スーパーももちゃんはミスうちゅうかん

サザンファンの介護福祉士です。阪神の糸井選手と同じ誕生日なのでこのタイトルになりました。

30年前の私に聴かせたいアルバム。その1

2015年04月01日 21時10分19秒 | ももちゃんソングブック

サザンのアルバム「葡萄」の感想です。

 

前作の「キラーストリート」があまりにも重すぎて(桑田さんごめんなさい。でも「リボンの騎士」は大好きです)正直言って好きになれない曲も何曲かありました。(キラストはレコードに換算すると4枚組になる計算?)

 

あれから10年たち、キラストの5年後に桑田さんが食道がんになり(この病気は再発率が高い)、桑田さん自身もいろいろ考え方が変わったのかもしれません。

 

その3年後にサザンが復活し、次はアルバムという期待が膨らみました。

 

昨年は運よく年越しライブの12月28日に行くことができ、DVDを見て盛り上がりました。

 

これからが1曲ずつのレビューです。

1・「アロエ」(今年度のWOWOWイメージソング)

CMと朝日新聞の広告を見たとき「なんじゃこりゃ?」と思いましたが、「夜遊び」の桑田さんの歌詞の朗読もあって「元気が出る曲」という見方が変わりました。PVも最高です。テンポの速い曲の割には歌詞が哲学的です。特に「人は誰もが弱く暗く寂しい」の歌詞が殺人事件の報道でいう「心の闇」をあらわしているのではと思います。

 

2・「青春番外地」

桑田さんより2・3歳上の世代(昭和27・28年生まれの人)の人たちの話と解説してあるが、青学=お受験やセレブの大学というイメージが強いけど、本当は違うというのを桑田さんは言いたかったのでは。桑田さんのあくの強い声で歌うのがいかにも。(これは後ほど紹介するいくつかの曲にも言えます)この曲は「18歳の桑田佳祐君」の世界がリアルに出ています。「泡姫」という歌詞ですが、桑田さんの年代は「ソープランドではなくトルコ風呂」ですからね…。

 

3・「はっぴいえんど」(JTBCM曲)

「原坊への感謝」が描かれているこの曲ですが、仮タイトルが「作曲したのが別人です」って桑田さんの照れ隠し?「マッサン」でエリーが書いた手紙のシーンに泣いた人にもってこいの曲です。5年前の夏にどうしようどうしようとパニ食っていた私に「桑田さんは原坊がいるから大丈夫」と言った母の言葉の答えが歌詞に出ているのでは…。確か青学時代に付き合うきっかけが桑田さんも好きな女の子と別れたのと、原坊も彼氏がいたけど別れたのでそれで意気投合したというのを聞いたけど。

 

4・「Missing Persons」

歌詞のラストに「Megumi」が出てくるように北朝鮮の拉致問題がテーマの曲で「MUSICMAN」の「SoWhat」(この曲は沖縄の基地問題を取り上げている)を彷彿している。母親が新潟出身で、拉致問題の話はよく聞かされました。そしてこの問題が早く解決するのを真面目に祈ります。

 

5・「ピースとハイライト」

サザン復活のキックオフテーマであるとともに歌詞が政治と平和というテーマということもあり、「安倍批判だ」というバッシングが出てしまいました。「ピースとハイライト」が発売される前にマウンティング女子に代表されるような格差や女子カーストやママ友カーストの問題がメディアを騒がしていて、桑田さんはそれも書きたかったのでは思いました。なぜそれを言うのかと言うと「知ろうよ互いのいいところ」の歌詞に私自身が人間関係のエゴに傷ついた中学時代を送り、そういうことに気が付くことができる人間が教師にも生徒にもなくてそれに気が付いていればみんな幸せになれたのに」と思ったからです。

 

書くと長くなるので次回に続く。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月31日(火)のつぶやき その4 | トップ | 4月1日(水)のつぶやき その1 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ももちゃんソングブック」カテゴリの最新記事