フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

夏痩せ

2008-07-31 20:40:20 | Weblog
今日で7月も終わり、夏の暑さもピークを迎えています。今年の7月、名古屋は猛暑日が連続する異例な気候となっていますが、まだまだ続きます。「熱中症警報」なども多治見では連続して出した日もあります。
私の朝のウォーキングの時間(午前6時~)でもムッとする暑さの日があります。時には止めようと後ずさりしそうな日もある位です。それでも先日のクリニックでの中性脂肪の数値が半減した現実に励まされて続けていますが、何といっても楽しみは朝風呂です。入浴前に体重をチェックします。少しずつ減少するのが張り合いでしたが何とここに来て増えている日もあるのです。「えっ!夏痩せどころか夏太り?」などと2回もチェックしなおすのですが、数値は変わりません。
そういえば最近の私は体調が良く食欲も充分。暑気の為、食欲が減るなんて事も全くありません。何故なのでしょうか?
聞くところによると「猛暑イコール夏太り」とも言われているそうです。エアコンの普及もあったり、紫外線や熱中症対策の為に外に出ず家の中でゴロゴロしている人が増えたせいかもしれません。
清少納言の昔は「カキ氷を食べると夏痩せしない」などと言い伝えられ氷室が設けられましたが、現代ではこの説は生きているのでしょうか。確かに私は宇治金時が大好きなんですがね。
夏痩せはもちろん俳句の世界では夏の季語ですが、夏太りも季語として歳時記に入れた方が良いかもしれません。

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祝・イチロー

2008-07-30 21:35:02 | Weblog
とうとうイチロー選手が日米通算3000本安打を達成しました。これをきっかけに8年連続200本安打を是非成し遂げて欲しいものです。
この安打(ヒット)の定義は打球が地面に落ちる前に守備側の野手に捕られずフェアゾーンに落ち、打者が出塁することです。
イチロー選手の3000本安打の中には内野安打も数多く記録されています。262本のシーズン安打記録を達成したときも60本の内野安打を記録していますが、少なからず1塁への走力(3.8秒)とスイングの軌道がうまくかみあっているからこそ、極端にいえばピッチャーゴロでも安打になる事があります。特にイチロー選手は守備の間を狙って打つような打法を心掛けているそうで、これが出来るテクニックが最も上手い選手なのでしょう。
「内野安打が多いから」と皮肉を云う人もありますが、むしろ打って走ってセーフになるという一番見ごたえのあるシーンが内野安打だという説もあります。(賛成!)
ともあれ、走力があるからこそ内野安打が多くなるわけですから、こういう安打が続いているうちはまだまだ記録が伸びるでしょう。
めざせ4000本安打!おめでとうイチロー選手!
蛇足ですが、日本の投手で一番安打を打たれた投手は21年間で4561本の記録を持つ米田哲也投手です。これも偉大な記録です。

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錦を飾る

2008-07-29 23:13:29 | Weblog
今日は1836年にあのパリの凱旋門が完成した日です。凱旋門は1806年に英雄ナポレオンの命令で作られたものですがその命令の30年御に完成したわけですから、ナポレオン自身は直接見ることが出来ませんでした。
凱旋というのは戦いに勝って来るとその将軍と兵士の為のパレードを含め、色んな儀式が行われます。その為に作られる門ですからパリだけでなく世界中にあるのです。
この凱旋という言葉と同じ様に故郷に錦を飾るという言葉もあります。この錦というのは立身出世、富貴の象徴という意味もあります。まあともに成功して国や故郷に帰ってくるのでしょう。イチロー選手などは毎年凱旋し、毎年故郷に錦を飾っているわけです。(今日で日米通算3000本安打まであと1本となりました)
ところで故郷という意識はどう芽生えているのでしょう。私は東京生まれですがわずか3ヶ月しか東京にいなかったので全く故郷意識はありません。又、長い間過ごした後に故郷を出た場合、故郷の景色には記憶があっても知人が全くいなくなってしまった場合は故郷という気持ちがものすごく薄くなる様です。
やはり人のつながりが一番なのでしょう。心のない故郷は故郷ではないのでしょう。

