人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「新国立オペラ2018/2019シーズン」会員継続へ / 「飯野ビル ランチタイムコンサート」で惠藤幸子のピアノを聴く~シューベルト&ラフマニノフ「楽興の時」、ドビュッシー「喜びの島」ほか

2018年01月18日 08時02分49秒 | 日記

18日(木)。わが家に来てから今日で1205日目を迎え、トランプ米大統領が16日 大統領に就任して初めて受けた健康診断で「優良」の評価を受けたが、本人の希望で受けた認知機能の検査でも満点だった というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     任意で受けたのは「認知機能」の検査じゃなくて 「インチキ能」の検査じゃね?

 

                     

 

昨日、夕食に「生姜焼き」「生野菜と鶏むね肉のサラダ」「トマトとエノキダケとベーコンのスープ」を作りました 「生姜焼き」の生姜はレシピ通りチューブ入りのを使っています

 

     

 

                     

 

新国立劇場から「2018/2019シーズン『オペラ・プルミエ』座席継続案内」が届きました 新国立オペラの会員(シーズン通し券)には「プルミエ」「マチネ」「ホリデー」「ウィークデー」とありますが、「プルミエ」は各公演で複数ある公演日の中の初日公演のことです 私は2002年からずっと「プルミエ」会員で、同じ席(1階センターブロック・通路側)を継続してきました。ラインナップは下の手紙の通りですが、今回も公演内容に関わらず継続しようと思います

 

     

 

それにしても、いつも思うのですが、ラインナップの中に日本人の作曲家による作品(今回は「紫苑物語」)が入っているのは良いのですが、この手紙だけでは誰の作品か分かりません 注意書きで「キャストなどの詳細は会報誌ジ・アトレ2月号をご覧ください」と書かれていますが、その2月号がまだ届いていません これは毎年のことです。この手紙の中に作曲者名を入れるか、手紙を「ジ・アトレ2月号」と同時に発送するか、どちらかにして欲しいと思います しばらく待てば届きますよ、というのは分かりますが、不親切だと思います

 

                     

 

昨日、内幸町の飯野ビル・エントランスロビーで「飯野ビル  ランチタイムコンサート」を聴きました  今回の出演者はピアノの惠藤幸子さんです。惠藤さんは桐朋学園大学・同研究科を経て、モスクワ音楽院の研究科(6年間在籍)を修了、昨年帰国したばかりで、現地ではエリソ・ヴィルサラーゼに師事したとのことです 2015年第16回マリア・ユーディナ国際コンクール(ロシア)第1位ほか、内外の音楽コンクールで入賞歴のある実力者です このコンサートは音大を卒業して間もなくといった演奏家の出演が多いのですが、今回は70回目という記念すべき回を迎えたことから 実質的な実力のあるピアニストの出演者になったようです

プログラムは①シューベルト「楽興の時 作品94から1、3、5、6番」、②ドビュッシー「版画」=「塔」「グラナダの夕べ」「雨の庭」、③同「喜びの島」、④ラフマニノフ「楽興の時 作品16-1,4」です

 

     

 

このコンサートは、新イイノホールの完成を機にグランドピアノを新しいベーゼンドルファーに更新した際に、旧イイノホールに備え付けられていた古いベーゼンドルファー・インペリアルを何とか活用できないか、ということで、当時のK支配人を中心に検討した結果、ロビーコンサートを開いて活用することになったものです

昨日も昼休みのひと時 多くの人たちが椅子に座って、あるいは立ったままでピアノ演奏に耳を傾けました   私は椅子席の前から3列目の席がとれました。拍手の中 現れたのは上のチラシの写真にあるままの惠藤さんで、やや小柄ながらパワーがありそうな感じがしました

さっそくシューベルトの「楽興の時 作品94」から1、3、5、6番の演奏に入ります 惠藤さんはシューベルト特有のリズム感もよく 軽快に演奏しました  次いで、次に演奏するドビュッシーの「版画」について、第1曲「塔」は万国博覧会でインドネシアのガムラン音楽を聴いた印象から作った曲、第2曲「グラナダの夕べ」は、スペイン民謡からの引用がないのにスペインを見事に描き切っていると言われた曲、第3曲「雨の庭」はフランスの庭園に降り注ぐ雨が描写された曲、であるという説明をした後、演奏に入りました   3つの国の情緒を弾き分けた見事な演奏で、がなり立てるところがなく 節度を持って演奏する姿勢に好感が持てました

次いで、ドビュッシーの「喜びの島」について、ヴァトーの絵画「シテール島への船出」を観た印象を描いた作品であると解説し、演奏に入りました  惠藤さんは、きらめくような色彩感溢れる演奏で 愛の喜びを表していました

最後の曲はラフマニノフの「楽興の時  作品16」から第1、4番です   シューベルトの「楽興の時」と違って超絶技巧が求められる曲で、とくに惠藤さんの演奏で第4番を聴いていると、ショパンの前奏曲を聴いているような 激しい情熱を感じ取ることができました

惠藤さんは、アンコールにドビュッシーの「月の光」と「花火」を演奏しましたが、「月の光」のロマンティックな演奏と「花火」の超絶技巧の演奏との弾き分けが鮮やかで、この人はドビュッシーが一番好きなんだろうな、と思ったりしました

下のチラシの通り 今度の日曜日に神奈川県藤沢市で惠藤さんのリサイタルがあります 神奈川方面の方はお出かけになってみてはいかがでしょうか

 

     

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