hiroべの気まま部屋

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書道・最近の作品(行書:愛育黎首・・・)

2013-07-15 09:37:56 | 書道
 行書による四体千字文の臨書、最近の作品の紹介です。

 (手本)
 

 (作品)
 

 【意味】

 愛育黎首(あいいくれいしゅ):聖君は多くの民を愛しはぐくんだので (黎首は人民のこと)
 臣伏戎羌(しんふくじゅうきょう):遠くの異民族さえも臣民としてつかえた(戎羌は異民族のえびすの国)

 遐迩壹體(かじいったい):遠い国(遐)や、近い国(迩)の人々も一体となり  
 率賓歸王(そつひんきおう):国中の者が王の威徳に、地の果て(率賓)までも服した

 いつも難しいのですが、今回は特に難しかったですね。
 「臣伏戎羌」は画数が少なく、崩しがあまりないので、バランス良く書くのと、行書調に書くことが
 「遐迩壹體」は最初の2文字と、後の2文字を左右バランスよく書くことが
 「率賓歸王」は崩しそのものが