The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

アプテニア・コルディフォリア Aptenia cordifolia

2021-05-31 09:58:04 | ポルトガルの野の花

ハナミズナ科、Aizoaceae、アプテニア(メセンブリアンテムム)属、南アフリカ東部原産、常緑多年草、

学名:Aptenia cordifolia、(= Mesembryanthemum cordifolia)

和名:ハナツルクサ(花蔓草)、別名・ハナズルソウ、サン・ローズ、ベビー・サン・ローズ、

英名: Sun Rose、Baby Sun Rose、Heartleaf Iceplant、Heart-leaved Aptenia、Heart-leaved Midday Flower、

葡名:Aptênia、Maringá、Rosinha-de-sol、

2009年6月、ポルトガル、エストレラ地方で、2014年9月25日、2018年9月25日、バイラーダ地方で、2015年5月23日、アレンテージョ地方で撮影、

 

アプテニア・コルディフォリア Aptenia cordifolia の花。セトゥーバル周辺の空き地や荒地でときどき見かけるが、園芸種が庭から逃げ出したものかも知れない。

 

空き地で勢い良く繁茂している。

 

花は濃いショッキングピンク、直径は 1cm 未満。葉は多肉質。

 

道路脇の壁に垂れ下がっていることもある。

 

アプテニア・コルディフォリア Aptenia cordifolia でした。   

©2021 MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より)和名は目立つ花を持ち枝が蔓状に地を這うことからだろうか?属名は、ギリシャ語の mesembria(=正午)と anthemon(=花)の合成語からで、日光を受けて開花する習性から。種小名は「心形の葉の」の意。

ハナツルクサは、ハマミズナ科の常緑多年草である。草丈は5~10㎝程度に。所謂多肉植物の一種であり、茎は木質化し、株元から分枝して地を這う。葉は長さ2~3㎝程度の心形で茎に対生する。葉は肉厚多肉質で、表面には強い光沢がある。7~10月頃、枝先に径 1,5cm 程度で紅色の花をつける。花弁にも金属的な光沢を持ち、一見してマツバギクにも似ているといえる。花色には他に黄色や桃色もあるという。花は陽光を浴びると開花し、夜間や曇天時には閉じる習性を持つ。(GKZ植物事典より) 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オキザリス・コルニクラタ  Oxalis corniculata

2021-05-30 09:42:20 | ポルトガルの野の花

カタバミ科、Oxalidaceae、カタバミ属、多年草、

学名:Oxalis corniculata、

和名:カタバミ(酢漿草、片喰、傍食)、

2017年7月12日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

オキザリス・コルニクラタ Oxalis corniculata の花。

 

葉は球根の先端から束に出る。葉は、ハート型の 3 枚がとがった先端を寄せあわせた形。

 

春から秋にかけ黄色の花を咲かせる。花びらは 5 弁。日向では花を出すが、日陰に咲いてしまうと花がしぼんでしまうのが大きな特徴である。果実は円柱状で先がとがり、真っ直ぐに上を向いてつく。成熟時には動物などが触れると、自ら赤い種子を勢いよく弾き出す。最大 1m 程度までの周囲に飛ばすことができることも繁殖に有利となっている。

 

葉や茎は、シュウ酸水素ナトリウムなどの水溶性シュウ酸塩を含んでいるため、咬むと酸っぱい。カタバミ属の植物をヒツジが食べると腎臓障害を起こすとの報告がある。全草は酢漿草(サクショウソウ)という生薬名であり、消炎、解毒、下痢止めなどの作用があるとされる。

 

ヤマトシジミの幼虫が食草とする。(Wikipediaより)

©2021 MUZVIT

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ディトリキア・ヴィスコサ Dittrichia viscosa

2021-05-29 10:12:49 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、ディトリキア属、地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Dittrichia viscosa、

英名:False Yellowhead、Woody Fleabane、Sticky Fleabane、Yellow Fleabane、Sticky Elecampagne、Sticky Elecampane、

葡名:Énula-peganhosa、Erva-dificil-cheirosa、Tádega、Tágeda、Tágueda-prostrata、Táveda-de-folhas-estreitas、Táveda-de-folha-de-charuto、

