ど根性系障害者は頑張って生きていくぞ!!!~高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害とともに~

交通事故で負わされた高次脳機能障害等とともに3年ぶり復職できたけど、次の目標を探しながらまだまだ頑張る奮闘ブログです。

社労士は公務災害の手続きはできないんだよね

2013年03月23日 18時28分52秒 | 日記

 礼さんのブログに社労士にダマされそうになった人のコメントがありました。

 やっぱり、社労士とか、○○士っていうのはだまされちゃいますよね。

 僕も最強弁護士さんの前に、変な弁護士に騙されそうになりましたからね。



 話は社労士の方に戻して、うちも、僕の意識が戻らなかった頃、
加害者側の損保会社の悪巧みに引っかかりそうになったんですよね。

 僕は、通勤中、信号無視野郎に轢かれて、高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害者にされた公務員です。

 だから、民間企業で言えば労災ですけど、僕は地方公務員なので公務災害なんです。

 日本は法治国家だから、地方公務員法があるんですけど、社労士法とか弁護士法もあるんですよ。

 で、社労士は、公務災害の手続きはできない、って、社労士法で決まってるんです。

 それなのに、僕が意識不明だったころ、うちの奥さん、加害者側の損保会社の悪巧みに引っかかったんです。

 委任状だか同意書らしきものに署名捺印させられてたんですよね。

 幸い、当時の僕の上司がそれを見破って、っていうか、
「そんなもの受け取ることができない」って防いだから助かったんですけどね。

 僕の意識が回復したころ、「その署名捺印した原本を返せ!」ってその社労士を自宅に呼び出したんです。



 でも、その社労士さんも、すごくいい人で被害者だったんですよね。

 僕が、「社労士が公務災害の申請をすることは違法なんです」って教えてあげたら、お礼を言われちゃいました。

 その社労士さん、以前も、その損保会社に騙されたことがあったんですよね。

 その時の状況を切々と話してくれました。



 その社労士さんが言うには、「その損保会社に、被害者の委任状を渡されて頼まれたことがあったんです。
で、その書類をもって、その被害者の勤務先の市役所に行ったら、受け付けてもらえなかったんですよ。
社労士がやることは違法だったから、受け付けてもらえなかったんですね。
被害者さんなのに教えてくださって、どうもありがとうございます。」って・・・。

 その社労士さん、僕のオヤジより少し若いかなっていうかんじのおじいちゃんなんです。

 たぶん、社労士の資格を取るときに社労士法を勉強したのかもしれないけど、
実際、社労士の仕事をしているとき、公務員が依頼しないから、知らなくても、それで済んでたんですよね。



 でも、加害者側の損保会社が、意識不明の被害者の家族はあたふたしてるはずですよね。

 その被害者側の家族に、委任状とか同意書を出して、「これに署名捺印して」って言うんですよ!

 そんなこと言われれば書いちゃいますよね。

 僕の奥さんは、そんな状態の時に、書かされちゃったみたいなんですよねぇ。



 だから、僕は損保会社のCMは大嫌いなんですよ。

 テレビでCMやってるのは、僕を轢いた加害者側の損保会社のCMじゃないですよ。

 だけど、「値段が安くて、加害者になったときに安心して全部任せられる」っていうのをアピールしてるんですよ。

 被害者のことをぜんぜん考えていないから、大嫌いなんです。



 前も書いたような記憶があるんだけどアメブロだったかなぁ・・・。

 クルマを運転してて一番慌てるのは、事故の時ですよね。

 で、特に慌てるのが加害者になったときです。

 そんなときに、全部損保会社に任せて安心してられるんですか?ってことです。

 僕を轢いた信号無視野郎とその一味がそうでしたよね。

 僕が意識不明の頃は、よく病院に来てたみたいなんですけどね、たくさんの生菓子を持ってきて・・・。

 後でこの話を聞かされた僕は、意識不明の被害者がそんなもの食える分けねえだろ!!って思いましたよ。

 意識回復してからは1回しか来ませんでしたよ。

 面会時間も終わり間際の8時ころかな、生菓子みたいなのをたくさん持ってきましたよ。



 はぁ~、そんなことから3年も経ったんだなぁ~。

 バリバリの障害者は復職しましたけど、やっぱり症状てんこ盛り障害者だ~!





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぐぐったらここに (よっちゃん)
2013-03-24 10:24:04
おはようございます

早速ですが、こうじさんを守ったアドレスって何のことでしょうか。メカに弱いものですので。

ところで、社労士さんのこと、公務災害の申請手続きはできないとの指摘はそうかも知れませんね。ぼんやりとですが、そう言われればそうなのかな、って。
ただ、相談して良かったですよ。
考え方がすっきりしていましたから。

自分一人であれば、うんたらこんたら、私情を交えて余分なことを書いてしまうところでしたが、社労士さんの指摘で、そう言われてみればそうだ、と思ったことは収穫でした。
単純明快だったんです、私の場合は。

初めて取り組む公務災害のことなので、この社労士さんは知らなかったみたい。近い関係になったので今度教えてあげようと思っています。

こうじさんにはいろいろと教えてもらい感謝していますよ。ではでは







Re:ぐぐったらここに (こうじ)
2013-03-24 11:58:19
よっちゃん、こんにちは。

アドレスくんは僕のバイクで125ccのスクーターなんです。
125ccの4ストのスクーターでは最速なんじゃなかったかな。
だから、交番のお巡りさんが乗ってるスクーター、アドレスが多いですよ。

このアドレスくんが、身を張って、信号無視野郎のタイヤに巻き込まれながら、止めてくれたんです。
助けてくれたって言うか、逃げないように捕まえてくれたんです。

信号を見ていないような悪い奴だから、ひき逃げされることもあったんでしょうけど、それを止めてくれたんです。

僕が大事にしてた乗り物で、全損で廃車なんて初めてだったから、物凄く悲しかったんですよ。

あと、社労士さんは、基本的に労災関係を扱ってるから、経験と思いやりがあれば、知識は豊富で頼れる人ですよね。

でも、僕の場合地方公務員だから公務災害なんです。
公務災害は、 地方公務員災害補償法に則って手続するものなんです。
で、社労士は正式には社会保険労務士で、社会保険労務士法第二条に(社会保険労務士の業務)が規定されてるんです。
そこに、 地方公務員災害補償法がないから、公務災害の手続きをやることはできないんですよ。

ということを教えてあげたら、物凄く感謝されちゃいました。
基本的に社労士さんはいい人じゃないと困りますよね。
でも悪い奴もたまにいるんですね。

ということで、意識が戻って、許認可事務の意識が戻ってきたころのお話でした。
ではでは。

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