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未唯への手紙

未唯への手紙

第10章の前半は他者の世界への考察

2017年01月03日 | 1.私
環境社会を定期

 環境問題に対して、環境社会を提起する。第9章は簡単なロジックになっている。一つの仮説です。この仮説の色合いをもっと、深めないと、第10章に持って行けない。

 人間は自分の欲望とか家庭とかの小さな単位、というよりも、各点だけで生活してきた。それらが集合になってくると、大きな問題になってくる。その問題は拡がる一方である。

 もっと大きな観点から見ましょう。元々の現象は多様化すると同時にグローバル化する。それに対して、数学的な解を求めるのが第9章です。

環境問題を考える人

 人口問題にしても個人的な問題ですよね。子どもを産むか生まないか、育てるか育てないか。その子がまた、個人的問題でどうするのか。それらを社会的問題として扱っていく。

 ほとんど、そのような大きな視点から見ることはしていない。内側から見てるのと外側から見るのでは大きく違う。

 環境問題を考える人間から見たら、あまりにも人々が自覚がない、覚醒していない、と言える。それを見ているNPOの連中も覚醒していない。自分の商売のためにやっている。もっと、キッチリした世界に持って行かないと彼らのわがままにつきあうとこになる。

 環境問題をやっている人間に対しての違和感が強いです。彼らにまともについて行こうという人間は少ないでしょう。問題はドンドン浸食されています。これは未来方程式で解ける問題です。

サファイアは方程式に対する解

 サファイアは方程式に対する解です。それは偶然見つかった解です。それが必然であることを示さないといけない。その部分の議論が第9章ではされていません。やはり、第10章とペアにしないと難しい。ついでに第10章を考えます。第10章は歴史が変わることの証明をめざします。

考える権利がある

 なぜ、一個人がそんなことを言えるをのか皆は考えるだろう。そんな権限はどこにあるんだ。神ではないのに。申し訳ないけど、神の立場です。あなたたちの世界を他者の世界、他者の歴史と見ています。

 大体、歴史を行なう人間は、同じような立場になるかもしれないが、そうではなく、もっと根本的な問題です。私は私の世界がある。それしかない。他者の世界は傍観しているだけです。それをあえて解釈します。

大いなる意思による私の世界

 私の世界はどうでもいい世界です。ここの生まれてきた理由を考えると、たんにそれだけではない。私の世界を作って、それで他者の世界を評価していく。同時にそれに対して、方向を与える。聞くか聞かないかはあなた方の問題です。

 それをするように誘導されてきた。図書館にしても、仕事にしても、家庭にしても大きな意思の元にある方向に向けられてきた。

第10章の前半は他者の世界への考察

 第10章の始まりは他者の世界にします。こんな多くの人間が居るけど、生かされていない。多くなればなるほど、自分たちの首を絞めるという、環境問題にはまり込んでいる。根本的に直す方法、方向をどうするのかは、多くの人が幸せになる方法を示します。

 これは第7章の生きていること、存在していること、生活していることが皆、異なるということを意識することが一番、重要である。

ヘーゲルの歴史哲学の範囲

 第10章の最初に「覚醒せよ!」。と言っても単純なことです。なぜ、生まれてきたのかを考えればすむ。生まれてきた理由に一番近いのは哲学です。そして、歴史です。それが合わさったのが、歴史哲学。ヘーゲルは色々調べて、アジア的な見方、西洋的な見方までは作ったけど、アラブ的な見方は行なっていない。

 国民国家までの歴史は分析したけど、共産主義とか新帝国主義が起こるまでになくなってしまった。世界大戦も日本の帝国主義も経験していない。それらから新しい歴史哲学を作り出す。

国民国家に対する多様化とグローバル化のインパクト

 ハイアラキーの元で国民国家を作った。それが多様化とグローバル化で方向を失った。自由は確保できたけど、平等は確保できていない。不平等が拡大している。新しい力が必要だ。