2014年9月2日、7日、10月5日、10日、10月14日、11月2日、2015年6月23日、7月20日、8月1日、5日、19日、9月27日、2016年9月17日、10月27日、2017年9月7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年9月25日、2017年9月21日、アレンテージョ地方で、2018年9月25日、バイラーダ地方で撮影、

 

ディトリキア・ヴィスコサ  Dittrichia viscosa の花。

 

草地や砂礫地などに生え、高さは 20~120 センチになる。

 

葉は卵形から披針形で、短い毛に被われている。

 

7 月から 10 月ごろ、黄色い頭花を咲かせる。舌状花 は 5~12 枚。日当たりの良い山地や荒地に普通に生える多年生草本。種小名の viscosa は粘性の意。茎や葉に粘性があり、英名はノミヨケの意味がある。

 

大部分の人が不快であるとわかる特定の嗅覚があるが、エッセンシャル・オイルが含まれ、古代から伝統的な医療で使われた。当初はソリダゴ・ヴィルガウレア Solidago virgaurea (洋種アキノキリンソウ)と同定していたが、どうもおかしいと思ってよく調べてみると、別種であることが判った。ディトリキア・ヴィスコサ  Dittrichia viscosa でした。

©2021 MUZVIT

 

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、ドイツ人植物学者 Manfred Dittrich への献名。種小名は「粘着性のある、ねばねばした」の意。

ディットリキアー・ヴィスコサはキク科の多年草である。本種は、本来の原産地は地中海沿岸地方の標高1500m以下の乾燥した河川敷ということである。しかしかなり劣悪な環境でも定着し繁殖を続けるという。草丈は30~150㎝程度となる。葉は披針形から卵形で、短細毛に覆われる。本種には、全体的に異臭があり、触れると粘つき感がある。茎は上部で良く分枝をする。7月~12月頃、茎頂並びに枝先に総状花序を出し、黄色い頭花を多数つける。舌状花は15個前後、管状花は45個前後となる。本種の原産地は、地中海沿岸地方であるが、アメリカやオーストラリアでは帰化状態にある。(GKZ植物事典より)

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルンド・ドナクス Arundo donax

2021-05-28 09:58:08 | ポルトガルの野の花

イネ科、Poaceae、ダンチク属、日本(関東以西)・台湾・中国・印度・地中海沿岸地方に分布、

学名:Arundo donax、

和名:ダンチク(暖竹)、ヨシタケ(葦竹)、

英名:Carrizo、Arundo、Spanish Cane、Colorado River Reed、Wild Cane、Giant Reed、

葡名:Cana-do-reino、Cana、

2016年9月17日、21日、10月27日、2018年9月16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年9月23日、アレンテージョ地方で撮影、

 

暖地の海岸近くに生育するイネ科の多年草。別名アセまたはヨシタケ。ヨシに似ているがはるかに大型で、高さは2-4メートルになり、茎も太くて竹のようになる。

 

地下茎は短く横に這い、大きな株立ちになる。葉は幅広い線形で、先端は細く伸びる。花序はヨシのものに似て、茎の先端から夏-秋に出る。亜熱帯を中心に分布し、日本の関東南部以西、中国南部、東南アジア、インド、地中海沿岸にある。

 

茎は二酸化ケイ素を含み、頑丈かつ柔軟性に富むため、オーボエ、クラリネットなどの木管楽器のリード部分の素材となる他、釣竿や杖を作る際にも使用された。紀伊半島ではサバのなれ鮨を作る際、それを包むのに使われ香気を添える。

 

近年では、バイオ燃料の原料として注目され、研究の対象になっている。

 

花序が紫色を帯びるものをムラサキダンチク(A. donax L. var. barbigera (Honda) Ohwi)と言い、包頴に毛があることでも区別されると言われる。

アルンド・ドナクス Arundo donax でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は暖地に生える竹の意から。属名は、アシのラテン古名から。種小名は「アシの笛」の意。

