入門書です。
それらの市販の参考書にはお薦めするようなものもないですが、
陶芸とはどんなものなのかを知ることが出来ます。

陶芸をやってみて、ある程度分かってきて、
「何か違うなあ・・・」 とか、「基本から学び直したい」 とか、
「もう少しステップアップを図りたい」 「理に叶った陶芸をしたい」
と思われたら拙著を読んでみて下さい。目から鱗が落ちます。
ためになる役に立つ本格的な陶芸の作陶の手引書です。
基本となる手法を知ってもらうために書き下ろした教則本です。

毒舌な言い方になるが、市販の陶芸の入門書は
ためになることが一つか二つしかないように思うが、拙著には
八つや九つかそれ以上あるように思うのは買い被りであろうか。
一度は読んでみることです。それを生かすかどうかはあなた次第です。

ブログにも 「手びねりとろくろ挽きの作陶の基本」 を開示しましたが、
この本は、さらに詳しく論理的に解説した内容になっています。
ブログのカテゴリーの 「陶芸の基本」 の記事も閲覧者が大変多くなっています。
このカテゴリーはブログのベスト閲覧シリーズになっています。
粘土細工的でないオーソドックスな陶芸が普及することを願っています。

因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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「手びねり」も基本から

2024-03-26 18:18:00 | 小皿、中皿、大皿
 
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 ■ 「手びねり」も基本から

教室では「手びねり」も「ろくろ」も同じ手法で教えています。
「手びねり」~「ろくろ」まで一貫した作り方なのです。
「手びねり」も「ろくろ」と同じように筒形に立ち上げてから
胴体を広げて鉢やお皿に成形します。食器づくりの基本です。

食器づくりのカリキュラムでは、
最初は「玉づくり」で筒形の湯呑みを作ります。
次に、胴体を広げて小鉢、中鉢、中皿へと進みます。
新入会の男生徒の橋本さんがこの課程で制作した中皿です。
お皿は胴体を逆円錐形に立ち上げてから胴体を倒して平らにします。
上広がりの筒状に上げてから広げるのです。もう少し胴体を倒せるのですが、
慣れないとへたってしまうので、ほどほどのところでストップしてます。
要領がわかり慣れてきたらもう少し倒して平らにしましょう。2月の作品です。

 


手びねりの基礎コースでは、この「玉づくり」
の次に「タタラづくり」と「紐づくり」を行います。
次も橋本さんの手びねり基礎コースのカリキュラムの作品です。
「タタラづくり」で成形した小皿と「紐づくり」で成形したビアマグです。
小皿は縁を指で立ち上げて成形してます。13.5㎝と16.5㎝径です。

 




橋本さんは基礎コースを終えて中級コースに進級。中級コースでは、
最初は玉づくりで「飯碗」を、次に紐づくりを入れて「どんぶり」を制作。
玉づくりと紐づくりで成形したばかりの「どんぶり」をアップしましょう。
最初のは最初から胴体が広がって出来たものです。次のが、
筒形(逆円錐形)からコテで胴体を小刻みに広げて成形したものです。
筒状に立ち上げてから口縁を弓でカットして平らにします。そして、
口縁部を反らし広げて、次に胴体を広げてから形作りをします。
これが食器づくりの基本になります。ろくろと同じ手順です。

 

 


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拙著への「謝礼の手紙」をいただく

2024-03-22 23:02:55 | 陶芸の本
 
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 ■ 拙著への「謝礼の手紙」をいただく

最近、お二人の女性の方から
私の拙著『生活にうるおいを与える食器づくり/初版』
の注文をいただいた。北海道と東京にお住まいの方からです。
北海道の方はろくろを、東京の方は手びねりを行ってる由。

先にお送りした北海道の方からご丁寧にも謝礼の手紙をいただいた。
爽やかない気分になったのでご紹介させていただくことにした。

 「・・・本を送って頂きありがとうございました。
  とても嬉しかったです。
  こんな本が欲しかった。そんな指導をして欲しい、
  そう思わせる大切な教科書となりました。・・・」


としたためられていました。
拙著に込めた私の想いが伝えられたようで充足した気分になりました。

私の拙著は、“なぜそうするのか” を説明しながら、
作陶の仕方を書いた「陶芸の手引書(マニュアル)」なのです。
解説した通りに行うと、なるほどと “納得できる” と思います。
作陶の基本を論理的に詳述した書物としては唯一のものかも知れません。
少し買いかぶっていますけれども・・・。

一般的に陶芸は、先生が実際にやって見せて、
「こんな要領でやるんです」「あとは同じように作つて下さい」
と言うような教え方が多いではないかと思いますが、
一つひとつに基本があります。基本を知らないと時間がかかります。

