味スタ満員化計画

FC東京ービッグクラブへの道

勝つしかない。強くなるしかない。

2008年08月26日 | これは言っておきたいこと。
このモヤモヤを払拭するためには。

今年4回目の東京ダービーは、ロスタイムに逆転されると言う最悪の幕切れ。試合終了の笛は、まさに茫然自失の状態で聞いた。

レッズ戦の後は、ただ悔しかったけど、なんだろう?ダービーで負けるって言うのは、5年半も経験がなかったのか…、意味がわからないです、とゆー感じかな、とにかく目の前にある現実を、どう処理していいのかわからない。

この3日間、どうすればいいのか?僕が東京のために出来る事はあるか?と自問し、出かけた答えは、いやでも本当にそうなのか?とグルグル回って出口がない。

反省がある。相手を甘く見ていた。3ツ勝ってるから、5年半負けてないから、オレらが負けるわけない、勝って今後に弾みをつける、その踏み台にしか考えてなかった。相手にしてみれば同じカードで全部負けるのだけは避けたいだろうから必死だし、フッキがいなくなり、かえってチーム力が増したようだとも思っていたけれど、頭で警戒していただけだったか。

試合終了間際、今日は勝てないか、引き分けか…と言う余計な想念が頭をよぎる。サポーターがそんな事を考え始めると、次の瞬間、勝ち越しゴールを決められる事がよくある、科学的合理的でないのだけど、実際に多いんだから仕方ない。これまで、同じようにして悔しい思いをしたのは一度や二度ではないのに…。東京主催試合のダービーでは一度も負けた事がない、と言う事実も、サポーターとしての戦う姿勢を甘くしたか。
いずれにせよ、今回もその直後に逆転ゴール…。

負けたのは僕のせいだとか言いたいんじゃない。これはゴキブリと一緒で、一匹いれば無数にいる。下手すれば選手の中にもいたかもしれない、笛が鳴るまで無心で勝つ事だけ考えを考えず、邪念が頭をよぎる、人としてそんな事があるのは致し方ないとも言えるけれど、スタジアムとは真剣勝負の場なのです。相手は必死でこちらを倒しに来ている、そんな場所で、甘い考えが一瞬でもよぎると…あんな事が起きてしまう、事もある。

そんな考えが少しでもよぎらないように、無心で勝負に勝つことを考え続けるために、僕は試合終了の笛が鳴るまで、飛び跳ね続けているのではなかったか?「勝負出来るサポーター」には、まだまだ程遠いとしか言えない。

東京ダービーに負けたことで、こんなに悲しい気持ちでいるのは、多分試合に負けたからではない。東京サポーターがダービーを終えた今、まったくバラバラだから、それで悲しいのだと思う。勝たないとダメですか?全部勝てば満足ですか?

カシマスタジアムで、16年間、23試合して一度も勝てなかった名古屋が、東京ダービーと同じ日、同じ時間についに歴史を変えました。名古屋サポーターの代表が「クラブ、選手、サポーターがベクトルを合わせるということは、こういうことんなんだなって」と言ってるのをエル・ゴラッソで読みました。

勝つしかない。
強くなるしかない。
それは、クラブと選手・スタッフだけでなく、
僕らサポーターも同じです。

ひとつ嬉しかったこと。先日当ブログで書いた「ムービングフットボールを後押しするために、東京の応援も緩急をつけた応援にするべきでは?」というのが、ダービーのとき実現に近づいたことです。このブログを読んでそうしてくれたのではないでしょうが、逆に言うと、同じように思っていた人が他にもいた事が小さなムーブメントになって変わったのだろう、と思います。これも同じように「ゴキブリ理論」(笑)で説明がつきます。イヤなゴキブリが多いのは考え物ですが、いいゴキブリが多いのは歓迎すべきことですよね。じゃあ、いいゴキブリになりましょう♪

僕たちはゴキブリじゃなく人間なので、
個人の意識をどこに持っていくかで変わってくると思います。

トキオ


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