水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

地震および津波に係る記載(その54:国内原発停止前後の震源深さに係る雑感)

2013-09-16 | 地震・津波関連

2013-09-16投稿

 3.11後、余りにも国内で多発する中小規模地震ですが、昨年2012年5月全原発が停止後、一度、再稼動した関西電力大飯原発のみ稼動していましたが、昨日、点検のため停止しました。

既報3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-4-11)(2013-04-11) でも明らかなように、2013年4月にはいってから相変わらず発生しています。数々の巨大地震予測が提案される中、この間、大地震、大津波には至らず、幸いと思っています。

 個人的には、津波規模に影響を及ぼすという「地震の震源の深さ」に原発から発生するニュートリノとの関連で関心があります。

参考関連投稿:

地震および津波に係る記載-2ニュートリノの素性と発生規模に及ぼす影響度
原発関連の使用済み燃料から46時中発生しているという。

放射化現象に係る投稿(その9:環境放射能ニュートリノに係るKamLAND 実験研究の現状と期待)によれば、

原子炉から飛んでくるニュートリノや、地球内部から 来るニュートリノ、太陽からくるニュートリノなど自然界のあらゆるニュートリ ノを捕え、ニュートリノと自然の謎に迫る画期的な実験

 個人的には、大地震は

既報地震および津波に係る記載(その46:【注目】巨大地震の発生は環境湿度が低いと発生し易いのだろうか?)2013-04-22)に記載しましたように、

 巨大地震の発生年月日から、日本では湿度の高い梅雨季に中る6月では東アジア、ロシア東部地域でも台湾の1925年のM8.0を除いた巨大地震に限れば?、発生がないようです。湿度が高いと地震規模が小さくなるのだろうか?と思っています。

 本題から、少しそれますが、

ちなみに、大気圏の水の偏り(湿度、雲)に係る記載として、
参考投稿:
地球温暖化の要因に係る記載(その6:大気圏の水の偏りの影響とその評価方法)
(2011-11-12)
「水の状態変化」「水の局所的な偏り」を調べるために、

・「MIMIC(気象衛星共同研究所の総合マイクロ波画像)」
 A New Approach to Visualizing Satellite Microwave Imagery of Tropical Cyclones
熱帯低気圧の衛星マイクロ波画像を可視化する新方法(大気圏における可降水量の評価方法)

・ 「Cloudsat(クラウドサット)、カリプソなど」(雲の分布、成分のデータベース)

また、
gooニュース ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
2012年11月13日によれば、

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121113001

  アメリカ、コロラド州ボルダ―にある国立大気研究センター(NCAR)の大気科学者ジョン・ファスーロ(John Fasullo)氏とケビン・トレンバース(Kevin Trenberth)氏は、ある問題の答えを探すため、地球湿度のパターンを研究した。21世紀末の大気中で、二酸化炭素(CO2)濃度が予測通り現在の2倍になった場合、どれくらい暖かくなるかという問題だ。

 気温上昇の度合いを正確に予測する上で鍵を握るのは雲だという。
雲は地球のエネルギー収支に大きな影響を及ぼす。まず、白い雲は日光を反射して地球を冷やす。大気中の高さによっては、毛布のような役割を果たし、熱を閉じ込める。
 しかし、雲は形や大きさ、明るさが目まぐるしく変わり、モデル化が難しい。人工衛星による観測は不完全で、誤差が生じるともいう。

に着目しています。

 また、湿度がなぜ影響するのか?については、既報大地震の予測が的中しないことに係る個人的な雑感にて、

天地間に徘徊・標榜するさまざまな電磁波、および、エアロゾル
雨、雲、水蒸気などによって阻害されずに、
活性化状態が続く好天気状態において
天地間における電気および磁気、帯電したエアロゾルの流通経路が電磁気的につながる状態になった時に確率的に発生するのでは???
と最近妄想しています。

  問題は、いつ、どこ(50~100km四方範囲)で、M8.5以上の地震が起こり、高さ10m以上の大津波が発生するか?と思われます。 しかし、突発的な大地震・大津波に対して、的確な予知が科学的に的中できない現状であり、大中小は別にして「またか」「こんな所で」が偽わらざる心境です。
予兆現象に係るメカニズムを解明して、
遅くても1時間前までに地震・津波の予知・予測できるようになることを期待しています。

