フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

一言

2016-07-18 22:49:14 | Weblog
冠婚葬祭の際の挨拶は大切です。大人としてのマナーはここに集約されていると言っても過言ではありません。特に咄嗟の時の対応が上手に出来るかで貴方の評価が変わってきます。葬儀の場ではかなり皆さん出来ますが、喜びごとの場合に難しいのです。
例えば「今日は子供の誕生日ですよ」と言われた時に「それはおめでとうございます」と一言伝えたら、想像以上に喜んで貰えるのですが、なかなか声が出ないのです。日常の生活の中で冠婚葬祭にふさわしい言葉を使いこなせるようになれば最高です。喜びも悲しみも自分と同じ気持ちになってくれる人には心が傾き、会話も自然に続いていくものです。
一言の挨拶というか、喜怒哀楽の表現を上手に使いましょう。相手の喜怒哀楽を自分と共用することで付き合いが深まっていきます。ともかく一言の挨拶を大切にしましょう。同僚であろうが後輩であろうがです。