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診断業務





1月末に現地調査した山梨県の富士川町というところにある民俗資料館の耐震診断(限界耐力計算)を終え、JSCA関西にレビューを依頼した。
TOUKAI-0の無料相談とは全く異なる方法だが、設計者に委ねられる判断が多く、それゆえにやりがいもあるが責任も重い。
幸いにも参考となる資料が入手出来ていたこと、現地調査を入念に実施できたこともあり、必要な情報はかなり得ることができた。
ただ、やはり第三者からのチェック、助言は不可欠なのでJSCA関西には本当にお世話になっているし、こういうことをやってくれる組織体制にはただただ感謝の言葉しかない。

レビューの結果を待ち、今度の日曜日までには依頼先に書類を提出する予定である。
一応この仕事についてもひと段落した。(よかった・・・)

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定期講習

建築士の定期講習に先日行ってきました。
場所は日建学院。

一級になってからはすっかり足を運ぶこともなくなった日建学院。
久しぶりに足を運んだけど思ったより変わっていなかった。

3年に一度講習を受けないと仕事ができないので、実はかなり大事な講習。
結構ご年配の方もいて、マークシートの書き方に四苦八苦していた。
私も正直久しぶりにマークシートを使ったので困惑した。

帰りに焼津にあるドローンの店によって情報を仕入れ帰宅。
ドローンもいろいろ規制があって、気軽に飛ばせるようで飛ばせない。
何かあったことを心配して規制しなければならないのは分かるけど、期待費用に申請費用、保険代にメンテナンス費など考えると仕事で明確に使用目的があって、それで利益を生み出すなら別だがそうではない場合ではとても一般の方が手を出すには高額な存在だし、リスクの方が気になって使用を控える方も多いかもしれない。
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水廻り

サンワカンパニーという会社がある。

建材や建材資材を販売している会社。
キッチンやユニットバスも売っている。

ここはネットでお客様でも業者でもネット上で購入が可能。
直接メーカーから誰でも購入できる。
つまり代理店というものがなく、値引きという存在も原則ないのだろう。

ショールームは静岡にはない。
どうしても実物をみたければ名古屋か東京へ行くことになる。

HPをみると一般の方が直接買う場合の注意点が親切に書いてあって、そういう点も親切だと思う。

私は前からこの会社には興味があったし、どんどん成長していくと思っている。
それこそ、リクシルやTOTO、クリナップといった水廻りの大手会社に取って代わるような気がしている。

それくらいビジネスモデルとしては、一見すると古いようで新しいと思える。
そんなものは文房具でもなんでも既にやっていることではないかと指摘されるかもしれないが、複雑な水廻り業界でこれをやれたのは正直凄いことではないだろうか。

ただ、他のメーカーも黙ってみているとは思えない。
例えばリクシルという会社あたりは、サンワカンパニーのように直接お客様へ販売というやり方に変えるかもしれない。
「明日からうちは業者さんだけでなく、一般の方にも同じ値段で直接販売をします。」と宣言されても私は驚かない。

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20年くらい前は、静岡の水廻りショールームは、どのメーカーもコンビニより少し広いぐらいのスペースだった。(他の建材も売っているメーカーは別)
今は、どこもかしこも立派なビルの中に広いショールームスペースが存在し、驚くほどたくさんのキッチンが展示されている。

私の記憶では建物が立派になったのはこういったキッチン関係、水廻りのメーカーぐらいなもので、材木業者や建材業者は在庫を置く数も減り、人も減り、縮小傾向にある。
どうして水廻り業界だけが立派になっていくのかなという疑問はあった。

キッチンやユニットバスは、おそらくはかなり利益率が高いのだろう。
巨大なショールーム、たくさんのスタッフを抱えても維持できるようにするためには、当然そうしなければならない。

しかし、いつまでもこの水廻り業界の現状が続くとも思えない。
20年後は、ショールームは今よりもっと小規模になっているか、メーカーの数が減っていると私は予想している。

そもそも私がこれまで歩んできた20年より、これからの20年の方が劇的な変化があると思う。
最近は頻繁に警告されているがAIによる変化によって、多くの人が仕事を奪われることになるらしい。
建築業界も例外ではないだろう。

あまり悲観的な話で締めくくるのも嫌なので最後に書くが、大きな会社でなければ手がけられなかった仕事も小規模な会社が手がけられるようになるかもしれない。
いやそういう流れになった方が私としては面白いと思う。

変化は怖いし、それが大きければ大きいほど恐怖心は増すが、だからこその機会と考えたい。
私としては、サンワカンパニーのような会社が水廻り業界においてスタンダートとなることをむしろ希望している。

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