ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

母と暮せば

2023年08月27日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

  昨日は母と暮らせばという映画を観ました。
 私の趣味嗜好からいって、映画館に行くこともDVDを借りることも絶対に無いであろう種類の作品です。
 ネットフリックスでなんとなく観始めて、最後まで観てしまいました。 

 舞台は終戦後3年目の長崎。
 南方の戦場で長男を、原爆で次男を喪い、一人で暮らす母親の物語。
 次男は長崎医科大学で学ぶ学生で、講義を受けている最中に原爆で命を落とします。

 次男の元恋人が頻繁に母親を見舞い、どこかで次男が生きているのではないかと互いに一縷の望みを賭けています。
 しかし終戦3年目の8月9日、母親と元恋人が墓参りに行き、母親はもう諦める、と宣言します。
 涙をこぼす元恋人。
 辛かったことでしょう。

 その夜、次男が突如母親のもとを訪れます。
 もちろん、この世の者では無いことを母は悟っています。
 幽霊でも良いから会いたいという願いを次男は叶えるのです。
 幽霊は頻繁に登場し、母親との会話を楽しみます。

 その後戦中戦後のいくつかのエピソードが語られ、母親は静かに眠るように逝ってしまいます。
 ここに至って、母親がこの世とあの世を行きつ戻りつしながら次男と会っていたことが示唆されます。
 そして遂に母親は最高の笑顔を浮かべ、次男とともに旅立っていくのです。
 お迎え、です。

 一見して、往年の名作異人たちとの夏との類似性を認めました。

 

 人生に疲れた中年男の前に、亡くなった両親が姿を現し、ひと夏、夢のような時を過ごす物語です。 

 一般に幽霊というと、どこか禍々しい、怖ろしい存在だという印象を持ちますが、早死にした家族の幽霊なら怖ろしいこともなく、懐かしい存在と言えるでしょう。

 この世の者では無くなった存在との交流を深めれば、寿命を縮めるのは怨霊と同じかもしれません。
 命を縮めてでも会いたい死者がいるというのは、もしかしたら悲しいばかりでは無いと言えるのではないでしょうか。
 死者を弔う気持ちには、必ずもう一度だけでも会いたいという感情がこもっていなければなりません。 
 もう一度会いたいという気持ちは、死者をこの世に留め、成仏を妨げることになるでしょう。
 それでもそう思わざるにはいられないというところに、人間精神の細やかさがあります。

 上の2作にはそんなことを思わせる力があるようです。
 日々の忙しさのなか、忘れかけていた13回忌を迎えようかと言う亡父への懐かしさがつのります。


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2023年08月26日 | その他

 今日は歯医者に歯のクリーニングに行ってきました。
 前回行ったのはコロナ禍に見舞われる前でしたから、3年以上経つでしょうか。

 コロナ前は半年に一度は歯のクリーニングに行っていたのですが、コロナを怖れて行けませんでした。

 以前通っていた歯医者よりも近く、徒歩2分ほどの場所に最近新しく歯科医院が出来ましたので、そちらに行ってきました。
 以前通っていた歯科医院よりも待たされましたが、生まれて初めて歯のレントゲンを撮ったり、歯の深さを測ったりしてもらい、歯並びも良いし虫歯も無いので半年に一度歯のクリーニングをすれば良い、とのことでした。

 レントゲンで判明したのは、親知らずが歯茎の深い場所に埋もれていたこと。
 普通は子供のうちに親知らずが悪さをして、抜いてしまうことが多いそうです。
 54年間、歯茎の奥深くで眠っていたわけで、これから悪さをするとは思えないが、変化があれば抜けば良い、というのが歯科医師の見立てでした。
 そんな風に歯科医の説明は極めて詳しいものでした。

 数年間クリーニングしていなかったため、かなり着色が見られることから2回もしくは3回に分けてクリーニングする必要があるとのことで、とりあえず9月17日(日1)10時に次回の予約をしました。

