タデ科、Polygonaceae、ミチヤナギ属、地中海沿岸地域原産、多年草、
学名:Polygonum maritimum、
和名:ウミミチヤナギ(海道柳)、
英名:Sea Knotgrass、葡名:Poligono-maritimo、
2013年5月31日、2018年1月24日、25日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2018年1月15日、アルガルベ地方で撮影、
ポルゴヌム・マリティムム Polygonum maritimum の花。高さ 10~50cm の多年草。ビーチの片隅で確認。
開花期は 2月から 6月。
ヴァスコ・ダ・ガマの銅像が見下ろすビーチに群生していた。
ポルゴヌム・マリティムム Polygonum maritimum でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、海辺にみられるミチヤナギの意から。属名は、ラテン語の persica(=モモ)を語源とし、「モモの葉に似ている」の意。種小名は「海辺の」の意。
ウミミチヤナギは、タデ科の多年草(亜低木)である。草丈は10~20㎝程度。本種は沿海地の砂壌地に自生の見られる野草である。茎は茶色で平板な形状で、基部はほとんど木質化している。葉は厚味のある楕円状で、縁部は全縁であるが外側に巻き込むように反転し、先端部は尖り、茎に互生する。4~6月頃、葉腋に白色であまり目立たない小花をつけるが、概して葉に押し潰されたような様子を見せる。(GKZ植物事典より)