蒲郡が織物の産地だと知っている観光客は皆無です。
江戸・明治時代は三河木綿と言われ日本有数の産地でしたが
昔の三河木綿は時代とともに忘れられた”まぼろしの繊維”になってしまいました。
高度成長して大量生産と流通が変化するとともに産地の原点を忘れ去ってしまったのです。
”根っこのない産業は栄えない”
そこで織物産業復活には消費者に織物を知ってもらう為だと竹島クラフトセンターを開設したが、
毎日沢山の人が三河木綿を体験に来てくれます。
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今日も女性グループが手織り体験にやってきました。
暑い中を竹島で三河木綿の手織り体験に来てくれたのです。
「難しくないですか」
「私に出来るかしら」
などと言いながら機織りスタートしましたが
機織りに慣れるにしたがい無口になって織機の音だけが響きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/a5/db7038fe104d421a717ba66558a50376.jpg)
「これ、出来たわ」
最初の人が完成しました
「あら、綺麗ね」
「ここが上手く出来なっかたのよ」
完成おめでとうございます。
男性に比べて女性は織物を身近に感じて織物に関する感性も鋭いものがあります。
私は女性の声が世の中を変えると思っています。