理に叶ったやり方を行うと、脳から指令が発せられ、
それがすぐに体に伝わり、手に伝わり、そして、
陶土に伝わり、整った作品ができるのです。
体で覚えるのではなくて、頭で覚えるのです。
理に叶ってるので短期間で上達します。

頭で理解して理に副ったやり方をして欲しい。
それがこれからの陶芸のあるべき道ではないかと思っています。
手びねりの手法も、ろくろ挽きの手法も同一の手法なのです。
手びねり~ろくろまで一貫した手法を説いた手引書です。
この一貫した手法を私は僭越ながら『陶道』と命名しています。

東京でも基本を教える教室はほとんどありませんでしたが、
いろいろ探しましたが、私は四つの教室に通いました。

最初に富士五湖の山中湖にあった「陽だまり工房」で陶芸に出会い、
東京の原宿の陶芸教室「アートスペース」に通うようになり、次に、
渋谷道玄坂にあった「ジック・セラミック・スタジオ」で手びねりの基本を学び、
その後、新宿西口の「新宿陶房・一穂窯」でろくろと焼き締めに取り組みました。
また、東京を離れる直前には東京芸大の陶芸の講習会にも延べ 3カ月間ほど通っていました。

陽だまり工房の先生は笠間焼で修業した人でした。
ジック・セラミック・スタジオの先生は東京芸大出身の女性でした。
新宿陶房の先生は高齢でしたが、昨年も 94歳かで全陶展で入賞してましたね。
今は四つの教室ともありません。先生が引退されています。
東京芸大の講習会でアシストしてくれた芸大生(大学院生)が
福岡の小石原焼きの人気の窯元 “翁明窯” の二代目の鬼丸さんでした。
その後、伝統工芸展で入賞した作品が宮内庁お買い上げになってましたね。

これらの教室で学んだことや、参考書などで学んだこと、
私の経験や知見を入れて纏め上げたのがこの拙著なのです。

作陶のやり方を文章で記述するのは大変難しかったのですが、
理屈を知ってほしいと思って書き下ろした自費出版本なのです。

出版会社は、最近はネット広告でもよく見掛ける
「ブイツーソリューション」(お手軽出版ドットコム)と言う名古屋の自費出版会社です。
目次から本文までパソコンの原稿通りに印刷されてます。校正も全て自分でやるので大変でしたが、
出版会社の担当者が一字一句の修正や改行まで迅速に対応してくれたので想い通りの本になりました。

費用も他社よりもかなり安くできたのですが、
発行部数が少ないので単価は @5,000円になりました。
本の価格は市販の参考書の相場に合わせて @1,400円にしてます。
(初版は在庫が若干あるので郵送料込みで @1,000円でお分けしてます)
(初版の 63頁の上から三行目の 「“口辺”・・」 は誤記ですので抹消して下さい)

理に叶った陶芸の手法を伝えたいと言う一心で自費出版したものです。
熟読していただくと役に立つことが10個も20個もそれ以上あるかと思います。

ただ、文章だけで説明した著書なので、最初は少し解りづらいかも知れません。
“マンツーマン” で学べるように解説を行っていますので、じっくりと読んで、
一つひとつ実行していただくと早く上達できるのはないかと思います。
有意義に活用して下さい。

尚、改訂版の方はすぐに売り切れてしまいましたが、改訂版は
初版とページ数は同じなのですが、若干補足修整をしています。
補足した内容はブログの「手びねりの基本」と「ろくろの基本」シリーズ
にも記載してますので、ブログの記事も併せて参考にして下さい。
ブログでは実演写真もアップしてますので、スーッと頭に入ると思います。

終わりに経験的なことですが、
ろくろを始めると食器がたくさん出来ます。
上手になると食器がたまって陶芸を止める人がいますので
ほどほどの作品が出来るようになったら、出来るだけ作品を
知人たちにあげるようにして下さい。貰った人も喜んでくれます。
それなりの作品になってますから。作品展などもいいですね。
これがろくろを長く楽しみ、長く続けるために大事なことです。

因みに、手びねりの場合は作品も増えませんし、食器だけでなく、
創作的な作品づくりもできるので、長く続けられるようです。
手びねりでは、同寸同型の作品づくりや、沢山作るのは難しいですが、
作陶中に「いろんなアイディアが浮かんでくる」ので楽しいものです。
ろくろは体で作るもの。手びねりは頭で作るものと言う感じです。
ろくろだけでなく、手びねりにも取り組んでほしいと思います。

