天敵

ドラゴンズにとってヤクルトスワローズは天敵のようです。昨夜のゲームも安心する場面は一つもなく、最後の最後までヒヤヒヤものでした。
さて、街中でも天敵が増えている話です。それは蝉にとっての天敵、鳥が増えているそうです。街中では都市緑化の為に街角に樹木を植える事が多くなりましたが、それにつれて蝉の天敵であるヒヨドリ等の野鳥の増加を招いています。しかしこの鳥達の餌食になるのはアブラゼミでクマゼミは上手く隠れてしまいます。その結果、蝉達の勢力図に異変が起きてるのです。
我々の子供の頃は蝉とりといえばアブラゼミが圧倒的に多かったのですが、この頃は都会の街中ではクマゼミの方が多くなっているようです。新聞報道によると大阪市内に生息する蝉のうち9割がクマゼミで残りの1割がアブラゼミになったとあります。地球温暖化の影響も指摘されています。もともとクマゼミは暖かい地域に住んでいるからです、温暖化につれて北上しているとも考えられます。
ところでアブラゼミとクマゼミはどう見分けていますか？アブラゼミは「ジージー」と鳴き、クマゼミは「シャーシャー」と鳴きます。もちろんクマゼミの方が体長がアブラゼミより一回り大きいです。しかしなかなか見分けられないかもしれません。
アブラゼミとクマゼミ、何やら自民党と民主党のように思えませんか？どちらがクマゼミになるかはわかりませんが、鳴き方はマニフェストでしょう。よく聞き分けて下さい。