じょいフルデイズ

おいしいとか、いい匂いとか、手作りとか、覚悟とか

本物志向

2007-11-26 22:20:10 | こんにちは赤ちゃん
敬虔な母乳教信者のはずのじょいフルが
哺乳瓶を取り出したということは、
いよいよ母乳一本を
断念せざるを得なくなったということ。
友達や先輩の結婚式、大学の顧問の先生の退官記念会…
出席するためには誰かに赤ちゃんを
哺乳瓶と一緒に預けないといけません。
哺乳瓶や粉ミルクも使えた方が
楽なことは知っているのだけど、
結局母乳以外のものを飲ませたことがないまま
ここまできてしまいました。
私のお乳しか知らずに
ここまでプクプク大きくなってくれたかと思うと
哺乳瓶をくわさせることにも抵抗を感じてしまうけど、
いずれ仕事復帰を考えると必要なことだし、
そろそろ哺乳瓶というものの存在を
教えておかないといけません。

さぁ赤ちゃん、
キミは私のお乳以外からも
栄養を取ることを覚えないといけないのだ。
ほれほれ、ニセの乳首だよ。
ニセモノのね。
ほれほれ。

私があんなに一所懸命お乳をあげてきたのに、
意外に哺乳瓶を気に入って
何で今までお乳だったのって顔されたら
ショックだなぁと思いながら
母乳を入れた哺乳瓶を差し出してみたけど、
赤ちゃんはそこからお乳が出ることも気が付かずに
ニセの乳首を吐き出して泣いてばかりです。
そうだよねぇ、本物のお乳がいいよねぇ。
キミは違いの分かるオトコだねぇ。
母も頑張った甲斐があったってもんだよ。
哺乳瓶を受け付けないことに
何となくホッとしてしまったけど、
いやいや、それではいかんのだ。
哺乳瓶を使えないんじゃ
仕事復帰どころの話じゃない。


ちゃんと哺乳瓶を嫌がってみせて
母の面目も保ってくれたし、
キミが本物志向なのもいいんだけど、
大人の事情というものが
あるんだよねぇ、残念だけど。






お待たせしました

2007-11-24 22:32:48 | こんにちは赤ちゃん
大きな学会に行くと、会場に
あちこちの協賛会社がブースを出して
最新製品の紹介をしています。
ほとんどは超音波とか腹腔鏡の機械なんかの医療機器だけど、
皮膚科向けのスキンケアグッズとか
新製品の健康飲料を配るブースもあって、
医者の仕事とは関係なしに
見ていて普通におもしろい。
アンケートに名前を書いて帰ったら
自宅に3万円分くらいの基礎化粧品が届いたり。
もちろん私個人に薦めるための試供ではなくて
あくまでおたくの病院で使ってねっていうものだけど、
あいにく私は院長でも部長でもないので
3万円分、一人でありがたく使わせてもらいました。


三年くらい前に行った東京の学会の
小児科病院向けの企業のブースで、
試供品として配っていた新品の哺乳瓶。
当時結婚のあてすらなかったじょいフルは、
同じく独身の先輩女医さんとブースを見て回っていて、
哺乳瓶を受け取ったはいいものの
「こんなのもらってもねぇ」と苦笑い。
私にもいつかは使う日が来るんだろうかと思いながら、
でもその前に計量カップの代わりにでもしてしまいそうだわと
台所の棚の奥に転がしてありました。

今こそあれを取り出す時ではないか。
あれから3年間、
じょいフルがブリちゃんと出会って
結婚して赤ちゃんを生むのを待っててくれた哺乳瓶よ。
あまりに待たされて、ひょとしてこのまま
計量カップとして生涯を閉じるつもりだったかな。
ずいぶんお待たせしましたね。
準備はいいかな。
これからしっかり働いてもらいますよ。






求めよ、さらば

2007-11-23 08:52:51 | じょいフルの台所
欲しい欲しいと思っていたスティック型のブレンダー。
独身の頃にバーミックスを買おうか考えたこともあったけど
一人暮らしではそう度々使うとも思えなくて
何となく手が出なかったもの。
結婚して毎晩ごはんを作るようになって
いずれ赤ちゃんの離乳食を作るのにも便利だろうし
やっぱりそろそろ欲しいなぁと
再度ブレンダー熱が出始めていた矢先。
皮膚科のぽんちゃんが突然電話をしてきたと思ったら、
「ブレンダー買ってあげる」って。
なんと。
結婚と出産のお祝いに前からあげようと思ってたって、
まぁタイミングばっちりじゃないの。

