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禿げた頭に、水をちょんちょん

2012-10-18 00:02:05 | 日常のあれこれ
もうだいぶたってしまったが、9月22、23日と夫の従兄弟の通夜と葬儀があった。

仏式で、川崎の総持寺から住職がいらして調布の葬儀場で行われた。

葬儀という場、みな厳粛な顔をして
決して笑ってはいけない雰囲気なのだが、

この厳粛な式の中で
ご住職が、コップに入った水を菊の葉っぱにつけて、
ご自分の頭にちょんちょんと載せるようにする場面があった。

今までこういう場面を見たことがなかったので
急に目が覚めたかのように、注目してその後の成り行きをみていた。

お通夜の時は、そうだったのだが
翌日の告別式の時は、観音帽(これも後で教えてもらった名前)をかぶっているので
帽子の上から水をかけるのかな?どうするんだろうと

式の間中気になっていたのだが
うまくしたもので、その場面になったら、若いお坊さんがさっと近づき
後ろから帽子をとりあげ、そして禿げた頭にちょんちょんと水を載せ

終わると、また何事もなかったかのように、若いお坊さんが帽子を載せた。

以前、総持寺での法要の時、沢山のお坊さんが、鉦をたたいたりしながら
マスゲームのように行進するのを見て、宗派によって法事も随分違うと思ったものだった。
この時も、お経の間中鉦や太鼓をならして、賑やかだった。

例によって、何でも聞かずにいられない夫は、
焼き場でお骨があがるまでの間に、お坊さんに近づき、

あの鉦や太鼓はどこでたたくのか、覚えているのか、
それとも、お経に書き入れたりするんですか?とか
あの頭にちょんちょんとやるお水はどういう意味があるんですか?とか

お経に書き込む人もいれば、覚えている人もいるという答えと、
あのお水は、洒水といってと、説明を受けていた。

あとで、親戚の皆が、あれは初めて見た。
お通夜で不思議な儀式だと思っていたが、

告別式では帽子をかぶっていたので、どうなることだろうと思っていたら
小僧さんがひょいと帽子をとったので、笑いそうになって
こらえるのに困ったと、同じ感想をもっていた。

ガンで12年もの闘病生活を送った夫の従兄弟の思い出と一緒に
あの、頭にちょんちょんは、いつも話題になるのだろう。


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