
「消されたヘッドライン」
ラストの解りにくさを除けば素晴らしい作品ですね!
コンピューターなどに押されて情報媒体としては斜陽的な位置づけにある「新聞」というメディアを扱ったクライム・サスペンスであります。
ラッセル・クロウ、期待を裏切らずいい味出してますねぇ(^^♪!
「ワールド・オブ・ライズ」で太ったのをそのままに、長髪のひげ面で昔ながらの
ブンヤさんを力みなく好演しておりました。
この映画のめっけものは、ワシントン・グローブ紙のweb版担当のデラ・フライを演じたレイチェル・マクアダムスですね!!
ラッセル演じるカル・マカフリーとぶつかりながらも連携をとって真実をつきつめるデラ・・・気の強さと優しさを併せ持ったキャラクターをレイチェルは見事に演じきっておりました。
レイチェル・マクアダムスを知らなかったのは私だけかもしれませんが、ハリウッドってまだまだいい俳優さんがいらっしゃるのね・・と思ってしまいました!
編集局長を演じたヘレン・ミレンも貫禄があって良かったっす!
あらすじは、
ワシントンD.C.で連続して2つの殺人事件が起きるんですな。
一見して全く接点がないと思われたこれらの事件が、実は奇妙につながってくるのです。
被害者の黒人青年の携帯電話の通信履歴を調べていたワシントン・グローブの新聞記者、カル(ラッセル・クロウ)は、その通信履歴の中にもう一つの殺人事件の被害者ソニア・ベーカーのものがあることに驚愕します。
事態は進展し、2つの殺人事件が同じ犯人によって行われたかもしれないという推論にカルは達します・・・。
複雑なんですわ、これがまた・・・。
原題は「STATE OF PLAY」となっています。STATEは状態とか状況の意味だと思うのですが・・どう意訳するのか解りません・・。
ネタバレになりますが・・。
結局、スティーヴン(ベン・アフレック)がソニアと不倫の関係になり、不倫の途上でスティーヴンはソニアがスパイではないかと思うようになったんですね。
だから友人のロバート・ビンガム(マイケル・ベレッセ)に頼んでソニアの素性を探らせたと。
そしてソニアはスパイだと判ったのは良かったのですが、ビンガムが湾岸戦争従軍以来の国粋主義者だったために、思い余ってソニアを殺してしまうわけです。
さらにソニアの情報が入ったビンガムのブリーフケースを、黒人の青年がひったくってしまい、ビンガムに追跡され射殺されてしまうのですな。
その時通りかかったピザの宅配の男性も拳銃で撃たれ、結局病院で射殺されてしまうと・・・。
おそらく脚本では、「国家のため」という思いで殺人まで犯してしまう元兵士の思いと、「戦争で稼ぐ」という軍事企業のやり方を比べたときの理不尽さのようなものを描こうとしたのではないかとおもうのですが、
いかんせん犯人ビンガムの素性が判るのがラスト直前のワンシーンだけ・・・。
観ている方にとっては、よく判らないうちに映画は終わってゆくという状況でした。
それでもそこに至るまでの部分で充分に満足できたからよかったですが・・・。
まぁ、個人的にはレイチェル・マクアダムスのファンになれたから良かったかなというところでした!
ラストの解りにくさを除けば素晴らしい作品ですね!
コンピューターなどに押されて情報媒体としては斜陽的な位置づけにある「新聞」というメディアを扱ったクライム・サスペンスであります。
ラッセル・クロウ、期待を裏切らずいい味出してますねぇ(^^♪!
「ワールド・オブ・ライズ」で太ったのをそのままに、長髪のひげ面で昔ながらの
ブンヤさんを力みなく好演しておりました。
この映画のめっけものは、ワシントン・グローブ紙のweb版担当のデラ・フライを演じたレイチェル・マクアダムスですね!!
ラッセル演じるカル・マカフリーとぶつかりながらも連携をとって真実をつきつめるデラ・・・気の強さと優しさを併せ持ったキャラクターをレイチェルは見事に演じきっておりました。
レイチェル・マクアダムスを知らなかったのは私だけかもしれませんが、ハリウッドってまだまだいい俳優さんがいらっしゃるのね・・と思ってしまいました!