かくしてじょいフルのもとに
クイジナートのブレンダーが届きました。
求めよ、さらば…。
欲しい欲しいと思っていたら手に入るものだなぁ。
じょいフルはキリスト教でも何でもないけど、
切に欲しいと願い続けていれば
神さまがそれを与えてくれるらしい。
何でも欲しがればいいわけではなくて、
赤ちゃんがお腹を空かして泣いていたら
親がミルクをあげるのと同じように、
その人に必要なものが
必要な時に与えられるものらしい。

そーかそーか、だとしたら
今のじょいフルには
このブレンダーが必要だったということか。
神さまはこれで何を作れと言ってるのかな。
台所の棚にトマトの水煮缶がたくさんある。
さっきスーパーで舞茸を128円で売ってたし、
おまけにここ数日すごく寒い。
そーか、煮込みハンバーグか。
挽き肉は挽きたての方が新鮮でいいというから、
ブレンダーでお肉を挽いて
ハンバーグを作ってみよう。

さて、お肉は何を買ったらいいのかな。
挽き肉ってどの部位のお肉でできてるんだろう。
よくわからないけど、
とりあえず牛の肩ロースと豚の肩ロースを
ブロックで買ってきました。
ぶつ切りにして、ブレンダーでギュインギュイン。
おお、塊のお肉はあっという間に大量の挽き肉に。
ついでに玉ねぎのみじん切りもギュインギュイン。
やっぱりブレンダーすごい。
じょいフルのブレンダーメニュー第一号の
煮込みハンバーグができました。
自家製挽き肉のハンバーグは
しっかり「肉!」という感じ。
今まで作っていたフワフワのではなくて、
粗挽きハンバーグというものかしら。
この日はかぼちゃのサラダと
玉ねぎとローズマリーの簡単なピザと。
出来上がりの味もさることながら、
ブレンダーがあると作る過程が断然楽しい。
ハンバーグを作るのもちょっとしたイベントになります。


次はこれを作りなさい、と
ちゃんとまた指示がくるでしょう。
いいイワシがあればつみれ鍋だし、
寒い朝にパンを食べたくなったらポタージュだし。
欲しい欲しいと願っててよかった。
与えられたということは、
じょいフルに必要なものだったわけだから。









青と春

2007-11-17 12:10:50 | じょいフルの台所
目が覚めたら8時10分。
やばいっ、寝坊寝坊。
いつもは明け方のお乳の時に目覚ましを合わすのに、
昨日は夜中の授乳が遅くて
もう朝に近かったから赤ちゃんが起きなかったんだ。
やばいやばい。
ブリちゃんが起きるまでに
お弁当を作って朝ごはんをしなくては。

…こんな時に限って
前日にお弁当の準備、何もしてない。
このところ口内炎にものもらいに
昨日は珍しく頭痛もしたし
ちょっと寝不足かも知れないと思って
パタンと寝てしまったんだった。
やばいやばい。
でも作るものは決まっていて、
最近お弁当がお肉続きだったから
今日は鯖を大根と一緒に
韓国風の煮物にしようと思っていたのだ。
脂の多い鯖がコチュジャンとよく合うと思うし、
お弁当にぴったりの
ご飯の進むこってり煮物。
時間がないからその他のおかずは
簡単に出来るもので許してもらおう。

時計を睨みながら
どうにかお弁当箱に詰めて完成。
さて朝ごはんの準備、と思って冷蔵庫を開けると
あれ、使ったはずの鯖が残ってる。
いまお弁当に入れたのは…
あ、こないだの残りの鰆がなくなってるわ。
鰆…鯖…鰆…
間違えたのか。
ご飯がすすむこってり煮物…。
鯖の脂とコチュジャン…。
無念。

赤ちゃんに起こしてもらえると
思っていたのがいけなかった。
鯖の方が断然おいしかったと思う。
字はよく似てるんだけどな。
ブリちゃんごめん、
どういうわけか鰆です。






授乳ケープの働き

2007-11-16 12:23:02 | こんにちは赤ちゃん
じょい兄夫婦とじょいママとの京都観光、
二日目は三千院と東山に。

この二日間であの授乳ケープ
素晴らしい働きを見せました。
レストランの席でも授乳が出来るので
大人の食事の間に一緒に済ますことが出来るし、
いつでもお乳をあげられると思うと
観光の計画も気楽に考えることが出来ます。
赤ちゃんは生後2ヶ月にして
高山寺の国宝石水院でお乳を飲みました。
許可をもらって受付の奥の座敷でお乳をあげたのだけど、
国宝の中でお乳を飲めるなんて
幸先のいい人生の始まりです。
京都観光のシメに行った「宝泉」でも
あの広い静かな座敷で
赤ちゃんもちゃっかりシメのお乳を飲んでたし。


