おばさんが掲載していた「cookie蓄積の件について」の記事に、『通りすがりのFirefoxUSER』さんから詳細なコメントをいただきました。
記事に掲載することに了解をいただいたので、CookieコントロールとFlashCookieの2編に分けて掲載いたします。
まずはCookieコントロールについてです。
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Cookieは簡易な個人情報で、内容は閲覧履歴であり、時にはサイトIDも含むものです。
これらは閲覧中、サイトの求めに応じ自動的に情報の「やり取り」が発生します。故に閲覧者自身で管理・制御するものです。
各ブラウザに必ずプライバシー設定項目があるはずなので、きちんと設定することが重要です。
◎主なブラウザにおけるCookie 設定
IE:ツール>>インターネットオプション>>プライバシー下の「サイト」「詳細設定」で設定
Firefox:ツール>>オプション>>プライバシー下の「履歴」内のチェック項目と「例外サイト」で設定
Opera:ツール>>設定>>詳細設定>>Cookieで表示のチェック項目と「Cookieの設定」で設定
また、ツール>>クイック設定>>サイトごとの設定を編集>>Cookie で閲覧中のサイトの設定で可能
Chrome:右上のツールボタン>>オプション>>高度な設定下の「Cookieの設定」で設定
※「蓄積したら消去」
どのブラウザであれ、閲覧履歴やインターネット一時ファイル等を溜め込み過ぎるのは、パフォーマンスの低下につながりますので、折を見て削除するのが望ましいと思います。
◎サードパーティ
Cookieにおけるファーストパーティとは、閲覧中のサイト自身のことで、
サードパーティとは、そのサイト管理者が設置した「ブログパーツ」や「バナー」、他から引っ張ってきた「(外部リンク指定の)画像・動画」、
またサイトの大元の運営企業が自動設置する「(外部リンク指定の)パーツ・バナー・サービス」等のことです。
Cookieは「サイトの求めに応じて受け渡しをする、個人情報」です。
つまり、閲覧者が「個人情報を無条件で渡しても良い」というのが「Cookieを受け入れる」であり、
「サードパーティを受け入れる」ことは即ち、その瞬間訪問していない外部リンクのサイトに、「個人情報を無条件に渡しても良い」と許可していることなのです。
※サードパーティは受け入れてはいけません。
もし、不都合が起こったら、そのときだけ許可すればいいのです。
設定に際し注意点は、サードパーティの項目で、これは閲覧ページからリンク(隠しリンクも含む)されている全てのサイトのCookie に関するもので、簡単に言えばブログパーツ(隠しも)張ってあれば、それらの全てのCookieを受け入れるか否かと言うことです。
例えば、このサイトの天気パーツに任意の地域を設定すれば、同じパーツを張る他サイトでも引き継がれますし、広告パーツなら、そのパーツの企業グループ並びに提携先全てで情報共有し、「閲覧傾向」に沿った広告を自動的に掲載します。
ちなみにこの項目設定に忠実に従うのは、現在Firefoxだけで、他は一度Cookieが保存されれば、それが「消去されない限り」情報を垂れ流します。
上記を踏まえた上でお勧めは、サードパーティは許可せず、既定(デフォルト)は一時的(ブラウザ起動~閉じるまで=セッション中)許可、ご利用の会員サイトを個別にサイト(例外)設定で許可し、それ以外は「閲覧中」に不許可に設定するとよろしいかと。
ついでに、Chromeの「高度な設定」の中の「使用統計データや障害レポートを~」という項目は、Cookieと同等、いやそれ以上に個人情報を一方的に、それも逐一、Googleに抜き取らせることを許可するものなのでチェックを絶対はずしましょう!
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以上いただいたコメントを振り分けました。
おばさんのまとめ方が悪いかもです。
お気づきの点がございましたらご指摘願います。