フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

除夜の鐘

2012-12-31 22:24:20 | Weblog
今日の深夜、「ゴ~ン、ゴ~ン」という鐘の音か風に乗って聞こえて来ます。除夜の鐘です。この鐘の音を聞くと今年一年が終わって新しい歳を迎えるんだと感慨深くなります。
除夜の鐘は108つ鳴らします。人間の煩悩の数だと言われていますが、本当の説は、暦の12ヶ月、24節気、72候の数字の合計からだと言われています。よくクイズになりますが、除夜の鐘は大晦日の今日中に107つ鳴らし、年が明けてから108目を鳴らすのが作法だそうです。かつてスキーツアーの大晦日に必ず、渋温泉の温泉寺で除夜の鐘をつかせて貰いました。自分の順番がきたら鐘に合掌します。もちろんつくのは1回だけですが、つき終わったあとはなんともいえない気持ちのヨサを感じました。身体の中が浄化された気分です。新年を迎えるに当たっての素晴らしい行事です。
ところが新年を迎え、一日一日過ごしていくと、また身体の中が濁っていくのですね(笑)。まあ、人間らしくていいのですが。言い換えれば、こうした区切りがあるから新しく進めるとも言えます。出直しのための区切りがある日本に感謝です。
皆さん、良いお年を。

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連休

2012-12-30 19:46:30 | Weblog
テレビのニュースでは盛んにこの正月の為の帰省渋滞を報道しています。まあ、それだけ日本人の思いが一緒だということですね。日本人は連休というと何かと追い立てられるようにレジャーを消費して来ました。しかし休みのありようを本気で見直す時期かも知れません。
日本人はとにかく普段が忙し過ぎます。だから遊びまでセカセカとしまいます。特に夏休みなどでは行楽地に出掛けるとここで一気に遊ばなければとクタクタになるまで遊んでしまいます。日本中がクタクタになるんですね。クタクタになって故郷に帰り、クタクタになるまで遊んでクタクタになって帰る。その翌日から仕事を始めるのです。ですから休みが休みとなるような取り方をしなくては。自分に自信がないから、有給休暇もうまく取れないんですよ。
しかしこの考え方は仕事の歯車に甘んじている状態です。これこそは個性ある仕事の担当者とならなければ自信が生まれないです。今はすぐ無理でもこれから自分が、自分しか出来ないものを見つける作業にはいって下さい。
休み論が飛躍しましたが、自信のある
個性を見つけるを新年のテーマにしてください。

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希望の新年に

2012-12-29 23:18:39 | Weblog
あえてこうしたタイトルを付けたのは、この日になっても来年の卒業後、進むべき会社が決まっていない学生さんに頑張って貰いたいからです。一年間の就活が実らず、残念な年明けになる人もいるでしょうが、開き直って考えれば、これくらいの小さな挫折(?)は将来の財産です。
ところで興味深い記事がありました。見出しは『採用担当者が語る「いらない学生」』でした。その中で遠慮したい人材で最も多くあがったのは、やはりマナー違反だそうです。まず服装です。なんでも説明会にジャージ姿で来た学生さんもいたようですね。それから適正検査で机に大きな目覚まし時計を置いた学生さんもあったと苦笑したそうです。そうそう「私の面接、どうでしたか?」と担当者に直接聞くつわものもいるそうです。特に気をつけなくてはいけないのは、あまりにも就活マニュアルにこだわってその通りにすると他の学生さんと同じ答になってしまうそうですよ(笑)。極端にいうと体験まで一緒になってしまうそうです。
面接で見られるのは自身の個性ですから、やはり自然体で振る舞うことですね。

