ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

憂愁

2024年03月11日 | 精神障害

 年度末のこの時季、毎年そうですが、意味不明な焦燥感に駆られ、気持ちが落ち込みます。
 まして今度の4月に頼りにしていた直属の上司が異動するとあって、例年に無く憂愁濃い日々を送っています。

 若い頃は50代にもなると全て達観して仕事関連で落ち込むことなど無くなるのだと思っていました。
 しかしそれは当然ながら大嘘でした。
 人間100歳まで元気で生きたとしても、その時々の問題を抱えて落ち込んだりするのだろうと思います。
 まして双極性障害を抱えた私ならなおさらです。

 昨日の日曜日は少しでも気を晴らそうと、千葉公園のあたりを2時間も歩き回りました。
 しかし肉体的疲労が精神を鈍麻させ、鈍麻するがゆえに頭がぼうっとして落ち込みが少々緩和されるだけで、それは酒に酔ってひと時落ち込みを忘れるのと変わりありません。
 要するに年度末に集中する仕事を一つ一つ片づけて、更な状態で4月を迎える他ありません。

 それにしても50代も半ばになって何を細かいことを気にしているのでしょうね。
 我ながら情けなくなります。

 それでも、私は突き進むしかありません。

 最後の病気休職からもう15年も経っています。
 15年間、紆余曲折があり、気持ちが沈むことも多かったとは言うものの、とにかく出勤を続けました。
 若い職員は私がかつて病気休職を繰り返していたことなど知りません。
 むしろ傲岸不遜な事務大王と見られているような気がします。
 それならそれで、私は大王の仮面をかぶったまま、やり過ごしていこうと思います。 

 


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