参考投稿:地震および津波に係る投稿」の整理('11-03-13~'13-03-25)と今後への期待

また、

数多くの投稿のうち印象に残る記載は

地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)(2012-06-17) によれば、

 人工、自然由来環境放射能が地震に影響もしくは関連することは、最近の投稿からも明らかですが、三陸沖はさておいて、火山帯が走っている原発関連施設周辺で地震が多発しているのも事実です。

  話を戻して、

今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その1:'11-03-13~'11-12-27)2012-06-05)
(その3-1:地震・津波規模に係る要因~'12-06-09)(2012-06-10)
(その3-2:地震・津波規模に付随する現象について)(2012-06-17)

を整理しましたが、
 

M8.5以上で震源の深さが約10kmの場合に大津波が発生すると想われますが、

  放射化現象に係る投稿(その9:環境放射能ニュートリノに係るKamLAND 実験研究の現状と期待)の引用で記載した環境放射能もしくは放射線のひとつニュートリノの影響に着目しています。

 既報地震および津波に係る記載(その50:原発周辺の福島沖で危険な兆候 巨大地震前の小康状態か?という。)(2013-05-04)で記載したように、

 もう一度でも、国内の原発が大地震・大津波
に襲われれば、福島の二の舞になると思われます。現状は推して知るべし。

 (今後の着目点)

・環境放射能もしくは放射線のひとつ放射能がベータ崩壊時に副次的に発生するというニュートリノが震源深さにどのような影響をもたらしているだろうか?

 

既報地震および津波に係る記載(その48:地震の予兆という大気イオン濃度と気象との関係)(2013-04-24)で記載した、大気イオンとは環境放射能のエアロゾルのようですが*、

・大気イオンの発生とニュートリノとの関連はどのように成っているのだろうか?最近関心を持っています。

 ちなみに、大規模な地震の前に大気中のプラスイオン濃度が、通常の5倍以上に上昇する現象が観測されています。・・・
通常の場合は、常に大気イオン濃度が1万を下回る値を示しており、あまり大きな変動は見られません。

大気イオン濃度に異常が見られた例
引用:大気イオン地震予測研究会 e-PISCO
大気イオンとはhttp://www.e-pisco.jp/ion.html 

       2011年4月の大気イオン濃度 

*この大気イオンとは、
既報地震および津波に係る記載(その48:地震の予兆という大気イオン濃度と気象との関係)(2013-04-24)で記載しましたが、大気プラスイオンの湿気に対する安定性によって、地震規模、発生数が影響されるのでは?と妄想していますが、大気イオンに係る情報を調べる必要があると思っています。

 静電気は一般的には湿気で消滅しますが、低湿度環境では環境放射能などエアロゾル超微粒子周辺に安定に帯電して大気圏に滞留することによって、電離(スポラディック)層の電子のバランス、オゾン層などさまざまな天変地異要因に影響するのか?と妄想しています。

  帯電エアロゾル210Pbのサンプリングと測定
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=809bf58cfb33b892d0347b6d1b5355d0

 帯電エアロゾルの大気中の濃度異常が地震前兆の指標となると考え,1998年4月より24時間連続で帯電エアロゾルを測定している.大気イオンは主に大気や地殻中の放射性核種からの電離作用,レナード効果,落雷時の放電などにより大気構成分子が電離されて生成すると考えられている.しかし,放射性核種,ラドンガスの崩壊による210Pbはそれ自身が帯電エアロゾルであるという。

 

 ⇒ニュートリノの地震、地殻に対する影響は数々の引用によって提案されていますが、このメカニズムについては定かでないのでは?と個人的には感じています。

 原子炉から飛んでくるニュートリノなのか?地球内部から 来るニュートリノなのか?太陽からくるニュートリノなどか?自然界のあらゆるニュートリ ノが地球内部の地殻、マントルに及ぼす影響について調べる必要があるのではと想われます。