ダンチクは、イネ科の多年草である。我が国の暖地の海浜或いは川岸などに自生の見られる大形の多年草である。根茎は横走し、茎は直立~斜上し、草丈は2~4m程度となる。葉は、長さ50~70㎝、幅2~5㎝程度の剣形で、縁部は全縁、先端部は尾状に長く尖り糸状と化し下垂し、基部では茎を抱く。8~11月頃、茎頂に長さ30~70㎝程の大形の円錐花序を出し、淡褐色~赤褐色の小穂を多数つける。小穂は長さ8~12㎜程度で、3~5個の小花からなる。(GKZ植物事典より) 

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラクツカ・ヴィローサ Lactuca virosa

2021-05-27 10:16:49 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、アキノノゲシ(ラクツカ)属、一年草、

学名:Lactuca virosa、

和名:ワイルドレタス、ビターレタス、オピウムレタス、ラクトゥカリュムソ、

英名:Wild Lettuce、Bitter Lettuce、Laitue Vireuse、Opium Lettuce、Poisonous Lettuce、Tall Lettuce、Great Lettuce、Rakutu-karyumu-so、

2018年9月25日、ポルトガル、バイラーダ地方で、2020年7月6日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ラクツカ・ヴィローサ Lactuca virosa の花。草丈は40~80㎝。

 

花の直径は1㎝程。

 

アヘンにも似た催眠効果や鎮痛効果などの穏やかな向精神作用が認められるという。このワイルドレタスを品種改良して現在のアイスバーグレタスが開発されたとのこと。

 

 属名の Lactuca は「乳液を出す」、種小名の Virosa は「毒性のある、有害な」という意味がある。

 

ラクツカ・ヴィローサ Lactuca virosa でした。

©2021 MUZVIT

 

ポルトガルの野の花 もくじへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エクバリウム・エラテリウム Ecballium elaterium

2021-05-25 10:19:54 | ポルトガルの野の花

ウリ科、Cucurbitaceae、テッポウウリ属、エクバリウム(Ecballium)属、

中国西部・小アジア地域・黒海沿岸地域・クリミア・コーカサス地方・地中海沿岸地域原産、多年草、薬用植物、

学名:Ecballium elaterium、

和名:テッポウウリ(鉄砲瓜)、

英名:Squirting Cucumber、Exploding Cucumber、Jumping Cucumber、

葡名:Pepino-de-São-Gregório、

2014年7月13日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年12月24日、アルガルベ地方で撮影、

 

日本の薬用植物園などでは一年草として栽培されている。植物体全体に粗い毛が密生し、多肉質で地をはって拡がるが、巻きひげはない。花は雌花と雄花があり、どちらも直径 3cm 位で、黄色い釣り鐘形。熟した果実から種子が勢いよく噴出することから「鉄砲瓜」とよばれている。長楕円形の果実は、長さ 7cm 位でたくさんの粗い毛に被われている。

 

果実は黄色く熟し、触れたりすると柄から離れる。

 

この時、柄のとれた穴から茶色の種子と透明な果汁を瞬間的に勢いよく射出する。

 

一瞬のことでどれくらい種子が飛ぶのか分かりにくいが、図鑑によると 2m とも、10m とも記載されている。

 

果肉や果汁はたいへん苦く、強い下剤として用いられ、ギリシャ時代からエラテリウム(elaterium)とよばれる薬として知られている。この果実に含まれているククルビタシンE(cucurbitacin E)は、抗腫瘍活性があると同時に細胞毒性をもつことが知られている。 (日本新薬、植物図鑑DBより)

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、果実が熟すと種子を勢いよく放出することから。属名は、ギリシャ語の ekballeion(=噴出する、投げ捨てる)を語源としている。種小名は「吹き出す」或いは「打撃を与える」の意。

テッポウウリは、ウリ科の多年草である。我が国の薬草園等では1年草扱いとして栽培される。本種は、原産地の項に記した地の比較的日当たりの良い荒れ地や路傍等に自生が見られる野草である。草丈は20~30㎝程度となる。茎は地を匍匐し、横方向に広がりを見せる。本種の場合、巻きひげは持たない。全草に粗毛が密生する。葉は3角状心形で、縁部は波状の縮れを見せる。葉は、茎に互生する。葉質は多分に多肉質である。3~11月頃、葉腋から径3㎝程度で鐘形の花をつける。花冠は5裂する。本種の場合、カボチャ等と同様に花は雌雄異花である。果実は、長さ7㎝程度の長楕円状で、黄熟する。果実は、熟して柄から離れるときに、柄の取れた穴から種子を含んだ粘液質な果汁を勢いよく射出する。有毒植物:果実(果肉・果汁)にはククルビタシンEが含まれ、とても苦く激しい嘔吐や下痢に至る。それを利用して下剤としても用いられる。(GKZ植物事典より) 

