さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

日本書紀 神功皇后紀を読んでみる11

2017-09-17 12:16:41 | 日本書紀を読んでみる


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こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です


今回は、少し間があいてしまいましたが、神功皇后紀を読んでみる11をお送りいたします


前回は

『 「敵が少なくとも侮ってはならぬ!、敵が多くてもくじけてはならぬ!暴力を振るい婦女を犯すようなことを許してはならぬ!自分から降伏する者を殺してはならぬ!戦いに勝てば、必ず賞がある。背走する者には罪がある」 』

と、美しき男装の神功皇后が、新羅出兵直前、兵士の前で檄をとばされる、なかなかにかっこいいシーンまででした

それ以前のあらすじについては、よろしければプロローグがからお読みいただければ幸いです


さて、続きです

『原文』


『既而神有誨曰 和魂服王身而守壽命 荒魂爲先鋒而導師船 和魂此云珥岐瀰多摩 荒魂此云阿邏瀰多摩 即得神敎而拜禮之 因以依網吾彦男垂見爲祭神主 于時也 適當皇后之開胎 皇后則取石插腰 而祈之曰 事竟還日産於玆土 其石今在于伊覩縣道邊 既而則撝荒魂爲軍先鋒 請和魂爲王船鎭』



『訳文』


『神の教えがあった。
「和魂(にぎみたま)は王の身(神功皇后)、命を守り、荒魂(あらみたま)は先鋒として軍船を導くだろう」 その神の教えを頂いてすぐに皇后は拝礼された。そして依網吾彦男垂見(よさみのあびこおたるみ)を祭の神主とした。時がたまたま皇后の臨月であった。皇后はすぐに石を取って腰にはさみ、お祈りして言われた。
「事が終わり還る日に、ここで産まれてほしい」
その石は今、伊都縣(いとのあがた:筑前国怡土郡)の道のほとりにある。 こうして荒魂をお招きし、軍の先鋒として、和魂をお呼びし、王船のお守りとされた。』




感想

さて、御腰に石を巻かれ、出産を遅らせたという故事
これにちなみ、京都の月読神社では安産祈願のお参りが今も盛んです



神功皇后が腰にあてられたと言われる月延石と安産祈願の祈願石




御免!


コメント (2)
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