鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2412回】 糸井重里さんと高田明さんの対談が面白すぎる

2017年08月07日 | 住宅コンサルタントとして
今日8月7日の日経MJの1面が、
コピーライターの糸井重里さんとジャパネット高田創業者の高田明さんの対談でした!

これ、絶対に買って読んだ方が良いですよ!
もう、商売で最も重要なことをちゃんとお二人が教えて下さっています。

お二人とも、伝えることに関してプロフェッショナル、ということは
私が説明しなくても、皆様、ご存知ですよね?

ただ、この対談で一貫しておっしゃっているのが、
伝え方のテクニックで、いろんなものが売れる訳ではない、ということ。

まず、自分が本当に良いと思ったものしか売れないそうです。

だから糸井重里さんも、高田明さんも、売り手の立場で発信しているのではなく、
買い手の感性で発信しているんですね。

で、私が最も刺さったのが、糸井さんの発言でした。

「高田さんは思ったことを言ってるんだろうなっていう信頼があるんですね。
多分この人は間違わせた覚えがないぞ、というのを積み重ねるのが
とても大きいと思うんです」

「その俺が言った『おいしい』を信じてもらえるかどうかが大事で。
こねくり回して何かを伝えるのがコピーっていうんじゃなくて、
俺の言ったことを信じてもらえるようにするのが活動だと思う」

もう、こうした糸井さんの言葉に鳥肌が立ちました!

モデルハウスや見学会の来場が落ちていない会社は、
お客様に公開する建物のレベルが高く、もちろん接客も素晴らしい。

要するにお客様の期待値を超えた対応をされているので、
市場のお客様が信用されているんです。

購買頻度が低く、単価が高い住宅だからこそ、
市場のお客様に信用していただけるような活動をどれだけ積み重ねられるか・・・。

これが商売の本質でしょ!
ということをすごくシンプルで分かりやすく伝えて下さっている糸井さんのことが、
これまた好きになってしまいました。

高田明さんの考え方、生き方も大好きで、
こんなお二人の対談を企画して下さった日経MJさん、
本当に感謝です。

これだけで1年分の購読料をお支払しても良いくらいです。

ということで、是非、本日の日経MJを買って読んでみて下さいね♪
コメント
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