 クリーニングに使う機器も進歩しているようで、クリーニングの最中も楽でした。
 3年の月日を超えて歯のレントゲンが撮れ、適切に処置してくれたのは喜ばしいことです。


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王道プロレスラー テリー・ファンク 

2023年08月25日 | その他

  テキサスの荒馬の愛称で親しまれたプロレスラーのテリー・ファンク氏が79歳で亡くなったそうです。
 私は小学生の頃、多くの男の子がそうであったように、プロレスが好きでした。
 今でこそプロレスにはブックと呼ばれる筋書きがあり、ガチンコで戦っているわけではなく、戦うショーを見せているのだと分かっています。
 いわゆる王道プロレスです。
 しかし少年の頃は本気で戦っていると思い込んでいたのだから幼いものです。

 多くのファンはブックがあると承知のうえで王道プロレスを楽しんでいるのではないでしょうか。
 抗争が勃発したり因縁が生まれたり、まさしくブックです。

 その後総合格闘技と呼ばれる分野が出来、こちらはガチンコが多かったと思います。
 ガチンコは技が一発決まると大抵それで勝負がついてしまうので、本気の勝負ならではの迫力がありつつ、色々な技が見たかったり、因縁などのストーリー性を求めると、ブックありの王道プロレスが良いということになります。

 さすがにインリンのM字開脚で大男のプロレスラーが敗れてしまうようなハッスルまでいくと、それは王道プロレスとは呼べず、一種のパロディーのようなものなのだと思います。
 それはそれで楽しむのが大人の嗜みと言うべきでしょうか。

 テリー・ファンク選手、兄のドリー・ファンク・ジュニア選手とともに日本のマットで大活躍をみせてくれました。
 兄は冷静でクレバーなプロレスラーを、弟は激情型を演じていたように思います。

 ジャイアント馬場やアブドーラ・ザ・ブッチャーとの死闘に胸を躍らせたことを40数年経っても鮮やかに思い出すことが出来ます。
 最近はプロレスを見なくなりました。
 というか、視聴率が稼げないのか、今ではテレビでプロレスを放送しなくなり、国中を熱狂させた競技が、今ではごく一部のファンのものになってしまいましたね。
 かつては全日本プロレス、新日本プロレス、国際プロレスの三団体の試合が、それぞれゴールデンタイムで放送されていました。

 今、様々なことに興味を失って、野球も相撲もあまり見なくなりました。
 本も読まなくなり、村上春樹の新作、長編ゆえに読むのが億劫で、購入はしたものの、まだ一行も読んでいません。
 まして書くなんて、もう15年くらいやっていません。
 もう無理でしょう。

 今もっとも興味があることを思い浮かべようとしても、何も思いつきません。
 少年の頃の私を熱狂させた王道プロレスにも興味がありません。
 節酒しなければと思いながら酒を呑むのも罪悪感があっていけません。
 
 何か没頭できるものを定年までに持てれば嬉しいと思います。


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節酒

2023年08月24日 | その他

 今日、7月18日に職場で行われた健康診断の結果が渡されました。
 体重は増え、何よりも肝臓の数値がひどく悪化していました。

 このところ毎日多量の酒を呑んで、午前中は調子が悪いという日々が続いていました。
 ほんの数か月前までは、呑む日と呑まない日は半々くらいだったのですが、なぜ連日呑むようになったか思い出せません。
 多分暑い日に呑むビールは格別で、それが呼び水になって冷酒や焼酎のロックなどの強い酒に移っていく日が続いたのでしょう。
 
 断酒とは言わないまでも節酒が必要です。

 思い立ったが吉日と申します。
 とりあえず、明日は知らないが今日だけは飲まない、一日断酒を始めたいと思います。
 肝臓の数値の悪化はアルコールの大量摂取が原因であることは間違いありませんから。

 とりあえず、平日の飲酒は止めたいと思います。
 土曜日くらいは呑んで良い日にしたいと思っています。
 そのくらい許さないと、続かないような気がします。


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最終日

2023年08月23日 | その他

 6日間の短い夏休みも今日で終わり。
 呆気ないものです。

 こういうことを繰り返して23年。
 飽きっぽい私がよくも続いているものです。
 馬鹿々々しい仕事だと思いながら、きっと心の奥底で生活の安定を望んでいるのでしょう。
 卑しい根性です。

