陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
  大分市南春日町12の8
  電話 097‐545‐3581

拙著への「謝礼の手紙」をいただく

2024-03-22 23:02:55 | 陶芸の本
 
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 ■ 拙著への「謝礼の手紙」をいただく

最近、お二人の女性の方から
私の拙著『生活にうるおいを与える食器づくり/初版』
の注文をいただいた。北海道と東京にお住まいの方からです。
北海道の方はろくろを、東京の方は手びねりを行ってる由。

先にお送りした北海道の方からご丁寧にも謝礼の手紙をいただいた。
爽やかない気分になったのでご紹介させていただくことにした。

 「・・・本を送って頂きありがとうございました。
  とても嬉しかったです。
  こんな本が欲しかった。そんな指導をして欲しい、
  そう思わせる大切な教科書となりました。・・・」


としたためられていました。
拙著に込めた私の想いが伝えられたようで充足した気分になりました。

私の拙著は、“なぜそうするのか” を説明しながら、
作陶の仕方を書いた「陶芸の手引書(マニュアル)」なのです。
解説した通りに行うと、なるほどと “納得できる” と思います。
作陶の基本を論理的に詳述した書物としては唯一のものかも知れません。
少し買いかぶっていますけれども・・・。

一般的に陶芸は、先生が実際にやって見せて、
「こんな要領でやるんです」「あとは同じように作つて下さい」
と言うような教え方が多いではないかと思いますが、
一つひとつに基本があります。基本を知らないと時間がかかります。

理に叶ったやり方を行うと、脳から指令が発せられ、
それがすぐに体に伝わり、手に伝わり、そして、
陶土に伝わり、整った作品ができるのです。
体で覚えるのではなくて、頭で覚えるのです。
理に叶ってるので短期間で上達します。

頭で理解して理に副ったやり方をして欲しい。
それがこれからの陶芸のあるべき道ではないかと思っています。
手びねりの手法も、ろくろ挽きの手法も同一の手法なのです。
手びねり~ろくろまで一貫した手法を説いた手引書です。
この一貫した手法を私は僭越ながら『陶道』と命名しています。

東京でも基本を教える教室はほとんどありませんでしたが、
いろいろ探しましたが、私は四つの教室に通いました。

最初に富士五湖の山中湖にあった「陽だまり工房」で陶芸に出会い、
東京の原宿の陶芸教室「アートスペース」に通うようになり、次に、
渋谷道玄坂にあった「ジック・セラミック・スタジオ」で手びねりの基本を学び、
その後、新宿西口の「新宿陶房・一穂窯」でろくろと焼き締めに取り組みました。
また、東京を離れる直前には東京芸大の陶芸の講習会にも延べ 3カ月間ほど通っていました。

陽だまり工房の先生は笠間焼で修業した人でした。
ジック・セラミック・スタジオの先生は東京芸大出身の女性でした。
新宿陶房の先生は高齢でしたが、昨年も 94歳かで全陶展で入賞してましたね。
今は四つの教室ともありません。先生が引退されています。
東京芸大の講習会でアシストしてくれた芸大生(大学院生)が
福岡の小石原焼きの人気の窯元 “翁明窯” の二代目の鬼丸さんでした。
その後、伝統工芸展で入賞した作品が宮内庁お買い上げになってましたね。

これらの教室で学んだことや、参考書などで学んだこと、
私の経験や知見を入れて纏め上げたのがこの拙著なのです。

作陶のやり方を文章で記述するのは大変難しかったのですが、
理屈を知ってほしいと思って書き下ろした自費出版本なのです。

出版会社は、最近はネット広告でもよく見掛ける
「ブイツーソリューション」(お手軽出版ドットコム)と言う名古屋の自費出版会社です。
目次から本文までパソコンの原稿通りに印刷されてます。校正も全て自分でやるので大変でしたが、
出版会社の担当者が一字一句の修正や改行まで迅速に対応してくれたので想い通りの本になりました。

