被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
「史上最悪の日」から3日。
温かい布団で寝て、温かいお風呂に入り、温かいご飯を食べ・・
テレビの中に映る、日に日に拡大する惨劇と、
何ら変わらない自分の生活とが、どんどんかけ離れていく。
けれど、変に罪悪感を持ってはいけない。
自然の力の前には、人間など無力。成す術もない。
「千年に一度」という大災害。
町が丸ごと飲み込まれるなんて、全く想像も付かない事態に、
私のような小っぽけな人間に出来ることなど、とても思い付かない。
だからと言って、他人事ではない。
唯でさえ長年、大本命と言われている土地に居るのに、
そこだけ免れているのは、却って不気味でもある。
明日は我が身。
しばらく連絡を取っていなかった、アメリカの歌の先生からもメールが届いた。
・・I am praying for you and your family and your countrymen.
私にできること。
被災地の人たちが無事であるよう、
少しでも心の痛みが癒えるよう、
唯ただ祈り続ける。
そして、自分の境遇には心から感謝をし、
日々、自分の生活をしっかり送る。
今日も、いつものように店を開け、
お客様が見えたなら、お酒も飲み、バカな話もする。
お望みならば、歌もうたう。
でも、それが今の私にできること。
もし、私にできる何かを必要とされた時には、
すぐに動き出したい・・