こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
今回、本当は妄想的歴史探訪の方で「ヒミコ」の記事を書いている最中だったんですが、先日杉並区の保育所建設に地域住民が反対しているってなニュースをテレビで見まして、何だかいてもたってもいられなくなってしまって、今回はそのことについて書いてみたいと思います
「保育園落ちた 日本死ね!」
以前、一主婦のブログ(ヤラセ説もあるそうで)を国会で取り上げ、マスコミなんかも大騒ぎしたなんてことがあったんですが、これに関してはですね、乳幼児を抱えている共働き家庭の切実な思いってものには大いに共感するところであります
ただですね
「日本死ね」
はいけませんね
なぜなら、日本は素晴らしい国だからです
なぜ素晴らしいのか
それは天皇陛下があらせられ、皇室があるからです
この素晴らしい日本をダメにしているのは、一部の金に目のくらんだ亡者たちと、やはり金に目のくらんだ利権で動く政治家たちです
そしてそんな政治家を選挙で選び、野放しにし、いつの間にか金の亡者たちに取り込まれてしまっているている私たち国民一人一人なのです
天皇陛下は、そんな私を含めた愚民たちの平和と安寧を日々、祈っていらしゃるのです
天皇陛下の神事はとても一般人には耐えられない大変なお仕事です
自分のためではないからこそ、そのようなご負担の大きいお仕事をなさることができるのです
それについてはいずれまた
私たちはもっと学ばなくてはなりません
知恵をつけなくてはなりません
感性を磨かなくてはなりません
そうすれば自ずと天皇陛下があらせられる「素晴らしい国」を取り戻していける、小平次はそう信じております
さて、先日のニュース、杉並区がある公園の敷地の一部を取り壊し、そこにあらたに保育園を造るってな計画をたてたところ、近隣地域の住民が激しく反対して、行政と反対住民が言い合いしている集会の映像が流されたていたのです(ほぼ一方的な住民の抗議の映像でしたが)
他に代替地があるのなら、何も公園をつぶさなくても良いだろう、とも思えるんですが、このニュースで映っていた人達はですね、そんなんじゃないでしょう まあ決めつけちゃいけませんが…
「子供たちの遊び場を奪うのか!」
「区は譲り合ってと言うが譲っているのは子供たちと地域住民だけで、区は何を譲っているのか!」
パチパチパチパチ(拍手)
後から聞きましたが、保育所の必要性を訴える乳幼児を抱えた母親に反対派からヤジまで飛んでいたそうです
今、日本人の平均年収は400万前後です
平均ですからもっと少ない人たちもたくさんいるわけです
でしたら
当然共働きですね
小平次は以前それなりに稼いでいた時もありましたが、一時没落しましてね、まあ今も大変ですが、その没落した時期に丁度子供が保育園に行くような歳でした
それまで専業主婦だった女房殿も働きに出なきゃいけなくて、保育所一つ探すのも大変でしたよ
乳幼児なんかいつ熱出したり体調が悪くなったりするかわかりませんから、そんな時に仕事を抜け出して迎えに行ったり、仕事が終わらなくても時間が来れば迎えに行かなきゃならなかったり、当然家や職場に近い保育所を探さなきゃならないわけで、さらに職場もそういうことに理解のあるところを探すとなると、とにかく大変なんですね
「保育園落ちた」
の人の切実な叫びはよくわかりますよ
日本は昔、3世代くらいで暮らすのが当たり前で、だれかが子供の面倒は見ることが出来たのですね
つい最近までは近所の人たちと助け合ったり、家族ぐるみ、町ぐるみで子供を育てていたわけです
明治維新直後の日本を、長期に渡り旅をしたイギリス人女性旅行家のイザベラバードさんが、その著書「日本紀行」の中で
「とにかく日本人ほど子供をかわいがり大事にしている民族はいない」
みたいなことを述べています
今はそんな時代じゃないかもしれません
この「保育所建設反対」は今回の杉並ばかりじゃなく、都市近郊の住宅地なんかでは全国あちこちでおきているようですよ
実際に建設が中止になった話もあるわけですね
その理由の主なものに
「子供の声がウルサイ!」
なんてのもちらほら聞くわけです
子供たちの元気な声が
「騒音」
だってわけです
実は小平次の家の前はですね
割と規模の大きな保育園なんですよ
小平次は今の生業に就く前、タクシードライバーを4年ほどしていたことがありまして
24時間夜通し朝まで走って、家に帰ってきます
その日はとりあえず休みになるのですが(明番)、次の日はまた朝から夜中まで走るわけです
当然帰ってきたら寝なくてはなりません
寝るのも仕事、とよく先輩から言われましたよ
仕事明けの朝、疲れ果ててさて寝よう!
