自然保護とは

人工繁殖のパンダ けがで保護

今朝のNHKニュースで見た話題です。
人工繁殖で誕生した雄のパンダを野生に帰したところ、大怪我をして見つかった・・・
GPSで追跡調査をしていたので救出できたそうです。

野生動物の絶滅を防ぐには、人工繁殖もひとつの方法かもですが・・
もともと野生はその生活可能な範囲にあわせて繁殖し、生息数を調整していると私は思います。

今ぎりぎりの数に調整された自然界に、余分と思われる人工繁殖されたものが離されたら・・・
縄張り争いは当然のことですよね・・・

それにもっと気になることが・・・
GPSで動きがおかしいということで沢山の人間たちが捜索のために、森の中に入ってしまった・・・
パンダだけでなくほかの野生動物、や、植物に与える影響は多大なものがあると思います。

今日本で、コウノトリの放鳥が話題になっています。
こちらは、農家の方々に協力を仰ぎ生育できる範囲を確保して取り組んでいます。

それに比べて・・・
中国は大規模な、ダムなどの開発が進み、各地の野生生物が、四川省などパンダが住む保護区や山にも移動していると思います。

いまや残された森の中は過密状態で、新しい動物を受け入れる余裕はないのでは・・・？？？

他所のお話ではありません。
わが町の神嶽川の源流足立山は、公園に指定されたばかりに大規模な開発が進み・・・
山の中は、雑木林を撤去し縦横無尽に遊歩道が作られました。

雑木林は、地下水をため土砂を抱き山の自然を守っていたのに・・・
雨が降る度、大量の山砂が神嶽川を経て海へと流れ出ています。

公園指定で自然破壊・・・・
間違っているとおもうのですが・・・

足立山の出来た遊歩道は、雨でぬかるむところなく水はけがよく歩くには快適です。
近くのマンションや住宅の方々がお散歩するには、とてもいいコースだと思います。
でも、ほとんどの市民は知らないし利用する事はない・・・と思います。

私は・・・以前・・・
東南アジアの国で山がいっきに崩壊し、ふもとの村を飲み込んでしまった・・・
あの状況がこちらで起きるのではないか・・・

私たちが生きている間は、どうにか持つかもですが・・・
子孫の時代におおきな不安があります。



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