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガリウム・ロツンディフォリウム Galium rotundifolium

2021-05-24 10:20:17 | ポルトガルの野の花

アカネ科、Rubiaceae、ヤエムグラ属、ヨーロッパ南部、中央、西部原産、多年草、

学名:Galium rotundifolium、

英名:Round-leaved Bedstraw、

2016年6月16日、7月17日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

ガリウム・ロツンディフォリウム Galium rotundifolium の花。花は3mmほど。種小名の rotundifolium は丸い葉と言う意味。花びらは 4枚、葉も 4枚の対生。トルコからアフガニスタン、モロッコ、コーカサスなど、大部分のヨーロッパ全域で繁殖。

 

春から夏に開花。

 

森の沿道など薄暗いところで見かける。

 

草丈は 30~40 cm程。

 

ガリウム・ロツンディフォリウム Galium rotundifolium でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の gale(=乳)を語源とし、昔チーズを作る際に牛乳を凝固させるのにカワラマツバを使ったからという。種小名は「円形葉の」の意。

ガリウム・ロツンディフォリウムは、アカネ科の多年草である。茎は匍匐しやがて斜上する。草丈は20㎝程度となる。葉は円形で、4個が輪生する。6~7月頃、茎頂に円錐花序を出し、径3㎜程度で白色の小花を開く。花被片は4個。本種は、南西アジア~北アフリカにも進出している。(GKZ植物事典より)

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リスルム・サリカリア Lythrum salicaria

2021-05-23 10:55:37 | ポルトガルの野の花

ミソハギ科、Lythraceae、ミソハギ属、多年草、薬用植物、

学名:Lythrum salicaria、

和名:エゾミソハギ(蝦夷禊萩)、生薬名:センクツサイ(千屈菜)、

英名:Purple-loosestrife、Spiked Loosestrife、

葡名:Salgueirinha、Erva-carapau、Salicária、Salguerinha-roxa、

2014年7月7日、2015年8月1日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年6月16日、2018年6月20日、ベイラ地方で、2017年8月2日、アレンテージョ地方で撮影、

 

リスルム・サリカリア Lythrum salicaria の花。日本の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、ユーラシア大陸に広く分布。日当たりの良い野山の水辺や湿地に生え、高さは 50~100 cmになる。

 

エゾミソハギ。お盆の花として昔から使われる「みそはぎ」に似ているが、茎や葉に毛が生えているところや、葉が茎を抱き十字対生するところが異なる。7 月から 8 月ごろ、枝先の穂状花序に赤紫色の花を咲かせる。

 

ミソハギの変種で茎を葉が抱くのがエゾミソハギ、葉に短柄があるのがミソハギだという。

ミソハギに水を含ませて振り、神のお供物に水滴をかけて、供物に禊(みそぎ)をしたことから、ミソギハギから転訛(てんか)してミソハギになったという。

日本に生育するミゾハギ属はミソハギとエゾミソハギの2種である。どちらも、よく栽培されており、自生は少ないものと思われる。

 

エゾミソハギは茎、葉、萼など全体に短毛が生える。葉は対生又は 3個、輪生し、長さ 2~10㎝、幅 5~15㎜ の披針形、全縁、基部は茎を抱く。

 

花は 10~40㎝ の穂状花序に多数つく。花は直径 1~2㎝、紅紫色、花弁は (4)5~6(7) 個。雄しべは 12個。花柱の長さが違う 3type の花がある。花托筒  hypanthium (花冠と萼が融合した花筒)は長さ 4~6㎜、8~12 稜がある。萼片は 6個、直立し、萼片の間に尾状の付属体があり、直立する。蒴果は長さ 3~4㎜、幅約 2㎜の卵形、熟すと 2裂し、さらに 2裂する。ミソハギは全体に無毛で、葉の基部は茎を抱かず、萼片の付属体が開出する。(wikipediaより)

