じょいフルデイズ

おいしいとか、いい匂いとか、手作りとか、覚悟とか

今年のクリスマス

2013-12-26 22:46:37 | じょいフルな日々
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暗がりの中、抜き足差し足で寝ている2人の足元にプレゼントを置いて、
そばに置いてあったサンタさんが食べる予定のクッキーをソロっと下げて、
今年も無事にクリスマスが終わりました。
今年のサンタが2人に選んだプレゼントはと言うと、
もうすぐ末っ子の地位を脅かされることになるアサには、
ミルクをやったりお着替えをしたり出来る、お世話人形。
けっこう強情で、そのくせ調子に乗りやすいアサには、
突然家に赤ちゃんがやってくるという危機を、
年長者であるという自尊心で乗り切ってもらおうと思っています。
お世話人形で少しでもお姉ちゃんの気持ちを育んでくれたらという
親の下心いっぱいのプレゼントです。
リンスケは随分前から、「みずろけっと」と書いた手紙を
サンタさんに見えるように窓に貼っていたので、
ペットボトルで作る水ロケットのキット。
水ロケットなんて聞いたこともなくて、ブリちゃんに動画を見せてもらったら、
ペットボトルが水を噴き出しながら発射台から飛び出していくもので、
これのどこがそんなに楽しいのかいまいちピンとこないのだけど、
ブリちゃんも何となく楽しみにしている様子で、
女子には分からないロマンがあるものみたいです。
こんなものがサンタさんから届いたら、当分の間ブリちゃんは
寒い公園に付き合うことになるけどいいのかなぁ。

今年は我が家も、ツリーを買いました。
今までなんとなく面倒くさいなーと思っていたのだけど、
今のリンスケくらいが、多分何の疑念もなくサンタさんの存在を信じていて
人生で一番クリスマスを楽しめる時かなと思うと、
今こそ盛り上げてやるべきなんじゃないかと思って。
本当は、ゴールドで統一するとか、北欧調オーナメントとか、
おしゃれなツリーを目指したいところだけど、
2人とも大興奮でセッティングを始めてしまったので、
飾り付けは2人に任せることにしました。
案の定、リンスケが折り紙を切り張りして作ったサンタさんとか、
金色の厚紙を切り抜いただけのお星様とかがくっついた
とりとめないツリーに仕上がったけど、
これはこれで、今の2人にしかできない飾り付けだと思えば、
こんなツリーを飾れるのも貴重な時間だと思うことにして
このおしゃれでも何でもないツリーが、
今年の我が家のクリスマスツリーになりました。

写真は、その昔小学生の頃に手芸クラブだったじょいフルと、
最近「おさいほう」にハマっているリンスケが作ったオーナメント。
今はまだ、モールと、こんなお手製の飾りくらいしかついてないけど、
こういうのはその年ごとに、少しずつ増えていけばいいと思います。
いつか、すっかりおしゃれなツリーになってしまったら、
それはそれでちょっと寂しいのかなとも思います。





自家製ツナ

2013-12-15 10:33:55 | じょいフルの台所
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鮮魚コーナーで、その日のおすすめにまぐろがたくさん並んでいる時は、
同じまぐろのアラも置いていることが多いので、
そろそろストックがなくなるなーという時にアラを見つけたら
買ってきてまとめてツナにしています。
本で作り方を調べたり、オイルで煮たりスープで煮たり、
最初は色々してたのだけど、お手軽なツナ缶を自作するのに
そんなに手間をかけるのもアホらしいわと、
最近はすっかり作り方もアバウトになりました。
アラを買って来たら、とりあえず塩をまぶして冷蔵庫で1~2日放置して、
そろそろ塩が浸みたかなーという頃に取り出して表面をさっと水で洗って、
あとはお酒と塩とローレルとスパイスを入れたスープで煮るだけです。
高温でグツグツ煮ると身が締まって硬くなるので、
じょいフルは沸騰したスープにドボンと放り込んだら火を止めて、
少し温度が下がった状態でシャトルシェフでゆっくり調理します。
適当に取り出してみてまだ生っぽいところがあれば再度ドボン、で
加熱時間もすごくアバウトだけど、どう作っても、
ちゃんと美味しいツナが出来上がります。
低温のオイルで煮てももちろんいいし、
後に残ったオイルはツナの旨みが移って美味しいのだけど、
残ったオイルが意外に使い道がなくて
同じ残るならスープの方が使いやすいので、
じょいフルのツナはもっぱらスープ煮です。
コクが欲しい時は、ほぐしてオリーブオイルを絡めて使います。
ちなみに今回のツナで残ったスープは、
お米と一緒に適当に切った野菜と一緒に炊いたら、
ブリちゃんにも好評のパエリヤ味の炊き込みご飯になりました。

卵とかお豆腐と並んで、家計お助け食材のように言われるツナ缶だけど、
魚の身としてはちょっとしか入ってないし、それだけでメインになれるものでもないし、
そんなにお得な食材ではない気がします。
家庭で普段の料理に使うなら、少量ずつわざわざ缶詰になっている必要もないので、
我が家は長らく自家製ツナです。
ツナ缶は、缶を開けたり空いた缶を洗ってゴミに出したりしないといけないし、
化学調味料が入っているものも多いから、
子どもがよく食べるものだけにちゃんと選ばないといけないけど、
自分で作ればそんな心配もありません。
何より、ちゃんと魚の味がして美味しいです。






「パンの生地作っておいて」

2013-12-11 23:35:06 | こんな親でも子は育つ
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リンスケが幼稚園に行く前に、
「パンの生地作っておいて」と行って出て行ったので、
今度は何を企んでるんだろうと思っていたら、
幼稚園から帰って来るなり
レーズンとシナモンとくるみとチーズを出してと言ってきて、
なにやらペタペタし始めました。

面白そうだったので、じょいフルとアサも参加しておやつ作り。
6歳のリンスケと、2歳のアサと、
37歳のじょいフルの力作が並んだはずなんだけど、
どれがじょいフルが作ったものか分からないという
相変わらずの成型パンのセンスのなさですが。
粉80gのちょっぴりの生地を、朝のうちにちょちょっと捏ねて
そのままボールの中に放っておくだけで、
リンスケが帰ってくる頃には何となく発酵しています。
そんな適当に作った生地なので、
子ども達が生地を捏ねくり回したり
手粉を付け過ぎたりしてても気にならないし、
そもそも食べるのは自分達だし、
後はオーブンに入れて、子ども達の牛乳を温めたり
自分のカフェオレを淹れたりしているうちに
部屋中にパンの焼ける香ばしい匂いが漂ってきて、
寒くて家から出たくない日の遊びにピッタリでした。

時々、大人から見れば何の脈絡もなく、突如お菓子のレシピを考案するとか、
庭に深い深い穴を掘るとかを思いついてやり始めるところが、
6歳児の宇宙だなぁと思います。