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オーダーキッチン天板

ツールボックスという会社からキッチンの天板を発注した。
天板はステンレス。
完全オーダーメイドではないが、かなり自由度が高く、シンクの位置やコンロの位置も自由に設定できる。
(シンクのサイズは種類があり、その中から選択)

正直メーカーのシステムキッチンは本当に安いのか、という疑問はある。
現在のキッチンメーカーのショールームは広くてきらびやかだ。
スタッフの応対もしっかりしているし、人数も多い。

もちろんそれを維持するための経費はキッチンに含まれている。
多分原価は恐ろしいほど安いのかもしれない。

正直、ものすごい安いシステムキッチンならばメーカーの方が安いような気もする。
ただ、こだわるようになったり、豪華さを求めるとびっくりするような金額になる。

このあたり、必ずしもオーダーキッチンが良いとは言えないのだが、年々新築住宅における設備(キッチン・バス・洗面)の費用割合は大きくなっている気がする。
私自身、お客様がショールーム見学する際は同席するわけだが、複雑な心境になることも稀にある。

これからどんどん材料だけでなく人件費も人手不足で高騰するだろう。
建築工事も分業化されることによって、いろいろなメリットが生まれたとは思うが、正直にいうとこれからの時代は分業化されすぎるのも問題な気がしている。

それにしてもオーダーキッチンは面白い。
正直私の仕事は増える。
増えるが、それでもやりがいの方が勝るし、苦になるほどの差はない。

もう少し肩の力を落として、このくらいのキッチンで良いのだといった感覚や住みながらキッチンを自分でカスタマイズすればよいという方もいると思う。
そういう選択肢がありますよということを提示することは良いことだと思えてならない。

お客様も楽しみにしてくださっているし、しばらくはこの造作キッチンの図面を行うことになるだろうが、正直こういう機会を頂いて良かったなと思う。

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図面を書く

東村アキコ氏の「かくかくしかじか」という漫画が好きでたまに読む。
この漫画に登場する日高先生が大変インパクトがあり、どこか私が日建学院でお世話になった製図の先生に似ているところがある。

漫画家は漫画を描くのが職業である。
建築士は図面を書くのが主な仕事である。

この漫画でも度々登場する漫画や絵が描けないというエピソードだが、妙に共感できるところがある。
ようするに私も図面がなかなか書けないときがあるからだ。

作業が止まり、思うように仕事が進まない。
焦りだけが積み重なり、どうにもならなくなる。

でも結局のところ1本でも線を書くしかない。
とにかく書いていれば前に進むのだから自分自身に書け!書け!と言い聞かせるしかない。
立ち止まっているより、少しでも作業を前に進めた方が気持ちも落ち着くのだから。

だからこの漫画で日高先生が生徒にひたすら「とにかく描け!」と言い続ける場面に心を打たれる。

辛いときだろうがなんだろうが、もう50歳目前にもなると背負うものも多く、期待されることも多々ある。
不安がときには頭をよぎることもあるし、過去の経験からなんとかなるだろうと楽観的に考える術も身につく。

でも結局のところ建築を仕事とし、建築士としての役割を果たすのであれば、どんなときでも自分自身を鼓舞して書け!書け!と言い続けるしかない。
そうやって苦しい中でも生み出した自分の図面がやがて形となり、それがお客様に喜んで頂けるのは本当にうれしいことだし、産みの苦しみは良いものが出来上がるために必要なものであるような気もしている。

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あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

新年早々、石川地震やJAL機と海保機の衝突事故など暗いニュースが世間を騒がせています。

石川地震ですが、耐震補強を行った木造住宅の被害の有無が気になります。

私も随分と長く、TOUKAI-0事業に関わっていますが、耐震補強が地震に対して具体的にどような効果があるのかということを今一度きちんと知りたいと思うようになりました。

耐震補強工事は試行錯誤の時代からいかに定められたルールに従い補強しているかを重視する時代へと移行しました。

長い年月をかけて耐震補強に関する情報が蓄積化され、それに関わる方も増えたことで、マニュアル化も充実し、補助金の審査を行う側の経験や能力も向上しました。

初期のころに目立った手探りや試行錯誤の必要性が減ったと思っています。

もちろん全く無いとは言いません。随分と減ったということです。

 

この時期に石川地震が発生したことによる影響はかなりあると思っています。

今後の経過を建築士として注視しなければなりません。

 

次に私自身についてです。

昨年秋ごろから着工した新築住宅については、引き続き丁寧な対応を心がけたいと思います。

そして今年は、建築士事務所としての仕事も増えてきました。

今年は建築士事務所としての業務と工務店としての業務のバランスに配慮し、会社としての成果目標をきちんと定め、その目標を達成するよう日々注意したいと思っています。

そういった意味で一番気を付けるべきは、自身の体調ではないでしょうか。

 

昨年はインフルエンザで体調を崩した時期もあり、大変苦労しました。

頑張るのは良いが、体調を崩してまで無理をするのは褒められたことではありません。

 

まずはとにかく体調管理を気をつける。

それを第一優先にしつつ、さきほどの会社としての目標をきちんと定め、達成したいと思っています。

 

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