できた～！

布絵本１号が完成～。マジックテープで猫さんや鳥さんたちをはがして遊べるの。たたむと犬さん付きバッグみたいな形になるのだ。
ふうがこの絵本で遊んでくれるのが楽しみ。
まだ寝たきり状態のふうだけど、ためしに目の前に広げて見せたら、ちょっとワクワクした顔つきになって、両足を“るんちゃるんちゃ”と蹴ってくれ、ご機嫌な様子だった。かーちゃんはうれしい♪

貴重な。

諸事情により、今しばらく実家にて世話になる日々が続くことになった。ありがたい存在（親）も日常化してくると衝突しやすくなるが、その衝突も自分一人きりでは味わえない貴重な人間関係と思って生きよう。
ふうは今日も元気。喃語（「サザエさん」のイクラちゃん語）のおしゃべりもだいぶ上手になり、笑顔もよく出るようになった。いつの間にやら夜は７、８時間は寝て夜中の授乳がなくなった。親孝行娘である。
おっぱい、おしっこ、ねんねを１００%依存して私の腕の中にいてくれるのも、ふうの長い人生のうちほんのわずかな時期。そう思うと、なかなか寝付けずにふにふにしているふうがとても愛しく、今がたいへん貴重な時間だと改めて思う。
そして今夜もあつい抱擁をしながら「ゆらゆら」するのだった。

ゆらゆら。

ふうを眠らせてあげるには、縦に抱っこしてゆらゆらゆするのが効果的。もちろんそんなに簡単には眠りに落ちないから、そこは根気が必要。ふうが重くなるにつれて、こちらは腰に負担が増える。夜寝る前には相棒と交替でゆらゆらする。
ゆらゆら、ゆらゆら。
気付けば、ふうを抱っこしていない時にまで身体が勝手にゆらゆらしている。相棒は電車待ちの駅のホームでゆらゆらしていたらしい。
ゆらゆら、ゆらゆら。

２ヶ月のふう。

ふうがこの世に生まれて無事に２ヶ月がたった。
体重は５６００ｇになり、確実にひとまわりは大きくなった。むちむちになって輪ゴムをはめたようなシワが腕や足にできる。目も見えて動く物を目で追うようになった。ご機嫌な時には笑顔になり、おしゃべりをしているみたいに声を出すようになった。
たくさんの愛情に包まれて、着実にふうは成長しているみたい。
愛らしいふうに、私も相棒もたくさん幸せな気分をもらっている。

新年。

２００５年も、実に変化に富んだ一年だった。
一月には相棒とパラオに新婚旅行に行き、相棒は会社を辞め、都内から地元に引っ越した。
二月は自営業となった相棒と時に悶々としながら、手探りで仕事のことを考えていた。
三月に妊娠がわかり、相棒と「まめ」との２.５人の生活が始まった。
四月は私がつわりで病人のように過ごす中、相棒はこれから増える家族の為にと気合を入れて仕事の方向性を探っていた。
五月、私は３１歳になり「入籍」一周年を迎えた。
六月、夫婦水入らずもしばらくおあずけになるので相棒と旅行に行った。
七月、八月、私は妊婦らしい体型になり、相棒は野外での仕事で家を空けるので、実家で過ごすことが多かった。
九月、お腹の膨らみは私の行動を制限するようになり、相棒と二人きりの時間はいよいよおしまい…とあちこち出歩いた。相棒は３０歳になり、「結婚式」一周年を迎えた。
十月、臨月に入った私は苦しさで安眠も出来なかった為、相棒を伴って実家へ移住。
十一月、辛い苦しい時間を経て、宝物を産む。
十二月、心身共に復調し、来年に向けての心構えをする。

２００６年、あけましておめでとうございます。親子三人、周囲の人に支えられて、がんばって生きます。今年もこんな私たちによろしく関わりを持ってくださるよう、みなさんにお願いします。