鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2543回】 仲良くやっていくために・・・

2017年12月16日 | 住宅コンサルタントとして
最近、ブログのアクセス数、ページビュー数が
全盛期並みに増えていることに、嬉しさと共にとまどいを感じている鬼山です。

このブログ、毎日書いておりますが、全盛期と比較して、
昨年や今年の前半は読んで下さる方が減っておりました。

ブログやメルマガの価値や効果が下がっていくことも理解できていましたので、
まあ、もうそんなに上がることはないだろうと思っていたのですが、
ここ1カ月は、非常にアクセス数が上がっております。

その理由、分かる方がいれば、是非教えて下さい。


さて、私たち夫婦は一緒に住んで20年以上、経過しておりますが、
ここ数年は本当に仲が良いですし、ケンカもかなり減ったと思います。
(って、そう思っているの、私だけだったりして・・・汗)


その理由は、お互い何か気に入らないことや
「ちょっと違うんじゃない?」と思うことがあった際、
理屈で相手を追い詰めることをしなくなったことが要因だと思っています。

私、もともと小さい頃から口が達者で、
屁理屈を言わせたらかなりのレベルだったような気がします。

その屁理屈で、相手を論理的に追い詰めていって、
ぐうの音も出ないところまで言ってしまうことも結構あったような気がします。

でも、それだとその場では勝ったとしても、
言い負かされた相手は心から納得してないんです。
言い負かした、こちら側の自己満足で終わってしまいますし、
そういう言い合いがあった以降、本音でこちらに話してくれることって無くなりますよね?

理屈で相手を追い詰めても、根本的な解決にならない、ということを
大人になってから理解できるようになりました。

正論を言って、こちらが正しいことを言ってようが、
言い合いで勝とうが、それはどうでも良くて、
相手に理解してもらって、ちょっとでも良くなってもらうことが重要ですよね?


子どもが思春期になる前に、こういうことが理解できるようになったので、
子どもの態度や言葉遣いが明らかに間違っている時も理屈で責めないで、
本人に考えさせるようなことを言って、たっぷりと逃げ道をつくるように接しました。

私、結構手が出るのが昔から早かったのですが、
自分が変わった結果、子どもの反抗期に大きな衝突もありませんでした。

ホント、子どもに手をあげたことって、ここ10年無いですね。

で、もし自分の意図する方に子どもの考えが向かわなくても
それはそれでしょうがない、というように考えることが出来るようになりました。

「子どもの態度がちょっと違うなぁ」ということがあった時、ウチの家内が

「そんなん、中学、高校時代なんて、そんなもんやって!
自分が中学、高校時代、どんな態度を親に取っていたか、覚えてる?」

と私を諭してくれたおかげで、

「まあ、反抗期の子どもなんてそんなもんやな・・・。
いつか気づく時が来るだろうし、もしそれに気づかへんかったら、
自分たちの育て方が間違っていた、ということやわ・・・」

と思えるようになりました。


人それぞれ、いろんな価値観を持っています。

人が自分の思うように考え方を変えたり、行動しなくとも、
それを受け入れ、場合によってはその結果から自分の未熟さを学ぶことで、
人間関係は良くなっていくと思います。

それは家庭でも職場でも同じ。

肝心なことは、嘘をつかないとか、人に敬意を払うとか、
人に迷惑をかけたり気分を悪くしない、ということくらいで、
それ以外のことは多少、違っても大したことではないのです。

という訳で、今年の年末は反抗期が終わった長男と家内と3人で、
イタリアとマルタ島に行ってきます。

来年から一人暮らしをする長男。
親から離れて自立する気満々ですし、子どもの自立を望んでいる私たちですが、
家を出る前の思い出をどうしてもつくりたかったので、

「旅行、一緒に行こう!
これはお願いじゃなくて、強制やで!」

と脅して、無理くり一緒に連れて行くことにしました(笑)。

子離れできない、バカ親ですが、
たくさん思い出をつくってきたいと思っています。
コメント
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