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2021年を振り返って

今年を一字で表現するならば「縁」でした。

大きな工事としては、前半は茶室工事があり、後半は新築工事がありました。

どちらもこれまで培ってきた経験が活かされた工事であり、私個人だけでなく会社として意識が大きく変わった工事でした。

難しい仕事もなんとか手掛けられたのは、過去の仕事が縁で知り合った方々の力が大きかったと思います。

 

以前に工事を手がけさせて頂いたお客様から別の仕事の依頼を頂くことが何件かありました。

このような仕事も大変光栄であり、マルワのことを忘れないでいてくれたことへの御恩に報いたいと考え、工事を行いました。

 

新しいご縁もありました。

中古住宅をご購入し、リフォーム工事のご依頼を頂いたM様、沼津方面のお寺様や焼津市内のお寺様で様々なご相談やご依頼を頂いています。

来年以降に工事を予定していますが、1月から良いスタートが切れるようにしたいです。

 

今年は、設計者とは何か、元請とは何かということを考えさせられる年でもありました。

マルワ建工は、家内工業ではありますが、先祖からの受け継いだ敷地や父が築いた工場があり、長年培ってきた社としての信用もあります。

それらは気を抜けば一瞬で失うものではありますが、そういった会社としての力があるから頂ける仕事というものがあり、これは私の力というよりは、前経営者である両親がつくりあげたものがあればこそであり、それ故に頂けた仕事が多々あります。

私がそれをきちんと認識し、活用し、受け継いだものをさらに積み重ねていかなければ会社に未来はなく、その責任がいかに重いものかを痛感しています。

 

今は会社としても個人としても「信用」が大きく問われる時代です。

昔からそれは変わらないものではありますが、この当たり前といえるものが揺らぐ事件が多く、自分自身も引き締めて、数ある業者の中でマルワを選んで頂けることへの感謝の気持ちを忘れないで頑張りたいと思います。

 

最後になります。

今年、今まで以上に意識した考えは、「悪いことが起こっても、人の失敗や人のせいするのでなく、まず第一に自分自身に過失はなかったか考え、安易に人を責めるな」という考えでした。

これは徳川家康の名言「己を責めても人を責めるな」を私なりに少し改良したものです。

 

これは来年以降も継続し意識しようと考えています。

もちろん、立場上言うべきことは言わなければならないことも時と場合によってはあることも承知しています。

ただ、私も父から代表取締役を引き継いでもうすぐ10年になろうとしている段階で、一つ上の段階に到達しなければならないと考えているのです。

そういった意味でこれは意識しなければならない考え方だと思っています。

 

今年を感謝し、来年も頑張ります。

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