ポルトガルでも溝や田の脇など水辺に咲いているリスルム・サリカリア Lythrum salicaria でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名の「ミソハギ」とは本来「禊ぎ萩」であったものが転訛したものである。祭事に供花として用いられたからである。ところで、下の原産地の項を参照いただくと奇異に感じられるように、北海道特産種ではないのである。北半球全般に分布している。それだけになぜ「エゾ」とついたかは不詳であり、疑問である。属名はギリシャ語の lytoron(=血)を語源としている。花が血のように赤いことによる。種小名は「ヤナギ似た」の意。

エゾミソハギは花期も花姿もミソハギとほとんど変わらない。また、用途も同様である。異なる点は、茎・葉・萼の部分に毛があり、葉の付け根が広く茎を抱くようになっていることと言えよう。(GKZ植物事典より) 

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケルクス・コクシフェラ Quercus coccifera

2021-05-22 10:24:00 | ポルトガルの野の花

ブナ科、コナラ(オーク)属、地中海沿岸地域原産、常緑潅木、

学名:Quercus coccifera、

和名:ケルメス・オーク、

英名:Kermes Oak、

葡名:Quercus coccifera、Carrasco、Carvalho-quermes、

2014年10月5日、2015年12月12日、2016年11月22日、12月18日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年12月23日、アルガルベ地方で撮影、

 

地中海地方から北アフリカに分布。乾燥した日当たりの良い斜面に生える。高さは 2~6 m。葉は棘状の鋸歯があり、革のような質感で、長さは 1,5~4 cm。湿潤な気候のときに花を咲かせる。

 

12 月中旬、写真をとろうとして軽く触れただけで花粉が大量に飛び散った。

 

果実はドングリで、受粉から18 か月あとに成熟すると 2~3 cmくらいの長さになる。

 

ドングリは、伸びて反り返った鱗片が密についた殻斗に入っている。

 

クリムソンと呼ばれた赤色染料の原料であった「タマカイガラムシ(Kermes ilices)」の食用植物として重要なものとされていた。ケルクス・コクシフェラ Quercus coccifera でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は英名の直訳からで、本種が Kermes(カイガラムシの一種)の食用樹であったことから。別名は英名の音読みからであるが、英名の Kermes の語源はペルシャ語の qirmiz(=赤色・深紅色)を語源としている。属名はギリシャ語の quer(=良質の)と cuetz(=材木)の合成語。種小名は「液果を生ずる」の意。

ケルメスナラは、ブナ科の落葉樹である。本種は、原産地の項に記した地で、概して日当たりの良い岩礫質な土壌の斜面に自生の見られる樹種である。樹高は2~6m程度となる。葉は、長さ1,5~4㎝、幅1~3㎝程度の楕円形で、中央より先端部にかけては縁部に凹凸が出来、その先端部に鋭い刺がつく。葉は、革質で、表面には光沢がある。3~5月頃、枝先に多数の穂状花序を出し、黄色~黄褐色の小花を多数つける。果実は長さ2~3㎝、径1,5~2㎝程度のドングリをつける。本種にはケルメスカイガラムシがつき、食用樹とされるが、ヨーロッパやアフリカでは、このケルメスカイガラムシから得られる染料で赤色を得てきた。やがて、大航海時代にメキシコ産のコチニールカイガラムシによる染料が西洋社会に及ぶと席巻することとなってしまったことになる。(GKZ植物事典より) 

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アスター・トリポリウム Aster tripolium

2021-05-21 10:05:43 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、シオン属、地中海沿岸地域原産、2年草、

学名:Aster tripolium、

和名:ウラギク(浦菊)、ハマシオン(浜紫苑)、

英名:Sea Aster、Seashore Aster、

葡名:Asterisco de praia、Malmequer、

2015年9月27日、10月8日、2016年2月20日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

塩湿地に生える一般的なヨーロッパのアスター。塩分を含む、塩性湿地に生育する。全体無毛で、茎は立ち上がり、1本立ちになることもあるし、下部から枝分かれして大きな株を作ることもある。

 

