ハナミズナ科、Aizoaceae、アプテニア(メセンブリアンテムム)属、南アフリカ東部原産、常緑多年草、
学名:Aptenia cordifolia、(= Mesembryanthemum cordifolia)
和名:ハナツルクサ(花蔓草)、別名・ハナズルソウ、サン・ローズ、ベビー・サン・ローズ、
英名: Sun Rose、Baby Sun Rose、Heartleaf Iceplant、Heart-leaved Aptenia、Heart-leaved Midday Flower、
葡名:Aptênia、Maringá、Rosinha-de-sol、
2009年6月、ポルトガル、エストレラ地方で、2014年9月25日、2018年9月25日、バイラーダ地方で、2015年5月23日、アレンテージョ地方で撮影、
アプテニア・コルディフォリア Aptenia cordifolia の花。セトゥーバル周辺の空き地や荒地でときどき見かけるが、園芸種が庭から逃げ出したものかも知れない。
空き地で勢い良く繁茂している。
花は濃いショッキングピンク、直径は 1cm 未満。葉は多肉質。
道路脇の壁に垂れ下がっていることもある。
アプテニア・コルディフォリア Aptenia cordifolia でした。
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(GKZ植物事典より)和名は目立つ花を持ち枝が蔓状に地を這うことからだろうか?属名は、ギリシャ語の mesembria(=正午)と anthemon(=花)の合成語からで、日光を受けて開花する習性から。種小名は「心形の葉の」の意。
ハナツルクサは、ハマミズナ科の常緑多年草である。草丈は5~10㎝程度に。所謂多肉植物の一種であり、茎は木質化し、株元から分枝して地を這う。葉は長さ2~3㎝程度の心形で茎に対生する。葉は肉厚多肉質で、表面には強い光沢がある。7~10月頃、枝先に径 1,5cm 程度で紅色の花をつける。花弁にも金属的な光沢を持ち、一見してマツバギクにも似ているといえる。花色には他に黄色や桃色もあるという。花は陽光を浴びると開花し、夜間や曇天時には閉じる習性を持つ。(GKZ植物事典より)