 平等と言った時に一律的なものではない。自分自身が参画できる平等のカタチ。そのためには。ハイアラキーではどうしてもうまくいかない部分がある。それを共産主義が証明した。

 上が考えて、下が従うというのはあまりにも非効率。下が考えて、上が承認する方がはるかに楽な世界です。

個人の覚醒は数学では達成済み

 個人の覚醒はどんなモノで、その社会はどういうカタチになればいいのかということで、数学理論を応用します。これは、トポロジーができた経過です。元々、座標系というハイアラキーの世界であったものが、各点から発想して、近傍をチェーンでつないでいくというトポロジーができた。あくまでも特異点解消のためです。

 与えられた空間は単純なものではなく、常に微分可能とは限らない。局所を見ると、次元は定まり、微分可能が保証される。それをつなげていって、それを空間とした方がはるかに自由度が高い。色々な空間を作ることで平等性が増す。この考え方を社会に適用したのが社会の位相化。

10.4「社会の位相化」

 10.4「社会の位相化」を10.6にしましょう。10.7と10.8は私の世界の物語だから、他者の世界の最後になります。他者の世界の解決策は社会の位相化にします。理論的部分は第9章で行ないます。

 その前に数学的な解釈と歴史の解釈を入れます。数学の解釈は極端なカタチになっています。トポロジーの概念を次に進めたらどうなるかという問題も合わせて解決させようとしています。

 位相空間そのものは点から全体を作るモノですが、それをもっと次に進めるとどうなるか。点と全体が一緒になる。

「存在と無」から始まり、「存在の無」で終わる

 この奇想天外な空間はあり得るか。実は最初の「存在と無」で行なっています。点があることと無いことが一緒の世界。心自体も中核の一点と無限大に散らばる無数な点が一緒にところにある。一緒というのが重要な概念になります。

 この感覚を持つことが人類には重要です。自分の問題として、全体を考えられる。全体から自分の存在を自分の中で解決する。解は割と近いところにあったんですね。未唯宇宙そのものを上から見たら、解ができてしまった。それぞれの単元で行なっているモノがつながってきてしまった。

 これらは厳密な関係でやるよりも曖昧なまま理解する。複雑性みたいなモノです。複雑なモノは複雑に、曖昧なモノは曖昧のままに理解する。そのための表現はどうするか。それは後で考えます。言葉にできるモノ、できないモノ。

10.7「全てを知る」

 最後の「私は私の世界」に向かいます。そのための10.7「全てを知る」。今の多読もそのためです。

 全てというのは難しい。ここに『哲学中辞典』があります。哲学に関することが書かれている。それを全て理解することは意味の無いことです。自分の見方を確認するのと拡げることで範囲を見定めます。範囲をしっかりさせないと、全ては成り立ちません。

 だけど、拡げること、既存のモノを改めていくのか。新たな核をどう作っていくのか。あくまでも、目的に為に全てを知る。目的は生まれてきた理由を知ること。

10.8「存在の無」

 最後は、「私は私の世界」であり、その次は「存在の無」です。他者の世界で中央と端を一緒にする。同じように、存在と無が同一になる世界、つまり、「存在の無」です。最初から、答はあったんです。自分が「存在と無」と感じた時から。

第10章のテーマ

 第10章まで推敲して、小さなところの表現に向かいましょう。やってきたことはまっとうだったんだ。第10章から第8章を見ると、一つの疑問が湧く。シェア社会が苦耐え出なくなった時にクルマ社会がどうなるのか。