草丈は 50cm 程度前後の場合が多いが、競合する草が多い場合には、より高くなることもある。

 

葉は披針形で、やや厚い。長さ 6.5-10cm、肉質で無毛、基部はわずかに茎を抱く。花は 8-11 月。多数の頭花をゆるい散房状につける。

 

頭花はおよそ径 2cm。総苞は筒状、長さ 7mm、片は 3 列、外片は披針形で長さ 2.5-3mm、鈍頭、縁に微毛がある。筒状花は長さ 8-9mm。属名の Aster は(星型)の意。種小名の tripolium は(3倍の薬効)の意。

 

日本では河口や海岸の湿地に生育するが、世界的には内陸部の塩性湿地にも生育するという。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名・別名共に、海浜性のキクであることを示している。属名は、ギリシャ語の aster(=星)を語源とし、頭状花が放射状を見せることから。種小名は Teucrium polium 種のギリシャ名は polion で、それの三倍も強いことから命名されたという。

ウラギクキク科の二年草である。本種は、原産地の項に記したように広い範囲の暖帯から温帯地域の沿海地に分布する野草である。草丈は30~80㎝程度となる。茎葉直立し、下部は幾分赤味を帯びる。葉は、長さ6~15㎝程度の披針形で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では茎を抱き互生する。葉質は厚味があり、表面には光沢がある。8~11月頃、茎上部に散房花序を出し、径2㎝程度で淡紫色の花をつける。筒状花は黄色。舌状花は13~25個程度つく。花後には長さ3㎜程度の果実をつける。果実には幾分褐色を帯びた冠毛がつく。環境省RDB:準絶滅危惧種(NT)(GKZ植物事典より) 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザンテデスキア・アエティオピカ Zantedeschia aethiopica

2021-05-20 10:17:03 | ポルトガルの野の花

サトイモ科、Araceae、オランダカイウ(ザンテデスキア)属、南アフリカ原産の多年草、

学名:Zantedeschia aethiopica、

和名:オランダカイウ(和蘭海芋)、別名:カラー、カイウ(海芋)、

英名:Calla Lily, Arum Lily、

葡名:Zantedeschia、Copo-de-leito、Jarro、

2014年3月13日、2015年1月9日、2月1日、2016年2月7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、

 

ザンテデスキア・アエティオピカ Zantedeschia aethiopica の花。

 

湿地に生え、草丈は 70~100 cmになる。

 

日本では5月から7月ごろ、ポルトガルでは2月から真っ白な花を咲かせる。花のように見えるのは仏炎苞で、なかに肉穂花序がある。

 

葉は広卵状で長さ 20~40cm、基部は深い心形で、長い葉柄がある。仏炎苞は白色で長さ 15~20cm、上を向いて咲き、口辺部はラッパ状に広がる。花序はやや細くて黄色。和属名の由来は、日本には江戸末期にオランダから渡来。

 

英名のカラーの名は、カソリックの尼僧たちがつけるカラー(衿)に この花の形や色が似ていることからつけられた。属名の Zantedeschia は、イタリアの植物学者 Fr. Zantedeschi の名に因んでいる。種小名の aethiopica は「エチオピアの」の意。ザンテデスキア・アエティオピカ Zantedeschia aethiopica でした。©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名に見られる「オランダ」は、原産国を意味するものではなく、渡来植物であることを示している。カイウは漢名「海芋」の音読みから。別名の「カラー」は、カトリックの修道尼の着用する衣服の襟を思わせることから。属名は、19世紀イタリアの僧侶でもあり、科学者でもあった Fransesco Zantedeschi への献名。種小名は「エチオピアの」の意。

カラーはサトイモ科の多年草である。花を見ればそれがサトイモ科の植物であることが一目でわかる。草丈は90㎝前後程度。葉は濃緑色の矢尻形。湿地を好む植物である。掲載した写真に見られる白色の部分は苞であり、実際の花はその中に見える棍棒状部分に雄花と雌花とがある事になる。南アフリカ原産であるが、世界に広く普及を見ている園芸植物である。我が国では、どちらかと言えば、路地植えよりも鉢植えに適している。花色は年々品種改良が進み赤や紫までも登場している。(GKZ植物事典より)

 

 

 ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピクリス・エキオイデス Picris echioides

2021-05-19 09:43:06 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、コウゾリナ属、地中海沿岸地域原産、

学名:Picris echioides、別名:Helminthotheca echioides、

英名:Bristly Oxtongue、

2018年9月25日、ポルトガル、バイラーダ地方で、2020年7月6日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ピクリス・エキオイデス Picris echioides の花。コウゾリナ属は越年草。

 

茎は直立して枝分かれし、全体に剛毛がある。

 

葉は互生し、縁には微凸歯がある。

 

頭花は黄色で花柄は長い。花の直径は 2cmほど。総苞は筒鐘状で総苞片は 2-3 列。

 

地中海沿岸地方を中心に約 30 種がある。草丈は 1mほど。

ピクリス・エキオイデス Picris echioides でした。

©2021 MUZVIT

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベリス・ペレニス Bellis perennis

2021-05-18 11:51:30 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、ヒナギク属、ヨーロッパ原産、多年草、

学名:Bellis perennis、

和名:ヒナギク(雛菊)、

別名:デージー、デイジー、チョウメイギク(長命菊)、エンメイギク(延命菊)、

英名:Daisy、Common Daisy、Lawn Daisy、English Daisy、

葡名:Margarida、Margarita、Margarida-vulgar、Margarida-menor、Margarida-comum、Margarida-inglesa、Bonina、Bela-margarida、Sempre-viva、Margaridinha、Mãe-de-família、Margarida-rasteira、Rapazinho、 Rapazinhos、

2016年1月29日、12月18日、2021年1月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ベリス・ペレニス Bellis perennis の花。花の直径は 2cm ほど。草丈は 5cm~20cm ほど。

 

葉は根生葉(ロゼット)で、長さ 5cm くらいのへら形で鋸歯があり、光沢がある厚手で薄く毛が生えている。一重から二重咲きもあり、ほんのり赤く染まっている舌状花もある。

 

管状花は黄色で平坦状から丸く盛り上がったものもある。

 

種小名の perennis は「多年生の」の意。

 

イタリアの国花になっている。ベリス・ペレニス Bellis perennis でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は、優しく可愛げに富んだ草姿から。属名は、ギリシャ神話に登場する森の妖精ベリデスに由来している。(ギリシャ神話では、ベリデスが姿を変えた時に出来た花がヒナギクだったという。)種小名は、「多年生の」の意。英名の daisyの語源は day's eyeである。

ヒナギクは、キク科の多年草である。草丈は10~20㎝程度。葉は根生し、ヘラ状の卵形。開花期は春~秋と長期にわたる。花径5センチ程度の花を見せる。花色は淡紅色の舌状花に中心の管状花が黄色という取り組み合わせが一般的である。我が国へは、幕末に渡来したと推測されている。(GKZ植物事典より) 

  

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カマエメルム・フスカツム Chamaemelum fuscatum

2021-05-17 09:50:53 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、ローマカミツレ(カマエメルム)属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Chamaemelum fuscatum、

英名:Dusky Dogfennel、

葡名:Margaça-de-Inverno、Margaça-fusca、Pamposto、

2010年12月27日、2018年1月15日、ポルトガル、アルガルヴェ地方で、2009年3月8日、2015年1月12日、5月5日、2016年1月16日、2月1日、7日、16日、20日、2017年1月28日、2018年1月29日、コスタ・アズール地方で、2018年1月30日、アレンテージョ地方で撮影、

 

カマエメルム・フスカツム Chamaemelum fuscatum の花。ヨーロッパ、地中海沿岸地域を原産地とし、北アフリカ、西アジアにも広く自生。葉はリンゴの様な芳香がする。デイジーの様な花を咲かせる。

 

葉はニンジンの葉のよう。

 

ポルトガル名では Margaça-de-Inverno と呼ばれるが、Inverno は冬と言う意味なので、冬咲きを強調している。実際に、12月ごろ咲き始め、1月、2月と咲き続ける。

 

カモミールティーは別種のローマンカモミール (Chamaemelum nobile) である。 

 

カマエメルム・フスカツム Chamaemelum fuscatum でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。種小名は、古代ギリシャ語の「地上のリンゴ」に由来し、林檎の香りのする草の意。種小名は「帯褐色の」の意。

