ちびめぐ日記

母(43)とムスメたち(11と8)の成長記録。

映画「インサイド・ヘッド」with ムスメたち。

2015年07月25日 | 本・映画・音楽
いつも映画をムスメ達と観る時は、万が一別行動をしなくてはならなくなった場合に備えて「大人ふたりとムスメふたり」が基本なのだけど、今回は諸事情があり私ひとりでムスメ達をつれて行くことになりました。案の定、映画の途中で「おしっこに行きたい」と言い出すムスメ2号。3年前ならばここでムスメ1号をひとり館内に残してトイレに2号を連れて行こうものならばそこで「私も行く!」と1号も騒ぎ、ひと騒動になったところ…今回は1号に2号をトイレに連れて行くことを告げると「わかった」とだけ答えて映画に集中していた。1号、成長しましたっ!今後は大人ひとりでもムスメふたりを映画に連れて行ってあげられるぞ。

さてさて、「インサイド・ヘッド」。私は泣きました。ムスメたちも感動して泣いていた模様。だけど、私が一番いっぱい泣いてたな。
感情と記憶と人格の形成の過程が、非常にわかりやすく映像化されています。生まれたばかりの赤ちゃんから12歳に育つまでの主人公の女の子に、我がムスメたちのことを重ねて、こんな風に彼女たちの性格は築き上げられているのかと思うと、私は親としてたくさんの「喜び」の源を与えられているかしら、と思わずにはいられなかったです。
そして、私の感動の涙が溢れそうになったその瞬間、隣のムスメ2号に「お母さん、おしっこ」と声を掛けられたのでした。超ガッカリよ…やってくれるぜ、2号。

・ネガティブな感情であっても、それは不要な感情ではない
・感情のキャラクターを選び間違えると、相手に誤解を与える、自分が本当に伝えたいことが伝わらない
・成長する過程で、忘れらていく記憶はあるけれど、そこに付随する感情も性格形成に影響している
・一歩大人になるために、大切だった思い出を失うこともある



『コトバのチカラ』。

2006年05月28日 | 本・映画・音楽
『コトバのチカラ』(PHP研究所)だった。昨日のブログのタイトルの言葉。
正確には―「してあげるではなく、させていただく」。「『してあげる』ってあげちゃうと心がだんだんからっぽになっちゃうけど、『させていただく』って自分のほうにもらっちゃうと、心がいただいたものでいっぱいになるのよ」―ということだった。
この本は2年ほど前に購入して、ああそうだなぁ、と思う言葉がたくさんあった。
まだムスメが授かる前に出会ったんだけど、この本のこの言葉を子育てするときには絶対に忘れずにいようと思った。―「赤ん坊の時は肌を離すな。幼児の時は手を離すな。子供の時は目を離すな。少年の時は心を離すな」。

『皇帝ペンギン』。

2005年08月06日 | 本・映画・音楽
『皇帝ペンギン』を相棒と親友ユミコと3人で劇場に観に行ってきた。
小さき動物(いや、皇帝ペンギンは実際は身長120cmの大物…私と頭1つ分しかかわらない)には無条件で愛を感じてしまうけど、その生態を知ってますます感動。あのヨチヨチした足取りで安全に産卵・子育てするために南極を100キロも歩き続けるだなんてスゴイなぁ!
寒さの為に雛を死なせてしまった母ペンギンがよその雛を奪ってまで子育てをしようとする姿に、自分の子どもを虐待したり捨てたりしても親の人生を優先させる人間が恥かしいとも思ってしまった。
おなかにでっかいたまご(まめ)を入れてのしのし歩いていたら、相棒とユミコに「ペンギンみたい~」と褒め(?!)られた。

『生まれた赤ちゃんとお話しようよ』。

2005年07月25日 | 本・映画・音楽
以前、親友にプレゼントされて感動した本『おなかの赤ちゃんとお話しようよ』の続き、『生まれた赤ちゃんとお話しようよ』を昨年同じ学校で仕事をしていた先生からプレゼントされた。彼女はこのblogを読んでいるわけではないので、まったくの偶然に贈ってくれたものなんだけど、続編を読んでみたいなぁと思っていたので余計に嬉しかった。
読んだ結果、前作同様やっぱり泣けるのだった…。うるるるる。
かーちゃんは自分の命を削って赤ちゃんを産み落とすんだよなぁ。赤ちゃんは「いのち」という重たいものを全幅の信頼をもってかーちゃんに預けているんだよなぁ。なんだかすごいなぁ。

