フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

相撲人気

2014-05-27 23:43:17 | Weblog
白鵬が29度目の優勝で大相撲夏場所が終了しました。何とこの場所では満員御礼の垂れ幕が10日間もありました。相撲人気が戻って来たのでしょうか。
こうした現象は恐らく貴乃花、若乃花の兄弟横綱以来のことでしょう。平成10年の今日、5月27日におにいちゃんの愛称で親しまれた若乃花が第66代の横綱になっていますから、16年ぶりのことになるのでしょう。兄弟横綱はもうでないでしょうが、兄弟二人で優勝決定戦を行った場所は相撲人気が沸騰した場所でしたね。次の場所は名古屋場所ですが、チケットをとるにも大変な時期でしたよ。当時毎年、場所中に1日だけ砂かぶりで相撲見物ができましたが(相撲の大ファンからのプレゼント)横綱の土俵入りの足の上げ降ろしの一つ一つに大きな「よいしょ」の掛け声が掛かりました。それはそれはすざましい熱気でした。
その熱気も徐々に冷め、日本人力士の横綱がいなくなり、相撲人気に陰りが見られ現在にいたり、ここにきて遠藤などに期待をかけてか盛り返してきました。本物と言われるには名古屋場所ですね。ここで満員御礼の垂れ幕が何度も下がれば、もう大丈夫ですね。