編集局長を演じたヘレン・ミレンも貫禄があって良かったっす!
あらすじは、
ワシントンD.C.で連続して2つの殺人事件が起きるんですな。
一見して全く接点がないと思われたこれらの事件が、実は奇妙につながってくるのです。
被害者の黒人青年の携帯電話の通信履歴を調べていたワシントン・グローブの新聞記者、カル(ラッセル・クロウ)は、その通信履歴の中にもう一つの殺人事件の被害者ソニア・ベーカーのものがあることに驚愕します。
事態は進展し、2つの殺人事件が同じ犯人によって行われたかもしれないという推論にカルは達します・・・。
複雑なんですわ、これがまた・・・。
原題は「STATE OF PLAY」となっています。STATEは状態とか状況の意味だと思うのですが・・どう意訳するのか解りません・・。
ネタバレになりますが・・。
結局、スティーヴン(ベン・アフレック)がソニアと不倫の関係になり、不倫の途上でスティーヴンはソニアがスパイではないかと思うようになったんですね。
だから友人のロバート・ビンガム(マイケル・ベレッセ)に頼んでソニアの素性を探らせたと。
そしてソニアはスパイだと判ったのは良かったのですが、ビンガムが湾岸戦争従軍以来の国粋主義者だったために、思い余ってソニアを殺してしまうわけです。
さらにソニアの情報が入ったビンガムのブリーフケースを、黒人の青年がひったくってしまい、ビンガムに追跡され射殺されてしまうのですな。
その時通りかかったピザの宅配の男性も拳銃で撃たれ、結局病院で射殺されてしまうと・・・。
おそらく脚本では、「国家のため」という思いで殺人まで犯してしまう元兵士の思いと、「戦争で稼ぐ」という軍事企業のやり方を比べたときの理不尽さのようなものを描こうとしたのではないかとおもうのですが、
いかんせん犯人ビンガムの素性が判るのがラスト直前のワンシーンだけ・・・。
観ている方にとっては、よく判らないうちに映画は終わってゆくという状況でした。
それでもそこに至るまでの部分で充分に満足できたからよかったですが・・・。
まぁ、個人的にはレイチェル・マクアダムスのファンになれたから良かったかなというところでした!
と
>「戦争で稼ぐ」という軍事企業
>やり方を比べたときの理不尽
すぱらしい!
その通りですね。
でも、ラストは分かりにくさもさることながら、
兵士の黒幕のベン・アフレックが小物に見えて、
事件が矮小化してしまいました。
とても残念だと思います。
もっと影響力のある人物として描ければ、、、
>兵士の黒幕のベン・アフレックが小物に見えて、
そうですね。あくまでも「戦争」を「食い物」にする奴らとの大きな戦いであって欲しかったですね。
確かにラストがわかりにくかったです、最後をもう少しわかりやすくすればもっといい映画だったような気がします
TBありがとうございました。
レイチェルは、「君に読む物語」がとっても良かったです。
最近では「ああ!結婚生活」なんてのがありますが、いままで、ちょっとレトロな時代の役が多かったので、今回のキャリア・ウーマンは、新味でした。
STATEは、あまり深く考えないで、国のやることと言ったら!!みたいなもんだと理解してました。
またどうぞよろしく。
レイチェル・マクアダムスに目をつけられたんですね!(笑)
とってもキュートな人でした。
ラッセル・クロウと対立しながらも、お互いを認め合っていくという流れが良かったですよね~。
色々な物を詰め込みすぎた感じはありますね。
脚本が三人もいたので、監督もストーリーをけずりにくかったのかも知れません。
明らかに解りにくいラストでした。
レイチェル情報ありがとうございます(^^♪。
早速観てみたいと思っています。
ネットで何でも判ってしまうように思っている日常。そこに新聞の存在意義を叩きつけるような力作でした。
こちらこそ宜しくお願いします。
我が心のレイチェルという感じですよ!
ラッセル・クロウが不精な感じだった分、
彼女が輝いておりました・・!!
レイチェル・マクアダムスは、友人と三人で
「green is sexy」なるエコロジー系のサイトをもっていて、将来は自給自足して「木」で作った家に住みたいそうなんですな。
日本に来れば木の家あるよー!!(笑)