じょいフルデイズ

おいしいとか、いい匂いとか、手作りとか、覚悟とか

仕事を始めました

2011-11-15 00:08:51 | お仕事ですよっ
アサが6ヶ月を過ぎて、じょいフルもぼちぼち仕事を始めました。
と言っても、大学の医局人事の正式?な就職ではなくて、
京都にいた頃からお世話になっていた病院に
行ける範囲でお手伝いに行くらいのもので、
そもそも3時間おきに乳を所望する赤ん坊を抱えては
緊急の手術とか当直は出来ないので、
日中だけの非常勤勤務です。

もう半年以上、出産やら授乳やらで家にいるばかりだったし、
仕事は前と同じで慣れているものだし、
久しぶりの仕事も楽しみだわーとお気楽に思っていたら、
非常勤とはいえ、子育て主婦が仕事をするのは
そんなに甘いものではありませんでした。
一番大変なのは、リンスケのお弁当と仕事が重なる火曜日で、
月曜日のうちに、その日の晩ごはんと、
火曜日の朝ごはんとリンスケのお弁当と、
仕事から帰ってすぐに食べられるように晩ごはんまで、
計4食分の献立を考えて準備をしておかないといけません。
火曜の朝は、洗濯は回せない、掃除機も無理、
余裕がない時はアサの離乳食も作れずにお乳だけ飲ませて、
病院に向かう車の中でお化粧をしたり
アサの託児所に出す連絡帳を書いたり。
ベテランの働くママさん達は、そんなことは当たり前で、
もっとパワフルに要領よくこなしているのだろうに、
ビギナーじょいフルはと言うと、
仕事の翌日は部屋が散らかっていたり、
リンスケの幼稚園の制服の洗濯が間に合っていなかったり、
まだまだアタフタすることばかりです。

そんなこんなで、バタバタと始まったじょいフルの仕事復帰にあたって、
アサは託児所デビューを果たして、2~3歳くらいの子供たちのいる賑やかな部屋で
特に泣いたりする様子もなく一日を過ごしてくれています。
リンスケも、じょいフルが仕事の日は
延長保育で夕方まで幼稚園に居残りになりました。
じょいフルとブリちゃんの両家のばぁばが交代で
リンスケのお迎えに行ってくれます。
ブリちゃんは、リンスケを幼稚園に送って、
仕事が終わると、実家からリンスケを連れて一緒に帰って来ます。
みんなが少しずつ、無理をしたり我慢をしたりしながら
じょいフルの仕事復帰を支えてくれているのですから、
深夜の授乳と早朝のお弁当の仕込みでドロドロに眠たくても、
夜中に洗濯物を干さないといけなかったりしても、
じょいフルは粛々と、家事と仕事を頑張ろうと思います。










エゴマの匂い

2011-11-02 16:48:19 | じょいフルな日々
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リンスケがお昼寝をしてアサも寝て、ふぅやっと静かな一人の時間、と
そば茶なんか煎れて、本を開いたりパソコンを触ったりしていると、
突然居間の窓からバッグがドサッと投げ込まれて、
スコップやらクワやらを担いで自転車でやって来たじょいママが
我が家の庭で肥料をまいたり種を植えたりし始めます。
引っ越してきてすぐの頃、まだ山土だけの殺風景な庭に
シソとゴーヤーとミニトマトを植えてくれて、
おかげで園芸には全く興味がないじょいフルも、
わずかばかりの自家栽培の野菜を楽しむことができました。

この日は、エゴマの枝を一抱え持って来て
「これで佃煮つくんなさい」と、窓からドサッと渡すと、
庭に大根の種を植え始めました。
エゴマ好きじょいフルが
実家の庭でシソをたくさん作っているのを見て、
どうせならエゴマも作ってよと騒いだのがきっかけで
実家で育て始めたものです。
もう今年のシーズンも終わりで、これが最後の一枝なのだと。

エゴマというのは、韓国料理とか焼肉とかでよく使われる、
独特の匂いのシソみたいな葉っぱです。
その昔、じょいフルがバックパックで東南アジアにあちこち行っていた頃、
バックパッカーたるもの、食事は屋台か食堂でないとと思っていて、
韓国の屋台でキンパプとか、安い食堂でサムギョプサルとかを食べた時の、
エゴマの匂いと騒々しい雰囲気が忘れられなくて、
それ以来のエゴマ好きです。

完成品を持って来てくれてもよかったんだけどなーと思いながら、
エゴマの実を枝からボリボリ外して、
一瓶分の佃煮が完成しました。
エゴマの季節は終わったけど、
これでしばらくはエゴマの匂いを楽しめます。
その頃じょいママは、庭に大根と青梗菜の種を植え終えて、
また自転車で帰っていきました。
エゴマを全部食べ終えて、余韻に浸っている頃、
我が家にいつの間にかできた菜園も
秋冬仕様になっていそうです。