 多くの人が幸せになるのが第10章のテーマです。それから見た、クルマ社会ではあまりにも車にとらわれている。移動することを中心にした方がいいのかな。

未唯宇宙目次 8.クルマ社会 8.1~8.4

2017年01月03日 | 5.その他
8.1 販売店の先

 役割

  危機意識
   ①存在の確認
   ②メーカーの出先
   ③意見集約
   ④スタッフの意識

  お客様を取込む
   ①お客様の思い
   ②ミーティング
   ③本社に提案
   ④要望に反映

  お客様情報
   ①ストック情報
   ②フロー情報
   ③情報の一元化
   ④集合知

  ナレッジ
   ①事例の展開
   ②事務局
   ③サービスの高度化
   ④ノウハウ蓄積

 状況把握

  お客様と関係
   ①カルテ活用
   ②要望の展開
   ③市民に開示
   ④信頼の獲得

  思いを発信
   ①発信環境
   ②双方向のやりとり
   ③販売店提案
   ④車と通信

  お客様ひとり
   ①One-to-One
   ②アイデア
   ③データ対応
   ④高度サービス

  場の設定
   ①リアルコミュニティ
   ②タブレット提示
   ③寄り添う
   ④メーカーとつなぐ

 ツール

  ネットワーク
   ①お客様履歴
   ②コンテンツ
   ③ポータル環境
   ④クラウド提供

  データ
   ①カルテ一元化
   ②容易な抽出
   ③組み合わせ
   ④車情報

  SNS
   ①スタッフの感覚
   ②日常のやりとり
   ③ストックに反映
   ④リアルタイム

  モバイル
   ①いつでも
   ②どこでも
   ③個人向け
   ④市民の接点

 つながる

  取り囲む
   ①本社・メーカー
   ②行政と連携
   ③地域へ拡大
   ④車の有効活用

  メディア
   ①市民ポータル連携
   ②ブログ環境
   ③Facbook活用
   ④ネット放送

  コラボ
   ①メッセージ
   ②メーカーとお客様
   ③行政とお客様
   ④循環するコラボ

  拠点
   ①地域の災害拠点
   ②交通手段把握
   ③安否確認
   ④通信基地

8.2 クルマの先

 所有する

  多機能化
   ①車から発信
   ②自動運転
   ③電気自動車
   ④通信基地

  移動手段
   ①ビークル提供
   ②シェア車利用状況
   ③公共交通手段
   ④コミュニティ対応

  目的の明確化
   ①車の全コスト
   ②付加価値
   ③地域との関係
   ④有効活用

  コスト
   ①地域インフラ負荷
   ②自動運転の保険
   ③新車の意味
   ④販売店の役割

 作る

  意識
   ①技術者の意識
   ②スタッフの意識
   ③高度サービス
   ④環境社会への対応

  商品展開
   ①つながる商品
   ②次世代商品
   ③通信技術
   ④安全の保証

  商品開発
   ①情報サービス
   ②つながる企画
   ③社会全般の視野
   ④セールスと分離

  マーケティング
   ①生活者から循環
   ②Lの悲劇
   ③販売店の情報
   ④循環の整流化

 売る

  システム
   ①使うためのシステム
   ②コミュニティ
   ③システム提供
   ④効率化推進

  社会への負荷
   ①傲慢な所有者
   ②スタイルの弊害
   ③道路の駐車場化
   ④売ったらおしまい

  車が増える
   ①進化していない
   ②売るための情報
   ③可動時間の短さ
   ④売れる車が欲しい

  地域へのインパクト
   ①車依存の地域
   ②車の有効活用
   ③地域活性化
   ④行政の問題意識

 社会の変化

  環境社会
   ①所有から利用へ
   ②クルマの分化
   ③統合する場
   ④変わるべきもの

  コンパクト化
   ①負担軽減
   ②エネルギー対策
   ③総合的交通体系
   ④コンパクト社会

  町つくり
   ①車の有効活用
   ②コミュニティ雇用
   ③車の町から変革
   ④いい町を定義

  社会インフラ
   ①コストの外部化