カマエメラム・ファスカタムは、キク科の1年草である。草丈は40㎝程度となる。茎葉直立し、良く分枝をする。茎の下部は赤味を帯びる。葉は線形に2~3裂し、長さ1~7㎝程度の花柄に連なり、茎に互生する。12~6月頃、茎頂に径1㎝程度の花をつける。花は、白色の舌状弁と黄色の管状花とでなる。概して冬場に開花する。葉にはリンゴの香りがある。(GKZ植物事典より)

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィトラッカ・アメリカナ Phytolacca americana

2021-05-16 10:40:54 | ポルトガルの野の花

ヤマゴボウ科、Phytolaccaceae、ヤマゴボウ属、北アメリカ原産の多年草、

学名:Phytolacca americana、

和名:ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)、別名:アメリカヤマゴボウ、

英名:American Pokeweed、Inkberry、Red-ink Plant、Virginian Pokeweed、Porkweed、Pigeonberry、Porkberry、

葡名:Uva-de-rato、

2011年6月10日、2016年9月25日、ポルトガル、ベイラ地方で、2013年11月13日、2014年9月25日、2016年9月25日、バイラーダ地方で撮影、

 

日本では明治時代初期以降、各地で雑草化している帰化植物。高さは 2m 前後に達する。茎は無毛で赤く、根は太く長い。葉は大きく、秋になると紅葉する。

 

花は小さく、白色ないし薄紅色で、夏の時期に扁平な果実をつけ、秋の初旬に黒く熟す。熟した果実は柔らかく、潰すと赤紫色の果汁が出る。この果汁は強い染料で、服や人体に付くとなかなか落ちない。

 

ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたって毒があり、果実も有毒である。毒性は、根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い。果実は、ブルーベリーと間違って誤食する事故もあり、注意が必要である。特に、幼児は影響を受けやすいので、果汁が直接皮膚に触れることも避けるべきである。毒成分は、アルカロイドであるフィトラッカトキシン(phytolaccatoxin)、サポニンであるフィトラッカサポニン(phytolaccasaponins)、アグリコンであるフィトラッキゲニン(phytolaccigenin)などである。また、根には硝酸カリウムが多く含まれる。誤食すると、2時間ほど経過後に強い嘔吐や下痢が起こり、摂取量が多い場合はさらに中枢神経麻痺から痙攣、意識障害が生じ、最悪の場合呼吸障害や心臓麻痺により死に至る。幼児の場合、種子を破砕した果汁を誤飲すると、果実数粒分でも重篤な症状を引き起こしうるので、十分な警戒を要する。

 

ヒト以外では、草食動物は、一般に本草の摂食を避ける傾向が強いが、下痢、体温低下などをもたらす。また、鳥類では、成鳥が果実を摂食しても種子を破砕しないかぎり影響は少ないが、雛が摂食すると、死亡率の増加や運動失調などが見られる。

 

アメリカ合衆国では、かつて着色料として、安価なワインなどに用いられたが、毒性があるため現在は使用されていない。また、アフリカ系アメリカ人の間では若い茎と葉を茹でこぼし毒を抜いてから食用にしていた時期もある(Wikipediaより)

フィトラッカ・アメリカナ Phytolacca americana でした。  

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、外来のヤマゴボウの意。属名は、phyton(=植物)と lacca(=深紅色の顔料名)の合成語。液果に深紅色の汁を含むことからという。種小名は「アメリカの」の意。

ヨウシュヤマゴボウは、ヤマゴボウ科の多年草である。草丈は1~2m程度。茎は紅色で、多くの枝を分枝し四方に広がる。葉は大きく長さ25㎝にも達する。6~7月頃に淡紅色を帯びた白色の花を見せる。花弁はなく、萼片は5個。果実は熟すと黒色になる。我が国へは明治初期に渡来し、今日では帰化状態にある。※原産国のアメリカでは、若い葉と茎をよく煮て食用にし、缶詰も販売されていると言う。しかし、それでいながら、最も危険な有毒植物ともされている。不完全な調理や根まで食用にすると中毒を起こすためである。(GKZ植物事典より)

 

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする