死別シングル奮闘記

夫の死を乗り越えて2人の子供と頑張って生きる母の日記です

母、だまされる!?

2018-04-12 14:19:47 | 
父が亡くなってから早いもので100日経ちました。母はどうにか元気でやってます。
父亡き後は姉が毎週実家に通ってくれて(今も通ってくれている)いろんな手続きを進めてくれました。
相続から名義替えから何から何まで。
本当にありがたいです。

先日無事に父の預金も母の口座に移し、これでなんとなくひと段落。
あとは家とゴルフ会員権くらい。(隠し口座とかあったら分からないけど、今分かってる限りは他は片付いた、らしい。←私は一切分からない)

厄介なのはゴルフ会員権。父が退職したときに毎日ゴルフに行きたいということで購入した会員権ですが、値が下がり売れないらしい。
売りたい人が山のようにいるのに買いたい人はほとんどいない。どんなに安くても買いたい人はいない。
ゴルフ場も年にほんの少し売りたい人から買い取ってくれることになっていて、それは抽選。今まで当たった事がない。
預託金をあきらめてゴルフ場に返しちゃえばいいんだけど、父はそれはいやだったみたいで。なので抽選を待っていた。

そんな状況の中、一昨日突然母から電話があり、「ゴルフ会員権が売れたから、今度来るときあなたの実印持ってきて」って。
会員権は相続財産なので私の実印が必要なのはわかるけど、あの焦げ付き会員権が売れたとな?
ここからは、母と私の電話の内容
私「え?ゴルフ場で買い取ってくれたの?」
母「違うのよ、○○ゴルフサービスって言うところで買いたい人がいるからどうですか?って電話がかかってきて。今日担当者が来て手続きしたのよ」
私「え?そんな簡単に売れるものなの?」
母「ゴルフ場の人にも(ゴルフサービスの)担当者のAさんが電話してくれて確認も取ってくれたから大丈夫みたいよ。」
私「え?それ大丈夫なの?銀行の情報とか教えちゃったりしてる?」
母「振り込んでもらうために、教えて判子も押したわよ」
私「入金伝票には判子、要らないはずだけど。通帳やキャッシュカードは渡してないよね。暗証番号も伝えてないよね」
母「通帳もキャッシュカードも渡してないし、暗証番号も教えてないわよ。あら、でも銀行の口座書いた紙の控えがないわね~。会員権の証券も預けちゃったわ~」

・・・・・もう、怪しさ満載。こりゃやられたな。大体、亡くなったとたんに焦げ付いていた会員権が売れるなんて怪しいし。
おまけに父の預金の残高を昨日母の口座に移したばかりで、ちょっと小金もちの母の口座。やばい、すっからかんか??
母「でも、そういう変な人は銀行が閉まる直前の時間に来るっていうじゃない?来たの4時過ぎだから大丈夫よ~」(何の安心?)
母「担当者のAさんは50歳くらいの怪しくない人だったから、会員権渡すときにも『あなたを信用して渡すのよ~』って伝えたし」(怪しい人は来ないから)
うーん、心配が募るばかり。

ってなわけで。姉に連絡し、事情を説明。そしてもう一度母に細かいところを確認。するといくつか分かったことが
・○○ゴルフサービスは父が亡くなる前にゴルフ会員権を売るために連絡したところだった。父が会員権を購入した会社は潰れてしまっていたので、そこからの紹介らしい
・ゴルフ場もちゃんと売買に関しては了解しているらしい。

でも、まだまだ怪しい。なので、翌日念のため朝一番で銀行に行き、何か動きがある(すっからかんになる?)前に止めてもらうことに。ちょうど義兄(姉のダンナさん)が仕事が休みなので一緒に行ってもらうことに。
と同時に怪しい詐欺っぽいことについて相談するところがあるらしく、そこに姉から連絡をしてくれたそうです。(ま、詐欺と決まったわけではないけれど・・・)

と、いうわけで眠れない夜をすごした母。結構脅しちゃったからなー、可哀想だったかな。
翌日、義兄と一緒に銀行へ。銀行では着くなり、銀行員が「大丈夫ですか?センターから連絡ありましたよ」と(前日の詐欺っぽい相談センターから銀行に連絡があったらしい)
で、結局預金は無事だし、何も起きてないとのこと。もちろん、本人の同意なしにお金を動かすこともないですから大丈夫ですよ~と言われ、無事に終了。
とりあえず、だまされたわけではなさそうな感じでした。あー、心配した。びっくりした。

ま、でもゴルフ会員権の証券は預けたまんまだし、何の書類に実印バンバン押したのかも分からないので、書類と証券は後ほど返却してもらうことに。
これからはなるべく契約ごとには姉か私か同席することにしました。
安全に楽しくこれからも過ごしてもらいたいわ。




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