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スキー

2012-12-28 23:58:12 | Weblog
この時期になると思い出します。もう20年ほど前になりますか、ラジオの番組パーソナリティをしているとき、毎年、番組ファンの年末年始のスキーツアーに同行したものです。当時はスキーブームといわれていて、泊まりがけでスキーに出かける場合の宿がなかなか取れない時代でしたので、毎年200名以上の人達が集まってくれました。志賀高原でしたが、そのふもとの湯田中のホテルを貸し切ってバスでスキー場まで送迎するのです。
私は昼間はこのホテルから番組を生放送、夜はお客様との宴会を仕切るので本当に大忙しでした(笑)。それでも当時知り合った皆さんともいまだにお付き合いがある大変うれしいツアーで、11年連続続けました。我が娘達には、元日、顔を合わせないお正月で今でも恨まれていますかね(笑)。
そのツアーは圧倒的に家族連れでしたので、滑り始めの子供達が大勢いました。その子供達が親になって、またゲレンデが賑やかになってきたそうです。スキーブームを満喫した人達が今度は我が子と一緒に滑ろうというものです。こうしたニュースに触れると何やら当時が甦って来るようでうれしいですね。どうぞ怪我のないようにスキーを楽しんで下さい。

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御用納め

2012-12-27 22:47:31 | Weblog
今日ぐらいから年末の挨拶が各会社同士で頻繁に行われます。いわゆる御用納めですね。まさかこの納めの挨拶までメールで過ごすことはないでしょうからね。
ところで大手の携帯電話会社は大晦日の深夜から新年になった直後のメール送信の自粛をを呼びかけているそうです。おめでとうメールが多過ぎて本来の通信に障害が出ないようにするためです。たしかに携帯電話でのおめでとうメールや電話は増えています。そのせいか、今でも繁華街のあちこちで年賀状ハガキの発売を郵便局の皆さんが頻りに行っています。それだけ年賀状を出す人が減って電話で済ます人が多くなったのでしょう。元日にこたつの中で届いたばかりの年賀状を見るという風物詩も消えつつあるようで、寂しいですね。特に手紙を書くことが減って懐かしい字の癖にも出合わなくなりました(笑)。
来年こそもっと手紙が利用される世の中に戻りませんかね。文章を書く力、季節の感じ方、漢字の勉強、いいことづくめです。ましてや、書いている間、相手のことを思いやる優しさが養われます。貴重な時間になります。今からでも大切な誰かに年賀状をどうぞ。

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交代

2012-12-26 22:21:27 | Weblog
平成時代を振り返って目につくのはトップの交代です。企業、役所、銀行のトップはもちろん、このところは内閣総理大臣が目まぐるしく交代しているのは一つの人事革命と名付けていいかも知れません。しかし革命というには少々内容が薄いかも知れませんね。
今回の選挙で名前があり、道半ばだった政治家が数多く表舞台から消えて行きました。政界は一度舞台から去っていってしまうと再び戻ることが出来にくい状況が続きます。しかしそんな中で安倍総裁が再び表舞台に戻ることが出来たのは、敗者復活戦のシステムを取り入れたといってもいいでしょう。このシステムが導入されることで政治家のいきあたりばったり的な行動がなくなると思うのです。どんなに力強く見えてもその場で足踏みするだけでは前進しません。求められるのは、小さくてもいいから確実な前進の一歩なんです。敗者復活戦があれば改革を叫ぶだけでなく本物の一歩を踏み出すことが期待出来るのです。
今日、首班指名されて新しい内閣が誕生しました。本当に国民の為にやりたいことを、挫折を味わった安倍総理大
臣として手がけて貰いたいものです。

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2012-12-25 23:54:19 | Weblog
テレビの画面で見る女性の顔は本当に綺麗です。日本は美人が多いなあと思うほどです。テレビがデジタルになり顔の隅々まで写しだされるようになりました。それに対抗するように化粧方法も変わったのでしょう。俳優さんや女性の顔はお化粧のちょっとしたタッチで驚くほど変わるようです。テレビの中でなくても人間の顔は毎日の心の動きや生活習慣などのちょっとしたことが大きく影響します。それだけに年齢とともに深まったいい顔になりたいと思いますね。
ところがたまたま昨日の野球選手のトークショーの様子が今日の中日スポーツに大きく載りました。司会をした私が選手にマイクを向けている姿も写っているのですが、どうも深まったいい顔とはほど遠いようで恥ずかしい限りです。逆にまだまだ若造だと思い精進を積んでいかなくてはいけません。
かつての流行語に「男の顔に責任を持つ」がありますが、実は自分の目の前にある人の顔はその人の全体像の12分1だそうです。ですから顔だけでなく、内面をきちんとしないと人間としての評価につながらないそうです。しかし内面が顔にでるともいい、ややこしいですが、やはり人間としてすべてに深みを持ちたいですね。