 既報首都直下の前兆か 地震頻度高止まりという。 発生時のシナリオと連動性仮説の紹介。  (2013-06-05)の引用によれば、地震はニュートリノなど物質透過性の高い放射線が地下マグマの活性化を誘起しているのだろうか?今後のカムランドスーパーカミオカンデなどの実験成果に期待しています。

また、既報の引用http://cocorofeel.blog119.fc2.com/blog-entry-8109.html
詳しく見るにおいて、ニュートリノが地震連動性にと関係するという仮説が提案されています。

まずそのコメントの紹介です。

はじめまして。いつも興味深く読ませていただいております。まゆみさんのブログで「ニュートリノ」を教えていただきました。ありがとうございます。

21日の深さ10kmの広島の地震の震源は、玄海原発とスーパーカミオカンデを結ぶ直線上にあります。20日から21日にかけて10回起きた深さ10kmの茨城の地震の震源は、J-PARCと女川原発を結ぶ直線上にあります。

さらに、13日の4回の会津の地震、18日の3回の福井の地震(いずれも深さ10km)の震源は、敦賀原発と女川原発を結ぶ直線上に位置し、その真ん中にはスーパーカミオカンデがあります。

「いいかげんもうやめてくれ! 日本が壊れちまう!」
(世界支配層による核爆弾の人工地震なんて、うそっぱち??)

 

 また、ニュートリノは

地震の予兆(電離層の電子数の変化)と関連があるという。
既報地震および津波に係る記載(その28:3.11震災による超高速波動の観測とそのメカニズムについて)(2013-01-28)によれば、

 

 太陽フレアーからのベータ(電子)放射(粒子)線、ベータ壊変時に副次的にニュートリノが発生するという。 

 太陽などの核融合反応のエネルギーのほんの一部として発生するニュートリノは陽子や電子などと同じミクロの素粒子であり、ニュートリノは光速で伝わり、基本的には他の環境放射能、放射線とは異なり、他の素粒子とほとんど作用し合うことなく物質を突き抜けるという。

 環境放射能、放射線とは、宇宙/太陽、地下マグマ、原発、核実験などから、環境中に放出されている巨大なエネルギーを持つ放射性物質(放射能)、アルファ線、ベータ線、中性子線など粒子線による放射化もしくは励起によって、環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などのさまざまな電磁波を発生させて最終的にはになると想っています
詳しく見る>>
参考情報:
太陽光線http://www.naoru.com/taiyo-.htm

  基本的には、ニュートリノの物質透過性が大きいといわれていますが、
ウィキベディアによれば、
主にマントルを構成するかんらん岩などの超塩基性岩、(SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石から成る下部マントルと核の組成に感度があるという。
他の素粒子とほとんど作用し合うことなく物質を突き抜けるということは、放射化、励起とは無縁なのかと想われますが、実際は超塩基性岩、(SiO2含有量(重量%)が45%以下の岩石)に感度があり、
 また、既報放射化現象に係る記載を調べました。(その10-8:地震予兆現象と環境放射能との関係)によれば、水の励起によって微弱な発光をするという。


 

 感度があるということは、そのような物質には吸収されて、放射化もしくは励起され易く、結果的にどのような放射線・電磁波を発生させているのだろうか?と最近想っていますが、現状個人的には不詳。

 上記と関連して、地球内部のマントル、核のみならず、大気中に浮遊介在している有象無象の黄砂、放射能などエアロゾルに対して
ニュートリノが吸収され易い物質が存在すれば、「爆縮現象」(大きな地震の直前にガイガーカウンターのバックグランド計測値が一時的に異常に低くなる現象)との関連はさておき、環境放射能の変動要因として、そのばらつきにも間接的に影響している???可能性も妄想されます。


・ニュートリノなど物質透過性の高い放射線が地殻、地下マグマの活性化を誘起して震源深さに影響しているのだろうか?

 いずれにしても、この影響は太陽活動、原発稼動状態などが絡んで単純なものではないと想われます。(人工地震の影響は除いて)

 

 原発普及前、原発通常稼動時、3.11による放射能漏洩、国内原発停止をエポックとして統計的に高いM(マグニチュード)の発生時の震源深さに着目して整理したり、備考として、太陽活動の活性度、引力(潮汐)の影響との対応をとる必要があるのでは?と素人ながら妄想しています。

 

 


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