京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

一乗寺 詩仙堂

2007-12-13 10:15:58 |  京都散策
12月2日(日)

もう一週間以上前のことです。
最近、ブログがだいぶ遅れてきてますね~。

いいお天気に誘われて、今年終盤の紅葉を見に行ってきました。
この日も、もちろんウォーキング。

ルートは詩仙堂→金福寺→鷺森神社→赤山禅院です。


詩仙堂

まずは、詩仙堂。
詩仙堂は徳川家の家臣であった石川丈山が隠居のため
造った山荘だそうで。。


私が初めて詩仙堂に行ったのは、もう30年以上前。
詩仙堂で行われたお茶会に、着物を着て行きました。

あの時は、そうも思いませんでしたが、今思えば
詩仙堂でお茶会なんて、贅沢極まりないことだったんですよね~。


あれから、どんどん詩仙堂も有名になって、
今では、お茶会に詩仙堂を借りるなんてこと、
できないんだろうな~。。

そのあと、子供達がボーイスカウトに入っていたときには
子供たちを引率してきた事もあるし、
地方からの友達を案内した事もあるし。。

今日で、多分6~7回目の詩仙堂です。



いつ来ても、この詩仙の間よりお庭を眺めると、心がほっとします。
ただ、今日は今までの中で一番人が多かったかな~。。




詩仙の間の横には、嘯月楼(しょうげつろう)という月見堂があり、
昔、子供達が小さい頃行った時には、
階段を自由に登って上まで行けたのですが、
今は特別な時にしか登れないようです。


嘯月楼には、まん丸の窓があり、
丈山は、この窓から見える東山に浮かぶをこよなく愛し、
嘯月楼でを飲みながら、漢詩を詠んだといいます。

丸窓からの景色、もう一度見てみたい気がします。
見れないとなると、よけいに見たくなる。。
人の心って、ほんと不可思議なものですね~。




丈山は、庭園造りの名手でもあり、
この詩仙堂の庭も丈山が設計したものだそうです。

柿の木と紅葉。。
でも、あまりにも人が多いので上の方ばっかり
撮っています。



5月のさつきの頃とともに、11月の紅葉の頃は
詩仙堂の庭の一番美しい季節です。



詩仙堂の静寂を破って、ときおりカ~ンと響く
丈山も好んだという、ししおどしの音。
。。のはずが。。。

今日は、静寂どころか、詩仙の間からは、
耳を澄まさないと、ししおどしの音、
聞こえませんでした。。




詩仙堂を出て、いつもなら圓光寺に行くのですが、
今日は、初めて金福寺(こんぷくじ)に
行ってみることにしました。

      一乗寺 金福寺に続きます)


コメント (6)    この記事についてブログを書く
« 一乗寺 金福寺 | トップ | 長男26回目の誕生日 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
近いのに・・・ (くまこ)
2007-12-11 17:30:44

たんぽぽ様、こんにちは。今日は雨で寒いですね・・・

京都は素敵なところが本当に沢山ありますね、
幸せな場所で暮らしているなぁとしみじみ思います。

なのに、なかなか足が向かないのはまだ呼ばれていない
からかしら?
感動は後にとっておきます、それまではたんぽぽさんの
ブログで楽しませて頂いちゃいますねっ
返信する
詩仙堂 (ひらりん)
2007-12-11 23:23:54
先日、紅葉盛りの圓光寺のあと、詩仙堂の前まで行ったのですが、時刻が4時になっていて入ることができませんでした。
一度だけ行ったことがあり、こじんまりしたお寺かと思ってましたが、もみじや柿の木もたくさんあるのですね。
詩仙堂、今年はたんぽぽさんのところで楽しませてもらって、また、来年への楽しみに残しておきます。
返信する
そんな素敵な (美京)
2007-12-12 01:17:35
奥の山にも登ることが出来たのですか。
もう何度か行っていますし 40年以上前にも行きましたが、地元の人でないと本当の好さを知らずに帰っているのですネ。
又訪れる機会があれば、貴女の説明文をおもいだしながら。。。
返信する
これからですね。 (くまこさんんへ たんぽぽ)
2007-12-12 08:03:26
私も京都は大好きです。
昔は特別そんな風に思わなかったけど
今は、くまこさんと同じで
いい町で暮らしているな~と幸せに思ってます。

でも、私もこのせっかくの京都を楽しみだしたのは
数年前から。。。
それまでは、結構もったいないことしてました。。

くまこさんは、まだ若いし、
まだまだ、これからですよね。

お呼び出しがかかった時は、どうぞお出かけして下さいね。
若いカップルの方も、たくさん来られてますよ。
返信する
お庭が広いです (ひらりんさんへ たんぽぽ)
2007-12-12 08:11:21
一見、こじんまりとしたお寺に思える詩仙堂ですが、
お庭が思ったよりも広くて、
歩いて周れるのが嬉しいのです。

ひらりんさんなら、もっと、もっと
鮮やかな写真を撮られるんだろうな~。

私も来年のひらりんさんの詩仙堂アップを楽しみにしています。


返信する
山ではないのですが。。 (美京さんへ たんぽぽ)
2007-12-12 08:20:49
嘯月楼(しょうげつろう)というのは、
山ではなくて、詩仙の間の横にある建物です。

登る。。って書いたので、山と思われたのかも
しれませんね。

月見堂のような物で、昔は階段を登って上まで
行けたのです。今は、老朽化もあって、普段は
登れないようです。

ごめんね、ちょっと書き直しておきますね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

京都散策」カテゴリの最新記事