フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

ああ、勘違い

2018-10-31 23:51:26 | Weblog
冬が近づいているのでしょうか。どうも最近身体にかゆみが生ずることが多くあります。これは冬は乾燥することからです。そこで風呂に入ってかゆみをとめたいと思うのですが、その入りかたが問題です。保湿成分入りの入浴剤を入れて39~41度のお湯に短時間入ります。
次に勘違いが起きるのです。それは何とかかゆみを取りたいので身体を洗う際に「ゴシゴシ」と洗うことです。低刺激でマイルドな石鹸で緩く洗うことが大切です。そしてもうひとつはお風呂のお湯が熱いほど身体のかゆみが増すんだそうです。これも誤解や勘違いをしている人が多いのでしょうか。
ただし基本的には、身体を清潔にすることがスキンケアの原点であることは間違いないですね。

嘘っ!

2018-10-30 17:04:24 | Weblog
プロ野球のセ・リーグの今年の最多勝投手は大瀬良と菅野投手の15勝でした。それを記憶にとどめておいて、僅か入団4年で1 16勝あげた投手がいたのを知っていますか?立教大学で長島茂雄さんと同僚、南海ホークスの杉浦忠さんです。最初は二人揃って南海に入る予定でしたが、巨人と南海に分かれました。昭和33年には二人とも新人王、翌年に杉浦投手は38勝をあげました。
なんといっても特筆すべきは、その年の巨人との日本シリーズ、杉浦投手は4連投4連勝という超人的記録を打ち立てました。いまでは考えられない記録です。年間38勝という記録は恐らく破られないと思われましたが、その2年後、西鉄の稲尾投手が42勝をあげました。
今の分業システムになったプロ野球では、もう生まれない記録が数々あります。逆に分業システムが産んだ岩瀬投手のセーブ記録もありますが。それでも「記録は破られる為にある」のでしょうか。

チャレンジ精神

2018-10-29 23:59:00 | Weblog
年をとると忘れてしまうものは何でしょうか。記憶力と答えるのは不正解です。正解は「チャレンジ精神」です。自分で考えて見ても、確かにそうだと言えますね。
この年になると、新しいことをやって見ようと思うことは殆どありません(反省) 。つまり前向きな気持ちになるというよりも現状維持を守ろうという気持ちの方が強くなるんですね。その立場からプロ野球のドラフト会議で指名された選手たちの抱負や意気込みを聞いているとまことに羨ましい限りです。初めての経験に戸惑うどころか、チャレンジ精神旺盛で、自分の未来像を描いているのですから。言い代えれば、それが若さの特権なんですね。
さあ、今週はちょっと前向きに何かチャレンジするものを見つけましょうかね。

秋の味覚

2018-10-28 23:52:40 | Weblog
新米が出回る季節。新米で炊いたご飯の輝きは、日本の幸せのひとつです。それとサンマです。すでに初サンマはいただきましたが、相変わらず美味しかったです。
さてここで美味しさついでにもうひとつのぜいたくを思い出します。それは子供の頃のサンマを炭火で焼いたことです。炭火の上に顔を寄せて煙りを受けながら焼き具合を確かめる光景などは、秋の風物詩でしたよね。焼き上がったサンマをすぐにその場で頬張る感覚は今では味わえない贅沢ですかね。
かつて鳥羽の友人の庭で、鉄板で養殖牡蠣 を引き上げてすぐに焼いて食べたあの味は生涯忘れることはありません。
その場で調理して直ぐに食べる。キャンプでみんなで作って食べたカレーの味で美味しさは証明出来ますね。

新聞

2018-10-27 23:55:50 | Weblog
私たちは新聞を読むのが当たり前という世代ですが、若い人は必ずしもそうではなさそうです。何故ならば、スマホをはじめ、他のメディアがあります。もっと言えば社会的な知識を吸収しなければならないという意識が薄いからだと思うのです。
私は新聞の良さは紙にあると断言できます。紙の媒体が非常にいいのです。ちょっとテレビと比較してみましょう。テレビは映像を見てもすぐに視界から消えていきます。新聞は切り抜いてとっておくことが出来ます。この切り抜きにアナウンサーとしてのネタの為にどれだけ助けられたことか。過去の切り抜きによってその時代がわかります。おそらく新聞の縮刷版は将来の歴史的、資料になります。もうひとつ、新聞が戸別配達であることも大変、嬉しいことですね。
活字文化の維持の為にも「新聞、頑張れ!」です。