また、手びねりでも回転を入れて成形できるようになると、
ろくろ挽き作品と遜色のない食器ができるようになります。





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雪の妖精 “シマエナガ” の小皿

2024-03-19 22:16:33 | 小皿、中皿、大皿
 
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 ■ 雪の妖精 “シマエナガ” の小皿

今回の 2月の新作は、
可愛い雪の妖精 “シマエナガ” の小皿。
冬の北海道でしか見られない大人気の小鳥です。
ふっくらとした体に白い羽毛! つぶらなやさしい瞳!
誰もが好きになる小鳥。川野さんのタタラづくり作品です。




1月もシマエナガの小皿を 5枚作っていたのですが、
2枚ほどにキズが入ったので再度作り直したのです。
キズがあっても可愛い。これは普段使いに。13.5㎝径。

 


そして、雪をイメージするようなブローチなども作っていました。
裏に金具を付けて完成に・・・。上品さを演出する。




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小さなギャラリーをオープン!

2024-03-16 23:25:36 | 作品の展示販売
 
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 ■ 小さなギャラリーをオープン!

イラストレーターの なかむら葉子さんが自宅に
ギャラリーをオープンする。オープンは来週の土曜日(3月23日)。
小ぢんまりとしたお店のようだが、自作の陶芸品やイラスト作品を展示販売。
営業は土曜日のみとのこと。土曜日だけの限定だ。11時~17時まで。これもいいかも。
みなさん、ちょっと覗いてみませんか。お気に入りのものが見つかりますよ。

 


お店の名前は “hocoraショップ” です。場所はこちら。
マップで。(TEL:097ー514ー5166)

 


なかむら葉子さんは全国区で活躍中です。人気テレビ “プレバト” の
夏井いつき著書の『365日季語手帖』の表紙と挿し絵も毎年描いています。
雑誌の村上春樹特集でも挿し絵を描いています。一昨年の大分のトキハデパートの
カレンダーも葉子さんのイラストです。大分県の観光ポスターにも採用されてます。
今年の愛媛県の伊方原発のカレンダーも葉子さんのイラストです。

 


今回のブログの 2月の陶芸作品は なかむら葉子さんの作品から。
先ずはお店の看板になってる作品です。品のある風合いに焼き上がりましたね。
もう 1枚は素焼時に亀裂が生じたのものだが焼き上がりの風合いがいいのでアップしよう。
その他にも手びねりの素朴な器や、ご主人がろくろ挽きしたお皿にもイラストを描いています。

 

 

 

 

 


 ※ 生徒さんへ
  素焼きをしましたので釉掛けに来て下さい。
  明日の夜に本焼きを行います。窯出しは20日(水)の昼頃です。



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初版ですが、ページ数は改訂版と変わりません。


手びねりからろくろ挽きまでの一貫した手法を
知りたい方には大変参考になる内容になっています。

陶芸の手法を文章だけで論理的に解説した国内唯一の作陶の入門書です。
ただ、作陶の手順を易しくかみ砕いて記述しましましたが、
文章だけの説明ですので初心者の方には理解しづらいかも知れません。
初心者の方は最初は市販の参考書などを見られる方がよいかも知れません。
写真や、絵、イラスト付きの素敵な作品が掲載された入門書です。
それらの市販の参考書にはお薦めするようなものもないですが、
陶芸とはどんなものなのかを知ることが出来ます。

陶芸をやってみて、ある程度分かってきて、
「何か違うなあ・・・」 とか、「基本から学び直したい」 とか、
「もう少しステップアップを図りたい」 「理に叶った陶芸をしたい」
と思われたら拙著を読んでみて下さい。目から鱗が落ちます。
ためになる役に立つ本格的な陶芸の作陶の手引書です。
基本となる手法を知ってもらうために書き下ろした教則本です。

毒舌な言い方になるが、市販の陶芸の入門書は
ためになることが一つか二つしかないように思うが、拙著には
八つや九つかそれ以上あるように思うのは買い被りであろうか。
一度は読んでみることです。それを生かすかどうかはあなた次第です。

ブログにも 「手びねりとろくろ挽きの作陶の基本」 を開示しましたが、
この本は、さらに詳しく論理的に解説した内容になっています。
ブログのカテゴリーの 「陶芸の基本」 の記事も閲覧者が大変多くなっています。
このカテゴリーはブログのベスト閲覧シリーズになっています。
粘土細工的でないオーソドックスな陶芸が普及することを願っています。

因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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  自由に押せるといいのですがね・・・。教室の生徒さんも押せないので残念がっています。

 私のブログは陶芸ジャンルですので、Goo-ブロガーさんの訪問が少なく、
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