紐が付いただけの布一枚が
乳飲み子を持つ女性にとっては
これだけの働きをするのだからすごい。
おしゃれカフェでランチをしたいお母さんも
国宝でお乳を飲ませたいお母さんも
授乳ケープ、必須ですよ。





じゃんじゃん行こう

2007-11-13 00:04:06 | 京都らぶ
じょい兄夫婦とじょいママと
高雄と嵐山へ。
結婚して京都で暮らし始めてからは
京都の観光地に行くのも初めてでした。

こんなにいい場所とは聞いてなかった。
こんな近くに住んでるのに
ブリちゃん、
なんで誘ってくれなかったの。
これから寒くなるまでに
ベタな観光地にじゃんじゃん行こうよ、
じゃんじゃん。





ひっそり授乳ケープ

2007-11-11 09:14:14 | 手作りが好きなのよ
京都観光に来る予定のじょい兄夫婦から
「じょいちゃんも一緒に見て回る?」と誘いを受けました。
やったぁ、行く行く。
じょいフルも京都に来てまだ半年で
ちゃんとした観光はほとんどしたことないし、
はるばる岩国から来るじょい兄達なら
見るところも色々吟味してくれそうだし。
秋の京都を便乗観光するチャンスです。

でもそうなると、お乳のことを考えなくては。
じょい兄のとこの赤ちゃんはもう離乳食が始まってるけど、
こちらは相変わらず母乳一本。
京都の観光地で授乳室を探すのは大変だし、
いよいよあれが必要です。
いつでもどこでも授乳が出来るための、授乳ケープが。
授乳ケープといえば、セレブママに大人気という
「ベベオレ」ナーシングカバー
これなら柄も洋服並みに色々あっておしゃれだし、
お値段はそこそこするけど
逆にこの値段だから売れているんだろうな。
育児中でも家にこもらずに
友達とカフェに行きたいセレブママが
おしゃれをアピールするのにちょうどいい。

でもじょいフルの考える授乳ケープは
こんなんじゃないんだよなぁ。
こんなに派手なのじゃなくて、
もっとひっそりしているのがいい。
別に授乳をすることは恥ずかしいことではないし、
むしろ赤ちゃんを持つ女性ならごく自然な
誇らしい姿だと思うのだけど、
あまりに自然で本能的な行為で
しかも母性という強烈な感情を伴うことなので、
何と言うか、公衆の面前でキスをするのと
同じようなことみたいな気がします。
だからおしゃれケープを広げて
「見て見て授乳中なのよ」と宣言するのではなくて、
もっとひっそりと、授乳してることに
気付かれないくらいであるべきだと思うわけです。

そんなわけで
青いチェックの布を買ってきました。
ええもちろん縫いますよ。
赤ちゃんが寝てる間にミシンをカタカタして
30分で完成しました。
ひっそりとした授乳ケープ。
これなら体の前で広げていても
ストールか何かに見えるでしょう。
まさかあそこに座っているあの人が
授乳をしているとは思わなかった、くらいの
ひっそりケープが出来ました。

さぁ、清水寺でも銀閣寺でも
これからじゃんじゃんお出掛けです。





チキンカチャトーラ

2007-11-09 17:53:09 | じょいフルの台所
ええまぁ、要は鶏のトマト煮込み。
冷蔵庫にあるお肉とお野菜を
何でもトマトホールで煮込むのは、
じょいママの常套手段でした。
自称料理嫌いでレシピなんか見ずに
いつも適当に作ってるようだったけど。

下味をつけたチキンに小麦粉をまぶしてソテーして、
香味野菜と具の野菜を炒めて
チキンと一緒に白ワインで炒めてから
ホールトマトで煮込んだもの。
じょいフルは本を見てきっちり分量通りに作ったけど
やってみると、なんだじょママが
適当にやってたことと同じじゃん。
じょいママも「お肉をトマトと煮たもの」なんて言わずに
「カチャトーラよ」とか言えば
ちゃんと作ったみたいに聞こえたのに。


残ったソースは翌々日に
オリーブの実としめじを入れて
パスタに絡めました。
こっちが主役じゃんって思うほど
おいしいパスタになりました。





インドの屋台

2007-11-08 12:55:54 | じょいフルの台所
インドカレー。
トマトとヨーグルトたっぷりで。
かぼちゃのクミン風味のサラダ。
いんげん豆をマスタードで煮たもの。
小松菜のガーリック炒め。
ナン。

え、とりとめがないって?
まぁまぁ、このとりとめのなさが
インドの屋台のイメージってことで。

いや、知らないんだけどね、
インドの屋台なんて。