費用も他社よりもかなり安くできたのですが、
発行部数が少ないので単価は @5,000円になりました。
本の価格は市販の参考書の相場に合わせて @1,400円にしてます。
(初版は在庫が若干あるので郵送料込みで @1,000円でお分けしてます)
(初版の 63頁の上から三行目の 「“口辺”・・」 は誤記ですので抹消して下さい)

理に叶った陶芸の手法を伝えたいと言う一心で自費出版したものです。
熟読していただくと役に立つことが10個も20個もそれ以上あるかと思います。

ただ、文章だけで説明した著書なので、最初は少し解りづらいかも知れません。
“マンツーマン” で学べるように解説を行っていますので、じっくりと読んで、
一つひとつ実行していただくと早く上達できるのはないかと思います。
有意義に活用して下さい。

尚、改訂版の方はすぐに売り切れてしまいましたが、改訂版は
初版とページ数は同じなのですが、若干補足修整をしています。
補足した内容はブログの「手びねりの基本」と「ろくろの基本」シリーズ
にも記載してますので、ブログの記事も併せて参考にして下さい。
ブログでは実演写真もアップしてますので、スーッと頭に入ると思います。

終わりに経験的なことですが、
ろくろを始めると食器がたくさん出来ます。
上手になると食器がたまって陶芸を止める人がいますので
ほどほどの作品が出来るようになったら、出来るだけ作品を
知人たちにあげるようにして下さい。貰った人も喜んでくれます。
それなりの作品になってますから。作品展などもいいですね。
これがろくろを長く楽しみ、長く続けるために大事なことです。

因みに、手びねりの場合は作品も増えませんし、食器だけでなく、
創作的な作品づくりもできるので、長く続けられるようです。
手びねりでは、同寸同型の作品づくりや、沢山作るのは難しいですが、
作陶中に「いろんなアイディアが浮かんでくる」ので楽しいものです。
ろくろは体で作るもの。手びねりは頭で作るものと言う感じです。
ろくろだけでなく、手びねりにも取り組んでほしいと思います。

また、手びねりでも回転を入れて成形できるようになると、
ろくろ挽き作品と遜色のない食器ができるようになります。





大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
下記の教室案内をクリックしてご覧下さい。


こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
第二版のリユース本には当時、5,000円のプレミアムが付きました!!
最近では、7,282円まで高騰しています。不朽の名著に・・・。

<補足> アマゾンで通信販売をしてる時に、クチコミに
嬉しいコメントをいただいていますので記載させていただきます。

「陶芸の最も基本的な所から、
比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、
かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。
少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。
作品集もどれも素敵ですね。」


どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます! 


≪陶芸の基本シリーズ連載記念の特典≫
自費出版した 『生活にうるおいを与える食器づくり』 の
改訂版は完売しましたが、改訂前の初版の在庫も残り少なくなりました。
ほしい方がおられましたら出精価格でお分けします。

定価は @1,400円ですが、硬貨だとかさばるので、
お札で、送料込みで @1,000円にします。
初版ですが、ページ数は改訂版と変わりません。


手びねりからろくろ挽きまでの一貫した手法を
知りたい方には大変参考になる内容になっています。

陶芸の手法を文章だけで論理的に解説した国内唯一の作陶の入門書です。
ただ、作陶の手順を易しくかみ砕いて記述しましましたが、
文章だけの説明ですので初心者の方には理解しづらいかも知れません。
初心者の方は最初は市販の参考書などを見られる方がよいかも知れません。
写真や、絵、イラスト付きの素敵な作品が掲載された入門書です。
それらの市販の参考書にはお薦めするようなものもないですが、
陶芸とはどんなものなのかを知ることが出来ます。

陶芸をやってみて、ある程度分かってきて、
「何か違うなあ・・・」 とか、「基本から学び直したい」 とか、
「もう少しステップアップを図りたい」 「理に叶った陶芸をしたい」
と思われたら拙著を読んでみて下さい。目から鱗が落ちます。
ためになる役に立つ本格的な陶芸の作陶の手引書です。
基本となる手法を知ってもらうために書き下ろした教則本です。

毒舌な言い方になるが、市販の陶芸の入門書は
ためになることが一つか二つしかないように思うが、拙著には
八つや九つかそれ以上あるように思うのは買い被りであろうか。
一度は読んでみることです。それを生かすかどうかはあなた次第です。