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イントロ

2012-12-24 23:08:51 | Weblog
クリスマスイヴです。夜には仲間同士でカラオケに繰り出して楽しんでいる人たちも多いでしょう。カラオケ文化が定着してから、騒ぎ方も少し変わって来たかも知れませんね。
さて、カラオケの楽しみ方で歌うよりもイントロでナレーションをつけるのを得意としている人がいます。私たちアナウンサーの仕事の一つにカラオケ大会の司会がありますが、こうした生のステージではナレーションをなるべく付けないようにしています。なぜならイントロは歌い手が詩の中に入り主人公になる時間ですから邪魔をしない様にするためです。番組でCDをかける場合はイントロ紹介を結構するんですがね。
イントロで全く方向違いの事を考えました。今、家庭内でイントロとエンディングが失われつつあるということです。というのは、朝や夜の挨拶が家庭内でなおざりになっているからです。えてして家庭の中では挨拶なんてしなくともと思いがちですが、家庭での挨拶がきちんと出来ない人ほど外での挨拶が出来ません。ましてや親同士で挨拶が出来ないと子供達は当然しなくなります。イントロとエンディングの挨拶をしっかりと。

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クリスマスと花まつり

2012-12-23 23:23:01 | Weblog
今日あたりから、クリスマスのムードがいちだんと盛り上がって来ます。私もある歌手のクリスマスパーティーに参加してきました。その喧騒の中で、ふとこんなことを考えてしまいました。クリスマスはキリスト教の行事でいわば舶来物でした。しかし今は冬の風物詩として、日本最高のお祭りイベントとなっています。
一方、日本の主な伝統的な宗教行事の花まつりは「それなぁ~に?」という人がほとんどなんです。花まつりは「かんぶつえ」として行われて来た儀式でお釈迦様が生まれたときを模した像に甘茶をかけ無病息災を祈るものです。二大宗教のイベントにこんなに差がでるのは何故なのかを不思議に思ったのです。皆さんはどう思われますか。
まずは、クリスマスが世界中で行われていることです。そしてクリスマスに関するアイテムが多いこと。盛り上げるシチュエーションが整っているわけですね。サンタクロースや雪の夜、プレゼント交換などの背景が若者達に受け入れる材料なんです。私は寒い冬とクリスマスカラーの取り合わせが何よりもクリスマスだと思います。
忘れてはならないのはクリスマスソングが誕生していることです。

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珍しいクリスマス

2012-12-22 22:17:55 | Weblog
クリスマスが近づいてきました。そんな中、珍しいクリスマスアイテムを見ました。ボトルシップのクリスマスです。ガラス瓶の中に精巧で優美な帆船の模型を捉らえたボトルシップ。ボトルシップは昔、長い航海の退屈しのぎに船乗りたちが作ったのが始まりとされ、不用になった洋酒のガラス瓶の中に帆船や客船、ラーメン屋台などが入っています。その中にクリスマス飾りなどが入っていて、非常に優美な感じなのです。
作り方を聞くと瓶の口から素材を中に入れ、細長い木の棒や針金を操って作品を組み立てるのだそうです。材料は身近にある木切れや布片、紙など何でもいいそうです。見た目は大変、難しそうですが、一番大切なのは集中力と根気だといいます。ですから技術はそれほどでもないと愛好家は言いますが、いやはや、私のように不器用を売り物にしている者にとっては別世界の話です。
ただし、何かを手がける時には、こうした私にはとてもとてもという気持ちが障害になるようで、やってみると意外に、という場合も事実です。
しかしボトルシップはやはりねぇ。

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