ちびめぐ日記

母(43)とムスメたち(11と8)の成長記録。

28日のこと。

2005年10月29日 | まめかーちゃんの日々
母に連れられて散歩がてら用事をしに行った銀行で、五年前(うーん、もうそんな前になるんだ…)臨任英語教師をしていた学校の養護のH先生に会った。
H先生は出るところ、私は入るところですれ違ってハッと気づいたものの、本当に本人か確信がなかったのでおずおずと「H先生…?」と声を掛けるとしばらく彼女も考える間をおいて「あ~!!」と思い出してもらえた。「全然わからなかったよ!!」…それはそのはず、誰にも会わないのを前提に完全ノーメイク、それを隠す目深な帽子、ぽんぽこ腹、私だと気づかれたらこっちが驚いちゃう。
「いつ生まれるの?」
「5日後予定日ですぅ」
「わー!!実は私も今お腹に二人目がいてね、来年5月に生まれるの」
「わぁ!!」
なんて、ひとしきり妊婦話で盛り上がる。H先生は私の連れの母に気づいてサヨナラの挨拶をして「声を掛けてくれてありがとう、うれしかったわ!」と立ち去って行った。
「すてきなことを言う人ね、なかなか言えないことよ」と母。
うん、確かにすてきな言葉だ。
この再会は五年ぶりなんだけど、実は先月相棒と行ったプリン屋さんの地図は当時(五年前)彼女が描いてくれたものだったので、H先生に思いを馳せていたのが実現したのかもしれない。
私も会えてうれしかった、というのを伝えそびれてしまったが、それを伝えるべくまた再会できることを願おう。

akiraへ。

2005年10月27日 | まめかーちゃんの日々
私と相棒はそれぞれにblogを公開していて、時にblog上で対話することもある。夫婦なんだから生で対話すればいいのに、と思われるかもしれないけど、活字に特別な想い入れのある相棒の場合、生の対話の中に現さない心情の吐露が文章には現れることもあって、相棒のblogから相棒を知ることも少なくない。
このところ、実家と自宅行ったり来たり生活をしてくれている相棒が、「何か」に疲れていることは感じていて、最近の相棒の言動から薄々感じとっていたけど確信はしていなかった「何か」が、今夜blogで文字になっていた。出産を数日後に控えて苦しんでいる私を気遣って、相棒はひとりで苦しんでいたかと思うと、なんだか寂しくもある。
現状の私には何もしてあげられないかもしれない。でも何かしてあげられるのかもしれない。相棒も妊婦である私に対して同じようなことを思っているわけで。せっかく夫婦をやってるんだから、お互いにしてあげられることをし合って「し合わせ」で生きていきたいなぁ、という私の心情をここで吐露して相棒に伝えたい。
後に残る文章を綴ることは、瞬間で消え去る対話では解消されない何かを表現することかもしれない。

25日のこと。

2005年10月26日 | まめかーちゃんの日々
昨日の健診で注射をされたものの、だからといって突然陣痛が来るわけではない。母体の出産準備を促すだけで、まめのに関してはやっぱりまめ次第なわけだ。
引き続きなるべく動くように、と言われたので、裁縫をして散歩して、裁縫をしてストレッチ体操して、裁縫をして踏み台昇降をする。そんな一日。
まめちゃーん、慌てなくていいけど、あと一週間で出てこれるように準備してくださーい。

24日のこと。

2005年10月26日 | まめかーちゃんの日々
「10ヶ月のまめ・その3」。
まめは相変わらずのんびりかまえて、かーちゃんの骨盤にはまらずに子宮内で浮いているらしい。子宮口も固くてこのままだと予定日に出る準備が間に合わず、母体サイズに対してまめが大きすぎになって難産になるかもと院長先生に言われ、今まで何も薬を処方されなかった健康優良妊婦も、ついに子宮口を柔らかくするための薬を注射された。
仕事に出ていた相棒には注射したことだけメールで伝えてたら「ど、どこに打ったの…?」ってどきどきしながら帰ってきた。無理もない、私も打たれるまでどこに打たれるのかどきどきしていたのだ。子宮口を柔らかくする、ってんだから。意表をついて“腕”にだったからよかったよ…。
まめが出てくる気配がないのは、かーちゃんがお腹からまめを出すのが名残惜しいせいもあるのかなぁ。10ヶ月も仲良く一心同体してきたからねぇ、ちょっと寂しくもあるの。
とはいえ、2年も3年も腹に入れてるわけにはいかないからね。そろそろ出てみようか。まめよ。

23日のこと。

2005年10月26日 | はんど・めいど
まめのおもちゃ、できた~。
生まれてすぐには遊べないけど、半年後(ん~、もっと後かな)には遊んでくれるかな。側面のパーツがパズルになってて、てっぺんの×印は穴になってて中に好きな物を入れられるようになっとります。
「フェリシモ」という月に一便届く通信販売でゲット。来月もキット購入予定…さて、作る余力があるかしらねぇ。


22日の午後。

2005年10月25日 | まめかーちゃんの日々
「友野」というご夫婦で営む雰囲気のいいとんかつやさんがある。三月に初めて産院にてまめの存在が確認された日、軽いつわりに見舞われていた私はソースの酸味なら食べられるかも、ということでこの店の暖簾をくぐった。
相棒はおいしいと言っていても、つわりで味覚がおかしい私には、ソース以外(カツ・千切りキャベツ・味噌汁・お新香)の味はまったくわからなかった。が、以来なんとなく「健診の帰りにとんかつやさん」というのが恒例になる。行く度にお腹が目立ってくるので、店のお母さんにも覚えられて声を掛けられるようになった。
そろそろ相棒とふたりだけでとんかつを食べるのは最後になるかもしれない、というわけで、今日は健診帰りではないけど「友野」に立ち寄る。ここのとんかつは実にとてもおいしいのだ。味がわからくて、全部食べきれなかったという過去を思い出しながら、今は味を楽しみながらきれいに平らげる。
お母さんは相変わらず忙しく働きながらも色々話しかけてくれる。
「(厨房に向かって)お父さん、11月に生まれるんだって」
「座るの大変でしょ、座布団折って座るといいわよ」
「うちのとんかつ食べたからいい赤ちゃんが生まれるよ」
「今度はいいおっぱいのためにまた食べにいらっしゃい」
そんなお母さんに会いに、きっとまたこの店に来たくなるんだなぁ。

22日のこと。

2005年10月24日 | まめかーちゃんの日々
相棒共々プチ里帰りをしていて、この週末だけ自宅に戻ってきた。
相棒は自宅でないとできないパソコン作業に没頭し、私はまめのおもちゃ作りに没頭する。お互いにやめるにやめられず、夜はどんどん深まっていく。気づけば3時を軽くまわっていた。がんばりすぎちゃった、いかんいかん…。

癒し。

2005年10月20日 | まめかーちゃんの日々
足のむくみも気になるようになり、身体を動かさねば…ということで、いつもより早く帰宅した相棒とウィンドウショッピング散歩に出かける。
こういう時はたいてい何も買わずに帰ることが多いんだけど、本日は前々から本屋さんで表紙を見て気になっていた『きょうの猫村さん』を購入。脱力した絵柄でありながら、絶妙に猫の姿を描写しているところがココロをくすぐる。相棒も笑って読んでいた。「こんなお手伝いさんにまめをあやして欲しいねぇ」なんて言いながら。