ぼたん

2018-10-26 22:57:23 | Weblog
この時代に変わったことといえば他人との距離感の変化です。何故ならば目の前のひとと共有している空間よりも他人と携帯電話やスマホで繋がっている空間の方がリアルになっているからです。近隣や地域というもの越しに「社会」を見るのではなく、見えない回路の方に「社会」の大半が移動してしまっています。インターネットで仕事をする傾向は増すばかりだです。
こうした社会に漂っている私が最近悩んでいることがあります。それが今日のタイトル「ぼたん」です。と言っても、洋服などのぼたんではありません。携帯電話やスマホを押すことです。スマホやケータイを使って会話をするのですが、話を終えてケータイを切る時のタイミングの難しさです。ぼたんを押して会話を断つことにはずいぶん気を使うものですが、あっさりとぼたんを押されると、何か抵抗があるのです。

ピグマリオン効果

2018-10-25 23:51:58 | Weblog
今日はプロ野球のドラフト会議でした。多くの選手がリストアップされます。恐らく100人近くのフレシュな顔ぶれが並びました。
私が興味をひくのはドラフトされた選手がどんな風にここまで育ってきたかです 。恐らく「ピグマリオン効果」で育てられた選手が殆どでしょう。ピグマリオン効果というのは、どんな人間も必ずうまくいくと信頼され成果を期待されると間違いなく成功率が上がるというものです。だからけなされたり、否定され続けた選手がドラフトされるということは少ないのです。上司よ。誉める勇気をもとう!。
しかし、今度は入団後のコーチと選手がどんな付き合いをするかですね。かつてある監督は、如何にその選手を期待しているかを、メディアのインタビューでその選手の名前を出す方法をとるのです。

喜びリスト

2018-10-24 23:59:44 | Weblog
毎日の生活の中でストレスが貯まっていませんか。よく「風邪は万病のもと」いわれますが、むしろ最近は「ストレスは万病のもと」と言い変えてもよいくらいストレスが病気を発症する原因になっているそうです。健康長寿の方々は揃ってストレスを溜めない人が多いそうです。つまり、嫌なことを排除することが上手なんですね。排除というよりは忘れているのでしょう。
性格的なこともあるかも知れませんが、ストレスを取り除く為に我々ができることがあります。それが「喜びリスト」という方法です。これはまず自分の今までの人生で深い喜びや充実感があった出来事を最低5つ書き出し、このリストを目につきやすいところに貼っておきます。そしてストレスを感じたとき、ネガティブな感情に陥った時にそのリストを眺めるのです。眺めるだけで生命エネルギーが高まるのですよ。

電話

2018-10-23 23:53:54 | Weblog
日本で最初に電信設備が出来たのは横浜です。明治になって外国船が入港するようになったので、その通関手続きの為に港と裁判所の間の僅か800メートルの線が引かれたもので、モールス信号用の電線です。これをスタートにして電信設備の架設工事が始まりました。
この日が新暦になおすと10月23日にあたることから、今日は電信電話記念日です。まあそれにしても、このジャンルの進歩は凄まじいものがありますね。
我々の時代はまだまだ自宅に電話があるところはほんの僅かでしたが、いまやスマホが登場して家族の誰もが1台という時代になってきています。しかし、逆にこうした進歩によって家族が個の時代になってしまったような気がします。

プラス思考

2018-10-22 23:57:03 | Weblog
プラス思考という言葉に出会うたびに、親と子供のことを考えてしまいます。というのは、私たちは生まれたときから両親から「あれをやってはいけない」「これはやってはいけない」と否定的なマイナスの暗示を受け続けて育って来ています。まあ親の方から見れば、子供の安全を考えての発言でしょう。
しかしこうした暗示が子供の意識(潜在意識)の中にしっかりと刻まれてしまいます。これが問題です。大人になってもすべて無意識のうちに、自然にマイナス思考になりがちです。プラス思考にとか、ポジティブにと考えてもなかなか前に進めないのは、子供の頃からそういったマイナスの言葉で覆われてきたからです。ですからその殻を破るには、意識的にプラス思考を行わないと、プラス思考が身につきません。
これからは、プラス、プラスと念じながら、方針を固めて下さい。