ヒルガオ科、Convolvulaceae、サツマイモ属、メキシコから中央アメリカ原産のつる性多年草、1629年、フランスに移入、広くヨーロッパに分布、
学名: Ipomoea purpurea、
和名:マルバアサガオ(丸葉朝顔)、
英名: Blue Morning Glory、Purple Morning Glory、Tall Morning Glory、Common Morning Glory、
葡名:Bons-dia、Campainhas、Glória da manha、Corda-de-viola、
2008年7月、2014年7月17日、21日、2015年12月4日、2018年1月25日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年9月25日、バイラーダ地方で撮影、
イポモエア・プルプレア Ipomoea purpurea の花。花の直径は 8~10cm ほど。
ポルトガルでは至るところに繫茂している。日当たりの良い道路わきや荒地に、塀や他の植物に絡まってつるを延ばす。種小名の purpurea は紫色の意。ほぼ1年中花を付ける。一番寒い12月~1月でもちらほら咲いている。
山の上まで木々を伝って繫茂。大木のてっぺんまで覆いかぶさる様に登る。
城の廃墟にも。
イポモエア・プルプレア Ipomoea purpurea でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、文字通り丸葉のアサガオの意である。属名は、ギリシャ語の ips(=芋虫)と homoios(=似た)の合成語で、他物にからみつき這いのぼる性質から。種小名は、「紫色の」の意。
マルバアサガオは、ヒルガオ科の蔓性1年草である。葉は長さ7㎝、幅5㎝程度の心形で、茎には下向きの毛が見られる。開花期は6~10月頃に、径5~8㎝程度の漏斗形の花をつける。花色は、紅紫色であるが咲き始めはより紫色が強く、やがて赤味を増してくる。花冠の下の萼は細く下向きに反り返る。果実は上向きに熟す。本種は南米原産であるが、1629年にはフランスに導入されている。我が国へは寛永7年(1630)頃に渡来している。現在、我が国では、栽培されていたものが逸出し、各地で野生化している。(GKZ植物事典より)