スーパーももちゃんはミスうちゅうかん

サザンファンの介護福祉士です。阪神の糸井選手と同じ誕生日なのでこのタイトルになりました。

9月3日のしくじり先生の感想。

2017年09月06日 21時38分26秒 | テレビ番組の感想

3日遅れで元日ハム→横浜→埼玉西武の森本稀哲(ひちょり)氏が出演した「しくじり先生」の感想を書きます。

http://www.sanspo.com/baseball/news/20170904/fig17090414230002-n1.html

 

森本氏といえば10年前の日ハム時代にゴールデングラブ賞の表彰式にマイケル・ジャクソンのコスプレをしたのがテレビのニュース等で取り上げられました。

 

彼は最初から受け狙いでコスプレをするような人ではありませんでした。

 

子供のころに汎発性円形脱毛症にかかり、そのことが原因で理解のない上級生や他校の生徒からいじめやからかいを受けたといいます。私自身天然パーマでいじめや無理解を経験したので彼の気持ちはすごくわかります。

 

コンプレックスを克服するためにサッカーを始めたのですが、家以外は帽子をかぶる生活で、サッカーはキーパー以外帽子を被れないので髪の毛のないことで差別を受け自信を無くします。理解ある友達に誘われて野球を始めますが、髪の毛のないことをバカにする相手チームの選手を見返すために彼はひたすら野球に打ち込んだといいます。

 

その後名門として知られる帝京高校に入学し、キャプテンまで務めますが、その年は横浜高校の松坂大輔投手が大活躍した年でもありチームは3回戦で敗退。

 

ドラフト4位(1位は現在巨人の實松選手)で日本ハムに指名されますが、なかなか活躍できず、チームでも孤立していたといいます。

 

04年から日本ハムが東京ドームから北海道の札幌ドームに移転することになり、目玉選手として獲得したのが当時大リーグで活躍していた新庄剛志選手でした。

 

しかし森本さんは新庄さんのことを快く思っていませんでしたが、挨拶の時に明るく接してくれたことがきっかけで仲良くなり兄と弟のような関係になりました。

 

真面目一辺倒だった森本さんを変えたのは新庄さんの存在が大きく、成績もアップしました。

 

あとは「新庄劇場」のメンバーの一員としてコスプレや派手なパフォーマンス(チームの先輩でもある広瀬哲朗氏や桑田佳祐のそっくりさんで和田アキ子の歌マネを得意とする岩本勉氏の影響もある)で大活躍し、特にアニメ「ドラゴンボール」のピッコロ大魔王の特殊メイクはバカ受けしました。

 

10年前のマイケル・ジャクソンのコスプレの話は出なかったのですが、ゴレンジャーやカエルや横浜移籍時の記者発表時でのラーメンマンも登場。

 

しかし、08年の交流戦で死球を受けたことがきっかけで成績も低迷し、ポジションも打者転向して絶好調の糸井嘉男選手に奪われてしまいます。(現在糸井選手は阪神在籍)

 

10年オフにFAで横浜に移籍しますが、新庄さんの言葉は「勝手にしろ!」でした。

 

新庄さんは森本さんの心が「日本ハムと言うチームから逃げている」ということを見抜いていたのです。

 

11年から移籍した横浜では活躍できず、13年には戦力外通告を受け、翌年に埼玉西武ライオンズに入団し、15年に引退します。

 

引退した時のセレモニーのVTRには新庄さんからの暖かいメッセージがありました。

 

もし新庄さんがいなかったら森本さんは今のように活躍できる選手にはなれなかったと思います。病気を克服した現在も病気で苦しむ子供を勇気づけるために彼はあえてスキンヘッドにしているといいます。

 

母ががんになり、医療用ウイッグについて調べたら子供用の医療用のウイッグは高く負担が大きいという話をテレビで見ました。

 

こういったこともあり、ヘアドネーションと言って髪の毛の寄付をする活動が盛んに行われています。長い髪の毛を寄付した有名人もいます。

 

しくじり先生の放送がなくなるのは残念ですが、単発でオンエアしてほしいです。

 

彼のコンプレックスに負けない生き方はエッセイにもなっています。

 

日本の子供はコンプレックスが強く、同調圧力を強制する教育と環境ゆえに自分に自信が持てないといわれています。私自身もそういう子供でした。最後に森本さんのようにコンプレックスに負けない心を持てる子供が増えてほしいです。

 

 

 

 

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