ってベッドに横になりますとね
家の前は保育園…
それはそれは元気な大勢の子供たちの叫び声…
流行りのアニメソングの大合唱…
そりゃ思いますよ
「うーるーせーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
って
でもですね、すぐ思いなおします
「ああ、自分たちも娘が小さいころ、たいへんだったではないか…」
さらに
「ああ、あの子たちがこれからの日本を背負ってたつのではないか…、ガンバレ!」
そんな風に思っていますと、いつしかその子供たちの「騒音」も、何だか子守唄のように聞こえてきて、心地よい眠りにいざなってくれるのでありますよ
昨今の保育所建設反対のニュース
何かですね、、もはや子孫を残そうという本能、次世代を、子々孫々を想う気持ち、こういったごく当たり前の動物的な本能すら狂っているんじゃないかって感じるわけです
人どころか動物ですらない
妖怪ですよ
件の杉並の保育所建設についての集会での反対派の人たち
こんな大人の言い合いの席に自分たちの子供であろう小学生まで出席させて、さらに発言までさせている
「僕たちの遊び場をこわさないで!」
……
お前お兄ちゃんだろ!
自分より小さな子のために譲ることもできないのか!
親の顔が見てみたい!
ってそこに映っていた親の顔はですね
何とか和解し合おうという気持ちなど微塵もなく、自分たちの主張で抗議するだけ、それはもはや小平次には人には見えません
その妖怪たちに、違和感、などではなく、怒り、いやもう恐怖すら感じますよ
確かに代替地があるのなら、ただでさえ遊び場の少ない東京で公園つぶさなくてもできないのかって話はあるでしょう
しかしですね
子供たちの声が「騒音」だって言って、あっちで反対、こっちで反対
行政も候補地が公園ぐらいしか無くなっちゃてんじゃないですか
何よりそういう大人の言い合いの席に子供を参加させて発言までさせている
小平次には理解できないのですよ
子供たちの元気な声が
「騒音」
だといって保育所建設計画を頓挫させてしまう
小平次には理解できないのですよ
常々マスコミの報道なんてものが一方的なのは重々承知しています
それでも子供たちの声を「騒音」呼ばわりしている人たちや、テレビの撮影までされている大人の言い合いの席に子供を参加させ、発言させている杉並の反対派住民のことを「妖怪」呼ばわりしていることを、小平次は今のところ訂正する気はありませんね
小平次がおかしいんですかね?
それともなんですか?
都内に韓国人学校建設を強行しようとした舛添都知事に対して
「代替地がそこにあるではないか」
という強烈なイヤミをこめた
「ヤラセ」
ですか?
御免!
と叫ぶ地方自治体と
『受け入れ施設が足りない』
と叫ぶ、急激に人口が増えた自治体
こどもをもつ親であるならば、何をもって最善策なのか?の判断をすべきではと思います。
10年ほど前の東京の中心部あたりでは、狭い敷地に細長いマンションが乱立していた頃、幼稚園や学校施設の建設などは置き去りにされていました。
利権と利益にまみれた者たちが創り上げた現在の日本・・・そして東京・・・。
そのシワ寄せが、都民同士、国民同士のいがみ合いへと現れているように思います。
と、長々とすみませんでした・・・。
コメントありがとうございます!
「利権と利益にまみれた者たちが創り上げた現在の日本・・・そして東京・・・。」
まさにこの一言に尽きますね
私ごときがこんなブログで道徳について語るなんてことに大変心が苦しくなることもあります
それでも、わずかな力でも、進んでまいりたいと願っております
ありがとうございましたm(_ _)m
(/ω\*)キャン!
「いつも、共に進んでいければ・・・と思っていますよ」
ありがとうございます
日々のニュースやできごと
このままで日本は大丈夫だろうか、子供たちの将来はどうなるのだろうか…
そんな中でのゆぅすけさんのお言葉(;_:)
勇気づけられますね!