 今日は午前11時にリフォーム会社が来て、寸法等を測って30分ほど滞在したくらいで、後は眠るか、ゴロゴロするかでした。

 ここ数年宿泊を伴う旅行に行っていません。
 もちろん、コロナのせいです。
 最近はマスク着用が任意となり、会議はなるべくオンラインよりも対面 で行うよう指示がありました。
 在宅勤務はとっくに認められなくなりました。
 世間では疾病流行は過去のものとみなしているようです。

 しかし私は、流行り病なんてそんな簡単なものでは無いと思います。
 油断しているとさらに狂暴化したウィルスに進化して人間を襲うかもしれません。

 私はもうしばらくマスク生活を続けたいと思います。

 マスク生活のせいで喉も鼻も弱くなったというか甘えるようになった感じがします。
 1日マスクを外しただけで、くしゃみが止まらなくなり、喉が痛むのです。
 マスクがいかに健康に有効かを実感しています。


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54年目の生誕祭

2023年08月22日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 今日は私の誕生日。
 54歳になりました。
 そろそろ初老でしょうか。

 今年の夏休みもコロナの流行に鑑み、旅行は取りやめました。
 
 せめて映画くらいは観ようかと、車で15分ほどのシネコンに出かけました。
 観たのは「リボルバー・リリー」です。
 

 大正末期の帝都東京で暗闘が行われる物語です。
 私はてっきり精神上の暗闘が主なのかと思っていたのですが、銃撃戦ばかりでした。

 特殊機関で暗殺術を身に付け、その機関の最高傑作とまで言われた女を綾瀬はるかが演じています。
 53人もの各国の政府要人を暗殺した伝説のダーク・ヒロインです。
 すでに引退していましたが、昔愛した男の長男に面倒事が起きていることを知り、身に付けた戦闘能力で次々に敵対勢力を殺していきます。
 敵対勢力は主に日本陸軍。
 これに日本海軍、内務省までもが長男を拉致しようと必死になります。
 三者三つ巴で長男を拉致しようと暗闘を繰り広げるのです。
 そこで大きな壁になるのがリリーというわけ。
 というのも、長男の父親が国家予算の10%にも及ぶ大金を秘密銀行に預金しており、父親が亡くなってしまい、お金をおろすには暗証番号が必要になりますが、これを知っているのは長男だけなのです。

 長男を巡って起こる泥棒劇と言うべきで、精神上の暗闘などかけらも出てきません。
 このあたり、殺し屋と殺し屋志願の少女、それに警察が血みどろの戦いを続ける「レオン」には厭世的で哲学的な部分がありました。

 

 綾瀬はるか演じる暗殺者にも陸軍にも狂気の色が見られ、一方海軍と内務省は陸軍に仕事をさせ、最後に自分が金を得ようと冷酷に計画を立てるあたり、狂気よりも正気に見える奴が怖ろしいのだと思わせます。

 惜しむらくはあまりにもアクションシーンが多いことでしょうか。

 晩は誕生日のお祝いに高級鰻を食す予定です。
 実家の母が毎年送ってくれるもので、白焼きや蒲焼でいただきます。

 


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リフォーム

2023年08月21日 | その他

  今日もお休み。
 6日間の夏休み4日目です。

 わが家では築23年となったマンションの一部リフォームを検討中です。
 元々白かったのが茶色っぽくなってしまったリビングの壁紙の張替え、一部屋のみの和室のフローリング化及び寒さ対策として寝室のサッシ2重化 です。

 購入した時はピカピカの新築だったのですが、経年劣化によって大分古びてしまいました。
 で、15時にリフォーム業者が見積のために来訪しました。
 見積が出るのは一週間後のこと。

 他に2社見積を頼んでいます。
 一社は8月23日(水)に、もう一社は8月27日(日)に来る予定です。
 いくらかかるのか今からドキドキします。
 あんまり高かったら一部を止めるのか、あるいは目論見をすべて行うのか。
 見積の結果を見てからになりますが、どうせリフォームをするならば一気にやってしまった方が良いかと思っています。
 何度もちまちまリフォームをやるのも面倒くさいですから。