『スター・ウォーズ』エピソード3。

2005年07月21日 | 本・映画・音楽
アナキン…そりゃあダークサイドにも落ちちゃうよね。でもでもあまりにも悲しい結末を呼ぶことになってしまう。アナキンが仮にあの場面でダークサイドに落ちなかったとしたら、それはそれでまた別のダークサイドに落ちる気もする。一度狂った歯車の回転は変えられないのか…。
大きいスクリーンで観る甲斐のある映画ですねぇ。『宇宙戦争』の不安感とは違って、まめも腹の中でワクワク(もこもこ)していた。

『ミリオンダラー・ベイビー』、『宇宙戦争』。

2005年07月02日 | 本・映画・音楽
まめが生まれる前に映画館で映画を観貯めるぞー。というわけで、今週は相棒と映画を2本観に行けた。
以下、ネタばればれなので、まだ観ていない方は読まないことをオススメ。

『ミリオンダラー・ベイビー』
深みのある人間模様に渋い演技力、無理のない物語展開…素直に“いい映画だった”と思える作品。相棒に「俺がもしああなっても殺さないでね」と言われる。殺さないよぉ。私は生きられる限り生きてもらいたい…映画の背景に於いては、あのエンディングは納得だけども。
『宇宙戦争』
全篇中98%は不安な気持ちにさせられる音と映像。おかげでお腹のまめも非常に不安げに頻繁にもじもじしていた。かーちゃんの心理がストレートに影響してしまうまめ、可愛そうなことをした。スケールのでかさと映像はすごいけど、親子愛や人間愛やパニック心理やあれやこれや盛り込まれているも1つも深く描けておらず、最後は「あぁ、自然のパワーって素晴しい」とでも言いたかったのかな~?

『ドッグヴィル』。

2005年05月13日 | 本・映画・音楽
『ドッグヴィル』、ネットでの評判はさまざまで賛否両論激しいみたい。
最低限のセットに要求される想像力、何もない空間を補って存在する役者…私がこの映画をinterestingだと思ったのは、演劇を齧っていたせいなのかなー。
人間の弱さとか集団の怖さとか、見ていて気持ちのいいものではなかったけど、CGやらハイテク技術に大金を駆使してごちゃごちゃと描きつくされた映像よりも、何かほっとする画像だった。地に足をつけて生きている人間を感じた。

DVD漬けの日々。

2005年05月07日 | 本・映画・音楽
このところ映画をみまくり…とは言っても、レンタルDVDで布団でぬくぬくしながらなんだけども、それはそれで映画館に行くよりもらくちんなところもある(眠くなったりトイレに行きたくなったら止められるし、気になるシーンは巻き戻したり、堂々とおしゃべりもできるもんね)からいいのだ。
一応まとめて記録しておきましょ、っと。

『いまを生きる』
15年ぶりにみた。この映画も『スタンド・バイ・ミー』も、男の子の友情っていいなぁ、と思わされる。女同士の友情ももちろんいいものなんだけどね、どうしても「いいなぁ」って思ってしまう。
『ターミナル』
予告のトム・ハンクスの表情をみたときに悲壮な内容の映画を想像したけど、心温まるものだった。“魅力的な人柄”というのは何にも勝る財産ですなぁ。
『グッド・ウィル・ハンティング』
2度目なのに新鮮な気持ちでみてしまった。自分の才能は自分ではわからずに、周囲の人によってわからせてもらえるものかもね。人との関係があって自分が存在できる。
『グッドモーニング、ベトナム』
英語力があれば、もっとDJを楽しめるんだろうか…出演者全員が笑っていても自分が笑えないのが残念。戦争においての本当の「敵」というのは、目の前の“敵側の人”ではない…とすると本当の敵はどこにいるだろう。
『ボーン・アイデンティティ』
うーん…やっぱり危機的状況をそれなりの外見の男女が共に潜り抜けると、恋に落ちずにはいられないもんかね。…いられないよね。
『奇跡の海』
自分の信じるものを信じ抜いて生きることって、こんなにも苦しいことかしら。信じるもの、信じ方によっては自分も周囲も辛い思いをすることもあるんだな。それでも結末は彼女の苦しい生き方を「正しかった」としてくれたんだよね。
『リクルート』
私は騙したり騙されたりすることが本当の本当に大嫌い。こんなことに巻き込まれたら強靭な前歯で噛み付いてやる!がるる。

まめが生まれると映画館に行くことも儘ならないというウワサなので、映画館にも行きたいけど、今はそんなに面白そうなのやってないよねぇ。