キク科、Asteraceae、ノゲシ属、ヨーロッパ原産、
学名:Sonchus oleraceus、
和名:ノゲシ(野芥子)、別名:ハルノゲシ(春野芥子)、ケシアザミ(芥子薊)、古名:ツバヒラクサ(都波比良久佐)、
英名:Common Sow Thistlle、Sow Thistle、Smooth Sow Thistle、Annual Sow Thistle、Hare's Colwort、Hare's Thistle、Milky Tassel、Milk Thistle、Soft Thistle、Swinies、
葡名:Serralha、Serralha-branca、Serralha-macia、Leitaruga、
2015年2月5日、11日、12日、15日、12月4日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2016年2月18日、2018年1月30日、アレンテージョ地方で撮影、
ソンクス・オレラケウス Sonchus oleraceus の花。花期は春から秋で黄色のタンポポのような花が咲く。
葉には刺があるが柔らかく触っても痛くない。葉色は少し白っぽい緑で光沢はない。葉は茎を抱く。
茎の高さは 50-100cm 程で軟らかく中に空洞がある。和名に「ケシ」が付くが、ケシ(ケシ科)と葉が似ているだけで分類上は全く別系統である。日本各地の道端や畑に自生する。ヨーロッパ原産で世界各地に広まったと考えられている。
日本には史前帰化植物として入ったものと思われる。(Wikipediaより)
ソンクス・オレラケウス Sonchus oleraceus でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は。山野に自生が見られて、葉がケシに似ていることから。属名はアザミ等を一括したギリシャ古名。種小名は「食用蔬菜の」の意。
ノゲシはキク科の1,2年草である。史前帰化植物と推測され我が国各地の路傍に普通に見られる野草である。草丈は1m前後に。茎は太く軟らかく、中空である。茎には稜があり、上部で分枝もする。葉も茎と同様に軟らかく、不規則に羽状に切れ込む。裂片には不揃いの鋸歯があり、オニノゲシのような刺はない。葉の基部は茎を抱く。3~5月頃に開花するが、頭状花の形は2㎝前後で、花色は黄色。茎を切ると白い汁が出て来る。(GKZ植物事典より)