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○○の国

2008-07-28 22:28:13 | Weblog
全国高校総体(通称インターハイ)が今日からはじまるのにつれて、開会式がさいたまスーパーアリーナで行われました。今回のスローガンは『限界を超え飛びたつ君よ、永遠の風になれ』です。
ところで埼玉県は「彩の国」とも言われています。その他三重県の「うまし国」熊本県の「火の国」長野県の「信濃の国」和歌山県の「紀の国」などがあります。その県の風情がそうした呼称からも読み取れますが、この「彩」は多彩な魅力の彩を意味している様です。いろどるとも読めますし、芸能人にも「彩」の名前が沢山存在しています。(高島彩、杉本彩、上戸彩etc.)
私が多彩という言葉で勘違いして欲しくないのは、個人が2つ3つも才能を発揮しろという意味ではないと思うのです。1人1人1つの個性(才能)を大事にし、それを持った沢山の人々で構成する県と思った方がいいでしょう。ひいてはそれが長所をのばす教育につながっていく事になると思います。
やはり昔の人はいい事をいいました。『二兎追うものは一兎も得ず』その通りです。
1つの個性を大事にしましょう。

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夕立

2008-07-27 18:18:12 | Weblog
最近の挨拶です。朝出会った時は「今日も暑くなりそうですねぇ」昼出会った時は「暑いですねぇ」夜出会った時は「今日も暑かったですねぇ」
昔はこんな言葉も聞かれましたが今はどうでしょうか。「ここらで一雨ほしいですね」夕立の事ですね。この頃はこの涼しさを届けてくれる夕立さえもご無沙汰でしたが、今日久し振りに降りましたね。
この夕立は元々雷を伴って短く降る雨です。そしてそれがおさまると涼しい風が運ばれてくるのです。立つというのは「腹が立つ」の立つと同意語で激しくなるという意味です。
私は雷が大嫌いですから、夕立はしっとりと降り、そしてさわやかな風を届けてくれれば最高です。とはいっても田畑に水分を与え、稲や作物を育ててくれるのですから贅沢をいってはいけません。
それでも雷が怖いという人は多く、雷が怖がる色は赤い色といって、ほおづきが飾られたり、赤い風鈴が吊るされたりします。雷除けのおまじないに「くわばら、くわばら」という言葉がでてきます。この語源は一説に大宰府に流された菅原道真が死んだ後、雷神となりました。雷神は道真の故郷の所領地「桑原」にだけは雷を落とさなかったので「くわばら、くわばら」ととなえる様になったとあります。
ただどんなに「くわばら、くわばら」ととなえても、父親の雷はよく落ちたものですがね・・・。

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盆踊り

2008-07-26 21:16:39 | Weblog
早くも我が町内の学区で盆踊りが今日、明日と行われます。盆踊りは念仏踊りからはじまり、室町時代の初め頃から太鼓など叩いて行われる様になりました。やぐらの上で音頭を歌い、その周囲をまわりながら踊る盆踊りは俳句の夏の季語であり、夏休みの一大イベントでもあります。
日本語にリーダー的な振舞いを取る事を音頭を取るという言葉がありますが、これは音頭を歌う独唱者がいて、そして合いの手を唱和する音頭の形式から使われる様になったのでしょう。
盆踊りで人気の音頭には、東京音頭、河内音頭、炭坑節、ソーラン節、名古屋囃子などがありますが、時代を反映する音頭に子供達に人気のアニメ音頭があります。思い付くままにあげてみると、オバQ音頭、ドラえもん音頭、怪物くん音頭、おそ松くん音頭、アラレちゃん音頭などが思い浮かびますが、それぞれの時代によって印象度が違ってくるのでしょう。
書き終わってもまだまだありました。ひみつのアッコちゃん音頭、アンパンマン音頭なども人気です。
「踊る阿呆に見る阿呆」というとにかく踊ってみろよという言葉があります。踊ってかく汗の味も違ってくるかもしれませんね。
こんな言葉もあります。一かけニかけ三かけて、かけた踊りはやめられない・・・。しゃれてますね。
ところで指揮官の音頭でもなかなか選手が踊らないチームがある様ですが。

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七光

2008-07-25 22:59:10 | Weblog
芸能界も政治の世界も次々に2世タレントや2世議員が誕生しています。親の七光を受けての登場です。この七光というのは七は沢山とか大きなという意味で、親の威光が沢山光っていると考えたら良いでしょう。
最近のニュースでは親の光を金に当てて就職を斡旋してもらう事がありましたが、このニュースでやり切れなかったのは親の威光を借りなくても自分で輝く事も出来た人もいた事です。
ところで、芸能界や政治の世界では七光りを利用してかろうじて存在する人も多くありますが、芸術や勝負の世界、スポーツの世界ではそうはいきません。特にスポーツ選手は色々親と比較され、必要以上のプレッシャーで潰れていく選手も多いと聞きます。ただ親が偉大ですと、その後の処遇が違う場合もありますが・・・。
そんな中でアテネ五輪ハンマー投げ金メダリストの室伏広治選手は掛け値なしにすごいですね。お父さんは同じ種目アジア大会5連覇、日本選手権12連覇の室伏重信氏です。その親を超えて、更に北京でオリンピック2連覇を狙うのですから、こういう場合は光ではなく筋、血筋なんでしょうか。いやいや我々が知らない所での練習、努力があるのでしょうね。
頑張れ!室伏選手。

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システム

2008-07-24 21:55:43 | Weblog
子供の頃の高級果物といえばもちろん「メロン」 大人になるまで口に入れた事はありませんでした。ラジオ番組を担当する事になって口癖の様に「メロンが好き」と唱えたのも、そういう背景があったからなのですが、お陰様でというか、嬉しい事にというか、プレゼントといえば「メロン」をよくいただき、我が家の子供達は「メロン」の事を「またメロン」だと思い込んだ時期もある程です。(本当かなぁ?)
さて今日未明、岩手県沿岸北を震源とする大地震が発生しました。岩手宮城内陸地震が6月にあったばかり、それこそ「また地震」となりそうな頻度です。
そして今回もまた地震速報にトラブルがあった様です。緊急地震速報が届いた時にはすでに地震が発生していたのです。今年は気象庁が発表した気象防災情報を巡るトラブルが後を絶ちません。
日本はIT化が異常な速さで進展し、高性能で多機能化が進んだシステムが取り入れられました。これらのシステムは人間と同じ様な作業を当たり前の様に行いますが、それを使いこなす為の対応が徐々に複雑化し、更に管理の複雑化も招いています。そして使用者自身の情報技術の習得が追いついていない現状があるのではないでしょうか。(推測ですが)
すべての情報を提供しようとサービスの間口を拡げる事による業務の複雑化を少し見直してはどうでしょうか。
「シンプル イズ ザ ベスト」昔からある言葉です。

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猛暑日

2008-07-23 23:03:58 | Weblog
今日の名古屋の最高気温35.6度で猛暑日でした。この猛暑日という言葉は去年の4月1日から7年振りの予報用語の改正で登場したもので、最高気温が35度を超える場合に猛暑日と表現するものです。
念の為に25度以上が夏日、30度以上が真夏日と表現しますが、夏日、真夏日が大和言葉なのに35度以上だと何故漢語の猛暑日となるのか不思議だという学者もいる様です。
それはともかく同じ様に新しく登場した気象用語に熱中症という言葉があります。猛暑日、熱中症ともに使用された年数はわずかですがすっかり定着したようです。
予報で使う言葉は第一に分かりやすく、しかも正確に伝わる言葉でなければなりません。ラジオの気象の時間に「猛暑日になるでしょう」とアナウンスされると同時に汗がじわっとふきだしてくる気がしますので、確かに伝わりやすい言葉ですね。
私にとって聞く言葉の中で一番いや~な気になるのは「熱帯夜」です。最低気温が25度よりも下がらない夜の事ですが、眠れない辛さがもう頭に浮かんできて憂鬱になってしまうのです。何よりも睡眠が大切な歳(?)だけに特に気になるのでしょう。
ところで1990年代から記録的に猛暑日が増えているだけに、風鈴の音や打ち水などの風情も猛暑に勝てなくなり、日本人の季節感も失われつつあるのは誠に淋しいですね。

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郷に入れば~

2008-07-22 23:52:28 | Weblog
日本にキリスト教を最初に伝えたのは「フランシスコ・ザビエル」です。イエズス会の宣教師と鹿児島に到着したのが1549年の今日となっています。「以後よく1549キリスト教を伝えん」と年号を覚えたものです。
ポルトガルのリスボン港を出港してから8年後に日本に来てキリスト教を伝えましたが、布教活動の根本的な考え方の中に、その土地の文化を尊重するというのがあります。具体的には服装にしてもその地で尊敬される服装を身につけるのです。現地重視、つまり「郷に入れば~」の精神でしょう。
日本布教の後にイエズス会の宣教師達は中国にも渡りました。これは中国でキリスト教が広まれば、中国文化の受け入れが盛んな日本でも容易にキリスト教を受け入れるという計算になりたっています。
その中国に渡る際にも宣教師達は自ら姓名を中国風に改め、中国の言葉を使い、中国の服装を身につけて中国社会にとけこんでいきました。ここでも「郷に入れば~」の典型です。
異国には必ず郷を形成している固有のシステムがあります。ですからそれに馴染み、自分の中に取り込んでいかなければ布教などおぼつかなかった事でしょう。
「郷に入れば~」の精神はまさにグローバル化のさきがけだと思います。
そういえば相撲の世界でも外国人力士の中で日本語の上手な力士程強い様な気がするのは私だけでしょうか。

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