   ②抜本的渋滞対策
   ③電気自動車の電源
   ④スマート連係

8.3 地域の先

 コミュニティ

  市民との接点
   ①市民ポータル
   ②双方向対応
   ③販売店ノウハウ
   ④活用事例展開

  アピール
   ①市民の声を提案
   ②チーム行動
   ③意識集約
   ④地域を超えた活動

  資源の共有
   ①人的資源
   ②寄り添う態勢
   ③地域のノウハウ
   ④情報共有資源

  アンケート
   ①分化の状況把握
   ②インフラ整備
   ③どこでもつながる
   ④統合の状況

 市民の覚醒

  知恵の集約
   ①共有意識
   ②ナレッジ
   ③NPO意識づけ
   ④集合知

  地域への思い
   ①ルサンチマン
   ②事例での刺激
   ③ソーシャルツール
   ④情報共有環境

  メッセージ
   ①どこでもつながる
   ②安全・安心な接続
   ③情報一元化
   ④ライブラリ

  発信
   ①多様な映像
   ②支援者の存在
   ③メディア活用
   ④分化

 課題解決

  チーム活動
   ①好き嫌いが基準判断
   ②ニーズに個別対応
   ③意識をまとめる
   ④意識で行動

  武装化
   ①コミュニティで武装
   ②知識を蓄える
   ③共有意識
   ④各自でツール開発

  行政と協働
   ①シェアリング
   ②企画に参画
   ③地域に即した体系
   ④地産地消

  クライシス想定
   ①ハイパーインフレ
   ②環境破壊
   ③大衆社会の暴走
   ④組織を分化

 配置

  ファシリテーター
   ①パートナー
   ②寄り添う支援
   ③システム設計
   ④横展開

  インタープリター
   ①地域の思いを集約
   ②上位へ提案
   ③自然な仕組み
   ④ネットとコンテンツ

  事務局
   ①情報共有センター
   ②伝播を加速化
   ③方向を示す
   ④分化と統合

  自律分散
   ①中央の妨害排除
   ②サファイア循環
   ③配置の近傍系
   ④近傍を拡大

8.4 先のシナリオ

 シナリオ

  配置空間
   ①未唯空間の位相
   ②空間ありき
   ③キーワード接続
   ④寄り添う近傍

  販売店・車・地域
   ①販売店の役割
   ②地域で覚醒
   ③地域のクルマ
   ④社会変革シナリオ

  小さな循環
   ①配置の考え方
   ②サファイア循環
   ③偶然で組織化
   ④組織を再設定

  イノベーション
   ①組織の分化
   ②全域を変革
   ③企業20%ルール
   ④他者の切断

 知識と意識

  思いをまとめる
   ①コミュニティの役割
   ②メンバー活用方法
   ③循環エネルギー
   ④統合の動き

  知識から企画
   ①メッセージ
   ②新規参入の容易さ
   ③ブログで発信
   ④企画に反映

  意識で動く
   ①レベルの把握
   ②市民行動分析
   ③市民に情報提供
   ④活動状況

  寄り添う
   ①相手を知る
   ②寄り添う仏陀
   ③考えていること
   ④多様な思い

 環境変革

  ツール
   ①改革への先人の思い
   ②クラウド環境
   ③ゲームから進化
   ④市民が主役

  ソーシャル
   ①1対多の双方向通信
   ②メッセージ主体
   ③ライブラリ活用
   ④ラインでやりとり

  メディア
   ①どこでもつながる
   ②プッシュ型
   ③ネット放送
   ④コミュニティ主体

  NPO
   ①地域活性化
   ②社会保障
   ③ICT活用
   ④持続可能性

 企業変革

  マーケティング
   ①売るから使う
   ②市民に主導権
   ③スマートな共有
   ④地域から変革

  コンテンツ活用
   ①意思疎通
   ②参画障壁
   ③クラウド
   ④初期投資

  生き残り戦略
   ①スマートに行動
   ②環境社会志向
   ③ネット放送に対抗
   ④グリーン雇用

  企業から変わる
   ①SNSを支援
   ②グーグル自動運転
   ③終わりの始まり
   ④仕事の変革