  


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イケア東京ベイ

2023年08月20日 | 散歩・旅行

 今日は日曜日ということで朝一番で洗濯を済ませました。
 朝食は卵かけご飯のみ。
 朝食を軽めにしたほうが調子が良いようです。

 エアコンの効いた部屋でだらだら過ごすのも悪くはありませんが、根が貧乏性なのか、どこかに出かけたくなりなりました。
 ただし外を歩くなんて論外です。

 そこで、イケア東京ベイに行きました。
 イケア、北欧の家具を売る巨大な家具屋で、1LDK、新婚、浦安などというコンセプトで部屋を作ってあり、しかも一人暮らしから6人家族まで、また、窓から東京タワーが見える中央区のマンションなど、様々なコンセプトの部屋が今にも住めそうに並んでいるのを見るのは、新居ご訪問のような、覗いているような、背徳的な快感があります。

 イケア、最初は東京ベイに出店し、その後各地に出来ました。
 一見の価値ありです。

 東京ベイと名乗ってはいますが、じつは千葉県の南船橋に建っています。
 ららぽーとと至近の距離です。

 東京ディズニーランドとか東京ドイツ村とか、千葉県にありながら東京を名乗る小っ恥ずかしい施設はいくつもあります。
 成田空港も最近まで新東京国際空港と名乗っていましたね。
 嘘をつくのはお止しなさい。

 なぜ堂々と千葉県を名乗らないのか不思議です。
 浦安ディズニーランドとか東京ベイ船橋でよいのに。

 東京湾に面していると言う意味では東京ベイなのかもしれませんが、なんだか騙されているような気がします。

 それはそれとして、イケアを歩き回り、気分転換になりました。


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ゆっくり

2023年08月19日 | その他

 休み2日目。
 コロナ禍になってから4年目。
 恒例だった避暑地への短い旅行は自粛していて、今年も家でのんびりです。

 今日は夕方精神科に行ったくらいで、ひたすらゴロゴロしていました。
 精神科では薬の調整がありました。
 抗うつ剤を切り、抗精神病薬が追加になりました。
 もう抗うつ薬は必要が無いということと、最近の不調はコロナが終息に向かいつつあり、それに適応できず、気分転換が困難であることに起因すると診たてた医師の判断です。
 効いてくれると良いのですが。


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忙しい

2023年08月18日 | その他

 夏休み初日。
 忙しい日でした。

 朝8時に千葉大学医学部附属病院へ視野検査に行きました。
 8時半から受付とのことだったので、早目に行きました。
 結果は前回と変わらず。
 様子を見ることになりました。
 ただし、先生曰く、「今は4種類の目薬を差すことで安定しているが、年とともに眼圧は上昇するので、そう遠くない将来に手術ということになるだろう」と怖ろしいことを言われちゃいました。
 やむを得ません。
 切ないのは手術を受けても進行を遅らせることしか出来ず、欠損した視野は一生戻らないとのこと。

 視野検査、診察、会計すべて終わったのが11時半。
 大学病院というのはどうしても時間がかかります。

 帰宅してお昼にそうめんを頂いて、15時から床屋。
 16時20分までかかりました。

 終わってその足で内科に。
 1分診療でしたが、高コレステロールの薬、胃薬などいつもと同じ薬を処方してもらいました。
 帰宅したら17時をまわっていました。

 折角のお休みが、つまらぬことで潰れてしまいました。
 それでも、一日でここまでやっておけば明日からのんびりできます。



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精神障害者の寿命

2023年08月17日 | 精神障害

 よく慢性的な精神疾患を抱えている人は短命だと言われます。
 医学的な裏付けは無いのだそうですが、医師によっては精神疾患が無い人と比較して、平均寿命が20年も短いとする人もいるそうです。  
  仮に日本人男性の平均寿命が80歳だとすると、私は60歳くらいで死ぬ計算になります。

  現在私は53歳ですが、60歳で死ぬような気はしません。

 私は双極性障害患者ですので、双極性障害に限って考えてみたいと思います。

 まずは自殺リスク。
 自殺というとうつ病患者に多いイメージですが、双極性障害はうつ状態と躁状態、それに安定期を繰り返す病気ですので、うつ状態での自殺が多いものと思います。

 次に精神病薬を長年服薬し続けるために健康を害するとする説。
 これは医学的にその因果関係は立証されていませんが、私が毎日飲んでいる薬の種類や量の多さから見ても、あり得ることだと思います。 
ただし、どの薬がいけないのか、あるいはどの薬とどの薬の相性が悪いのかなど、分かっていないことが多く、症状に合わせて薬が増えていく傾向にあるのは身に覚えがあり、しかしそれは医師の処方ですので、患者としては医師の処方を破って勝手に減らしたり飲まなかったりすることは出来ません。

 それをやってしまっては、医師が考える治療方針を患者が拒否していることになりますから、治療にならないと言っても過言では無いでしょう。
 精神病に知識が少ない人は「良くなったら薬なんて止めちゃえばいい」なんて言ったりしますが、それが一番危険なことです。
 病気を悪化させたり再発させたりすること必定です。
 服薬治療は専門家である医師とともに考えていくべきだろうと思います。

 睡眠不足によるとする説。
 多くの精神障害者は不眠に悩まされます。
 私は躁状態が激しかった頃、酒を呑んでも睡眠導入剤を飲んでも全く眠くならず、一晩中パソコンの前に座ってネットや動画を見たり、書き物をすることがよくありました。
 睡眠は肉体の休息はもちろんのこと、脳を休ませて健康を維持するためには必須のものです。
 「睡眠不足で死んだ人はいない」、という物言いをする人がいて、それはそうなのでしょうけれど、少しづつ、健康を害していくであろうことは簡単に想像できます。
 私の場合うつ状態では過眠になり、躁状態では不眠になるので、その落差の激しさから、睡眠は重要だと痛感しています。

 過度の飲酒や薬物によるとする説。
 これは言わずもがなかと思います。
 連日大酒を飲んだり、違法であれ合法であれ意識の変容を求めて薬物を接種し続ければ、アルコール依存や薬物依存になることは明白で、寿命を縮めること間違いありません。

 遺伝によるとする説。
 精神疾患は遺伝によるものが多いと言われます。
 それならば遺伝による短命ということも十分に考えられるでしょう。
 しかし私の親類縁者に双極性障害を患ったという人は見当たらないので、あまり考えなくても良いかもしれません。

 上のように考えてみると、精神障害者がみな必ず短命かどうかは別にして、短命になる要素は色々あるんだと思います。

 私の場合、酒の飲みすぎが問題です。
 肝臓も若い頃に比べると数値が悪化しています。

 60歳で死んでしまうのならそれはそれで仕方のないことですが、できれば 健康な人の平均寿命と同じくらいは生きていたいと願います。


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夏休み

2023年08月17日 | その他

 明日、8月18日(金)から8月23日(水)まで、6日間という短い期間、夏休みを取得しています。
 しかし、夏の旅行には行きません。

 コロナが5類に移行したからといって、「はい、わかりました。ではインフルエンザ程度にします」なんて細菌が宣言するわけはなく、あくまで人間が恣意的に決めたことで、私は今もコロナ禍の真っ最中だと思っています。

 コロナ禍が世界を覆い、県外には出るなの大合唱で、最後に旅行に出かけたのが2018年8月の下旬。
 もう5年も前です。
 蓼科高原で2泊3日の小旅行を楽しみました。

 その後、散歩に出かける回数が減り、旅行にも行かなくなり、意外にもアクティブだった私の休日はどんどん怠惰なものになっていきました。

 休みの日なんか、昼からビールを飲んだり、寝転がってDVDやYou Tubeを観たり、無為に過ごすことが多くなりました。
 人間の肉体だか精神だかは分かりませんが、怠惰に流れると、どこまでも怠けてしまいます。
 怠けたい、何もしたくない、というのは人間の本性なのかもしれませんね。

 そのためにあらゆる仕事に締切というか、期限があるのでしょう。
 期限が無ければ、何もしなくなってしまうでしょう。
 明日やっても明後日やっても、もっと言えば10年放置しても問題が無い仕事ばかりだったら、何もしないと言うより出来なくなってしまうのではないでしょうか。

 休みと言っても、明日の午前中は千葉大学医学部附属病院に緑内障が進行していないかを診る視野検査。
 午後は理髪店を予約しているので散髪。
 床屋から帰ってきてなお余力があれば、夕方内科に行こうかと思っています。
 内科は土曜日でも良いのですが、お仕事っぽいことはなるべく一日で済ませてしまいたいと思います。

 明後日は同居人は例によって義母のお世話。
 私は16時から精神科を受診します。
 夏休みがなんだか普段出来ない用事を済ませる期間のようになってしまったのは残念です。


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失われた世代

2023年08月15日 | 社会・政治

 今日はわが国において敗戦を告げるラジオ放送があった日。
 我が国にとってこれ以上無い屈辱の日。
 もう78年も経つのだそうです。

  我が国はその後高度経済成長を経てバブル経済へと突き進み、ついにバブルが弾けてもう30年以上も物価は上がるのに給料が上がらない状態が続いています。

 バブル後10年くらいは失われた10年なんて言って、いずれは景気も良くなる、という気分が我が国を覆っていましたが、さすがにもう失われたのではなく、そうなるべくしてそうなっただけで、これが我が国の姿だとしか言いようがなくなりました。
 我が国はもはや貧しい国に成り果ててしまいました。

 一般に失われた世代( Lost Generationというのは、1920年代、第一次世界大戦で多くの命が奪われ、伝統的価値観に対し冷笑的になった欧米の青年たちを指す言葉だったと記憶しています。
 自堕落になり、酒や享楽に溺れた世代。
 しかもこの世代、青年期を第一次大戦のなかで過ごし、中年に至って世界大恐慌に見舞われ、50代では第二次大戦を迎えるという、言わば貧乏くじ世代

 最近ではコロナ禍により、学校行事等が中止され、様々な行動が制限された現代の青少年世代も失われた世代( Lost Generationと呼ぶことがあるそうです。

 私は1992年に社会人になりました。
 バブルの残滓が色濃く残り、給料が目に見えて上がっていった時代。
 同僚などとの付き合いが濃密で、居酒屋やカラオケに週に何度も繰り出した世代。

 私よりも少し上の世代は新人類なんて呼ばれていました。
 とんねるずなどが持てはやされた時代で、上の世代には理解できない変わった若者たちを指す言葉でした。
 その新人類世代ももう引退する年を迎えています。

 いつの時代も若者は年配者には理解しがたい存在で、しかしその理解しがたい存在である若者もやがては自身が中高年世代になり、その時の若者たちが理解しがたい、という永遠のループに陥ります。

 ゆとり世代ももう30歳を超え、社会を支える世代になっています。
 もはや彼らをゆとりだと言って揶揄することは出来ないでしょう。

 そろそろいわゆるZ世代が社会人になります。
 誕生した時にはすでにインターネットが普及していた、デジタル・ネイティブ。
 それ以前の世代と決定的に異なる世代というべきかもしれません。

 それまでの〇〇世代は、時代の空気を纏っていただけなのだろうと思います。
 情報化社会の申し子という意味ではそれまでと異なる未知なる世代の登場です。
 おじさん達には脅威の世代です。
 しかしそれも、デジタル・ネイティブが30代、40代となれば、当たり前のものになるのでしょう。

 78年の間に世界は変わりました。
 我が国は戦後、戦争を忌避してきましたが、戦後は終わり、新しい戦争の戦前へと向かう様相を呈してきました。
 中国や北朝鮮やロシアに囲まれた我が国にとっては危険な状態です。
 しかし、危険だ危険だと叫んでみたところで意味はありません。
 平和を求める外交努力を続けつつ、淡々と来たるべき日に備えるしかありますまい。
 
 攻撃されたら全力で防衛する、国防の意義は変わっていません。
 それぞれの世代が、そのことだけは肝に銘じるべきかと思います。


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新聞三報

2023年08月15日 | その他

 産経新聞が解約の申し出を無視し続けていることは、8月5日に「新聞」、8月7日に「新聞続報」という記事で報告したところです。
 
 その後もメール、手紙、電話(出ませんけど)でしつこく督促を続けたら、昨日やっと電話が掛かってきました。
 本社お客様問合わせ部ではなく、販売店からです。

 最初に解約をお願いしたい旨販売店に電話をかけたのが7月26日。
 この時は電話に出てくれました。

 その後電話をしても出ないし、手紙やファックスを送っても無視。
 メールアドレスアドレスは分からないのでファックスと手紙を辛抱強く送り続けました。

 産経新聞お客様窓口にも数回にわたり電話、問い合わせフォームからの送信を続け、そのたびに返信は販売店に問い合わせろの一点張り。
 これはもう消費者センターに相談するか、金はかかりますが手っ取り早く弁護士か司法書士に依頼して内容証明郵便を送るしかないかと思っていた矢先の電話でした。

 嘘くさいですが、7月27日に事務担当者が病気で倒れたこと、事務担当者は一人しかおらず、病気療養中は事務担当者宛ての手紙やファックスは中身を確認せずに机の上に置きっぱなしにしていたこと、8月からは口座引き落としは止め、すでに引き落とした5月~7月の三か月分は引き落とし口座に振り込むことの説明がありました。

 怒鳴りつけたい気持ちを抑え、大人の態度で先方に礼を言いました。

 都合良い日に病気になり、程よい時期に治ってしまうのですね。
 三か月分の返金と8月の引き落としが無いことを確認しなければ信用できませんが、とりあえず良かった、ということになるのでしょうか。


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気候

2023年08月14日 | その他

 関東直撃かと思われた台風7号、近畿地方の皆様には大変失礼ですが、進路が予報と変わり、関東地方は難を免れました。
 もう4年になりますか、暑い時期に関東は大型台風の直撃を受け、大変な被害を被りました。

 私が住むマンションは停電を免れましたが、道を一本挟んだ向かいのマンションは停電し、苦労されたと思います。
 それでも15階建てだったので、階段を使っての上り下り、しんどいとはいえタワーマンションほどではありません。

 武蔵小杉の最近できたタワーマンション群、いずれも停電していました。
 タワーマンションの上階に住んでいたなら、上り下りも難儀したことでしょう。

 一番怖かったのは、冠水もそうですが、信号機の停止。
 片道3車線の道も容赦なく停止し、そろりそろりとゆっくり前に顔をだし、直進するほうも曲がるほうも恐怖に震えながら交差点を進んだものです。
 車なんかで出勤しなければ良かったのですが、朝はそれほどでもなく、昼以降に急激に降ってひどい目にあいました。
 車で10分ほどの住宅地に一人暮らしをしていた義母の自宅も停電し、4日ばかり、我が家に避難してきました。

 子供の頃に比べ、台風の被害が甚大になってきたような気がします。
 少なくとも何日にもわたって停電するなんて無かったと思います。
 これも地球温暖化の影響でしょうか。

 冬の寒さも子供の頃ほどではなくなったように思います。
 ただし年のせいか子供の頃より寒さに敏感になったため、体感的にはより寒くなったようなきがしますが、路面の凍結やたまに降る雪の量が減ったように感じます。

 地球温暖化は各国政府のエネルギー政策だと断じる人がいます。

 スウェーデンのグレタ・トゥーンベリとかいう少女は、ヒステリックに環境問題としての地球温暖化に歯止めをかけようと必死になっていますが、ああいうのを見ると白けます。
 私は地球温暖化は人間によるエネルギー政策の問題だけでは無いと考えています。
 もっと大きな、地球のバイオリズムの問題が大きいのではないかと。

 かつて地球は完全に凍っていたこともあり、灼熱地獄だったこともあると聞き及びます。
 人間ごときに地球の大きな気候の変動を促す力があるのか、甚だ疑問です。


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