モクセイ科、Oleaceae、ソケイ(ジャスミヌム)属、地中海沿岸地域原産、半常緑低木、
学名:Jasminum fruticans、
和名:ヤスミヌム・フルティカンス、ワイルド・ジャスミン、
英名:Wild Jasmine、葡名:Giestó、Jasmineiro-do-campo、Jasmineiro-do-monte、
2014年4月10日、2018年5月4日、2021年3月31日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
ジャスミヌム・フルティカンス Jasminum fruticans の花。
背丈は30センチほど。
ジャスミヌム・フルティカンス Jasminum fruticans でした。
©2021 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名の Jasminumは、マツリカのアラビヤ名ヤスミンに由来している。種小名は「低木の」の意。
ヤスミヌム・フルティカンスは、モクセイ科の半常緑低木である。樹高は1~4m程度となる。茎は4稜を持ち、無毛である。成長の早いジャスミンで、 原産地では最大で6mを超えるものも存在するとか。葉は3出複葉で、小葉は長さ0,5~3㎝、幅0,2~1,5㎝程度の倒卵形~楕円形となる。葉は、縁部は全縁、先端部は鈍頭で、茎に互生する。4~5月頃、枝先の葉腋から長さ8~15㎜程度の筒状花をつける。花径は1,5㎝程度で、花冠は5裂する。開花時には芳香を放つ。花後の果実は長さ7㎜程度の楕円状で濃紫熟する。(GKZ植物事典より)