ブログにも 「手びねりとろくろ挽きの作陶の基本」 を開示しましたが、
この本は、さらに詳しく論理的に解説した内容になっています。
ブログのカテゴリーの 「陶芸の基本」 の記事も閲覧者が大変多くなっています。
このカテゴリーはブログのベスト閲覧シリーズになっています。
粘土細工的でないオーソドックスな陶芸が普及することを願っています。

因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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  自由に押せるといいのですがね・・・。教室の生徒さんも押せないので残念がっています。

 私のブログは陶芸ジャンルですので、Goo-ブロガーさんの訪問が少なく、
  多くても一日 20人くらいの感じですが、Goo-ブロガーさんからいただく “いいね” などの
リアクションは生徒さんたちの励みにもなっています。ありがとうございます!

コメント

文庫本の出版を夢みる!

2020-10-18 00:36:36 | 陶芸の本
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定期検診で病院に行った後に、久し振りに本屋に立ち寄った。
読書は苦手なのだが、ブログを始めてから随筆の本が気になりだした。
産経新聞の読書欄に推奨されているエッセイ本をたまに買って読む
ようになった。とは言っても買って読んだ本は5,6冊程度しかない。

森下典子著 『日日是好日』、幸田文著 『父・こんなこと』、
向田邦子著 『父の詫び状』、曽野綾子著 『夫の後始末』、
阿刀田高著 『日本語の冒険』 程度だ。たまにだが
週刊文春の林真理子のエッセイも参考に読んでいる。

最初に買った森下典子著作 『日日是好日』 には刺激を受けた。
ちゃっかりと真似してブログに陶芸の 『日日是好日』 を連載した。
昨年の 1月から 49回に亘って連載して今年の 7月21日に完結した。

阿刀田高の著作集の 『日本語を書く作法・読む作法』 も気になって
探してるのだがなかなか見付からない。この日は大分駅ビルの
紀伊国屋書店を覗いてみた。ここにもなかったが,,,新聞広告に出て
いた又吉直樹著の新刊文庫本 『東京百景』 が平積みされていた。

又吉直樹が芥川賞を受賞した時に、 『花火』 を読んでみようか
と思って、書店で 1、2頁ほど立ち読みしたのだが買ってない。
何となくストーリーものに興味がないのだ。最近は視力も落ちてきて
本なども読みづらい。小さな字で書かれてるブログなども読めない。

この時は、山積みされていた 『花火』 の棚から少し離れた所に、
又吉直樹が書いた 『第2図書係補佐』 と言う文庫本があった。
本の帯に引かれた。「小説家・又吉直樹はここから生まれた!!」

ピース又吉が好きな本を紹介したコラムである。短編で読み
やすそうなので、この文庫本 『第2図書係補佐』 の方を買った。

色々な本の読後感が巧みな表現で書かれていた。文章も上手い。
こういう本を読んで、こんな風に捉えて、自分に結びつけるんだ。
たいしたもんだなと思った。なるほど芥川賞をとる人は違うなと思った。

紹介されていた本の中で読んだことがある本は 2冊しかなかった。
昔、読んだ 『キッチン』 と、孫へ贈った際に読んだ 『銀河鉄道の夜』
だけだった。紹介されてた本は 47冊だったがコラムに興味を惹かれた。

そんなことで、ピース又吉の本には多少関心を持っていたのです。
この文庫本 『東京百景』 も短編で面白そうだったのですぐに買った。
かわいい表紙カバーだ。一瞬、又吉?! と思ったのだが本人ではない。



のんのかわいい横顔である。なぜ、本人でなく のんなのだろう。
本屋を出てから行きつけのコーヒー店 ・ ドトールに立ち寄った。
2階の窓からモダンな大分駅が見える。左には青空が広がっている。
香ばしいコーヒーを口にふくみ、早速買った本を手に取り開いた。
文庫本は手軽で読みやすい。手触りもいい。目も肩もこらない。

ふと、自分も 『陶芸読本』 という文庫本を出したいなと想った。
5年前に 『生活にうるおいを与える食器づくり』 と言う本を自費
出版したが、これを文庫本にすれば多くの人に、手軽に読んで
もらえるのではなかろうか。文庫本にしたいなと思ったのです。

拙著は、陶芸の基本の手法を文章だけで解説した手引書だが、
最近読み返してみても、なかなか上手に書けてるなと感心する。
自画自賛と言うところだろうが、文庫本に出来るといいなあ・・・。

市販の陶芸の参考書やユーチューブを見るとがっかりするような
内容のものがおおいが、私が文章だけで綴った陶芸の手引書を
文庫本にすれば、手軽に読んでもらえて、陶芸を始める多くの
人の参考になるだろう。陶芸の基本を伝えられるのではないか、
作陶の基本を知ってもらえるのではないだろうかと思ったのです。
こんな文庫本の陶芸の 「作陶の実用書」 があってもいいな~。
手軽で読みやすい文庫本 『陶芸読本』 の出版を夢見たのです。


近々、このブログに、
『陶芸の基本の作り方(元祖陶芸?! 目から鱗が落ちる!)』
を連載するつもりだが、こんな夢を抱きながら連載をしたい。

すぐに連載を始める予定だったが、『作品回顧展』
の連載を始めたので、もう暫らく先になりそう。

生徒さんの過去の素敵な作品をブログに紹介したかったのと、
この作品の紹介が連載を予定している 『陶芸の基本の作り方』
の手法の裏付けになるのではないかと思えてきたのです。

もう暫らく、生徒さんの素敵な過去の作品をアップしてから
この 『陶芸の基本の作り方』 の連載を併行して書いて行こう。
乞うご期待を??!

話はもとに戻るが 『東京百景』 の短いコラムも面白かった。
下積み時代の苦労が絶妙な筆致でユーモアに描かれている。
私は東京・中野に住んで半世紀、東京を離れて10幾年。懐かしい。


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大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。


☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
  こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
  アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
  アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
  リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!

  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著は 令和元年10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


先日も現金書留でご注文をいただきました。有り難うございました。
生徒さんもこの名著を時々読み返してね。復習になりますよ。
いいことが書いてあるよね! 道理にかなった技法。それが陶芸です。
 
     ※ 令和 2年1月16日から
     「いいね」 などの表示ボタンもアップしてみました。
    下のどれをクリックしてもブログ画面は変わりませんが、
    Goo ブロガー以外の方は、ログインが必要になるようです。
    誰でもオープンに参加できると、いいんですけどね ・・・。
    限定されるようです。ブログキャリアが二年と浅いことも
    あり Goo ブログの訪問者が少ないのが、至極残念ですが、
     「いいね」 ボタンがクリックされてると嬉しいです!

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    最敬礼です!! 他の陶芸ブログも参考になると思いますよ。


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自費出版した 「陶芸の実用書」

2018-11-18 00:15:25 | 陶芸の本
私は陶芸の基本を伝えたいと思って陶芸教室を開きました。そして、作陶の基本を知ってほしいと思って陶芸の本を自費出版しました。読んでびっくりの陶芸の実用書と言えるかも知れません?!・・・不朽の名著に??!!

『生活にうるおいを与える食器づくり ~陶芸へのいざない~ 』 という拙著です。文章だけで書いた本ですので、先ずは、ざ~っと一読されることをお勧めしています。どちらかといえば、少し陶芸の経験のある方に向いています。文章だけで説明していますので、初心者の方には少し分かりづらいかも知れません。口絵には参考にしていただけるように生徒さんの作品を47点ほど載せています。陶芸教室の講師の方たちにもぜひ読んでもらいたい本です。

私は陶芸の本だけは70冊くらいは持っています。書店や図書館などを含めると200冊以上は読んでると思います。読書をすることが少ない私としてはかなりの数です。本を出版した動機は、市販されてる陶芸の本が、総じて知りたいことが書かれてないように思えたからです。それでは自分で書いてみようと思い立ったのです。

この本は作陶の手引書です。実用書です。一読していただくと、多分? たぶん?? 目からウロコが落ちるのではないでしょうか?! いく枚かポロリと落ちてるのでは・・・?!!

アマゾンや楽天で通信販売をしています。まだ2,3冊くらいは残っていると思います。手元にもまだ少しあります。ただ手持ちも残りが10冊ほどになりました。定価は @1,400円(税別) です。もとより赤字の出版です・・・ちみに原価は@4,232円です。

又、陶芸用具店のオーナーから、 『陶芸教室の開き方』 の本も書いて下さいと熱望されてますが、この本を読んでいただければ陶芸教室が開けます。そういう内容の本です。




<追記>
作陶の基本を知って欲しいという一念でこの拙著を書きました。四苦八苦して書き下ろした本です。そういう想いが伝わったのでしょうか、 「クチコミ」 に嬉しいコメントをいただいています。下記に記載させていただきます。

■ クチコミ コメント

☆☆☆☆ 4.0    2016-04-18
陶芸に関する本を探していた時にこの本を見つけ、一度読んでみようと思い購入しました。やきものに関するちょっとした知見なども記載されており、初心者の方や今から陶芸を始めてみようと考えている方にもおすすめの本です。

☆☆☆☆☆ 5.0   2016-02-18
陶芸の最も基本的な所から、比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。作品集もどれも素敵ですね。

☆☆☆☆☆ 5.0   2016‐10‐28
定年に向けて何か趣味が欲しいと思っていて、陶芸なんてどうだろうと考えて参考にしようと購入しました。本を読んだだけなのですが、やっぱりとっても楽しそうだしこのまま近くの陶芸教室へいざなわれてみようと思います。





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夕陽で思い出す

2018-10-12 00:15:10 | 陶芸の本


教室の生徒さんのイラストレーター なかむら葉子さんが描いた新年度の トキハ デパートのカレンダーを教室に飾ってますが、穏やかな夕陽が左の窓から注いできました。ひまわりが大きく花開いています。この窓際に布の背もたれが付いた古い椅子があるのですが、窓から差し込んでくる夕陽で思い出しました。

1年前になりますか・・・工芸ブログランキングでもトップを走っている土びと作家の可南さんが絵本を自費出版されました。私も陶芸の実用書を自費出版してたので先輩風を吹かし出版前にコメントを入れました。出版と同時に購入もしました。そして、この椅子に座って届いた陶人形の絵本を開いて眺めていました。暖かな夕陽に包まれながら素敵な陶人形が絵本から飛び出してくるようでした。

早速、出版社に読後感を入れました。この読後感もポストカード付のキャンペーンが終わるとともに消去されてしまいました。絵本はその後も販売促進をされておられます。懐かしく思い出されたので、読後感を下記へ再アップしてみました。こういうことが出来るのもブログなのかな・・・。

■ 読後感
注文をして待っていた、つちびとの絵本 『泥の水へとかかる虹』 が手元に届いた。
椅子にもたれながら、つちびとの陶人形写真と、つちびとの語りをみていた。
窓越しに西日が差してきた。入り日につちびとの写真絵本をそれとはなくかざしてみた。
夕陽の色に映えて、つちびとたちがアニメのように明るく浮かびあがってきた。
つちびとの温もりが伝わってきた。思わず感嘆した! じつにいい・・・。

秋の夕陽のおだやかな光が、つちびとたちの淡い色調とその柔らかな造形を引き立ててくれる。
素材の粗めの土の質感もいい。実物のつちびとたちをじかに観てるようだ。
つちびと陶人形作家の可南さんが求めてきたものは、これなんだろうなと感じ入った。

そして、 「命があるから私たちがあるよ。命があるからあなたたちもいるよ」
そんなように陶人形のつちびとたちが “命の力” について優しくやさしく語りかけてきた。

私は、この素敵な絵本を8人の孫たちにも3冊贈ることにした。
孫たちは陶芸が大好きだ。つちびとの優しさを感じとってくれるといい。
一番下は3歳だが、たとえ、いま分からなくても分かるときがくるだろう。
忘れないでほしい、歩んだ道を・・・ありがとう! とともに・・・。




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