じょいフルデイズ

おいしいとか、いい匂いとか、手作りとか、覚悟とか

ダークブラウンのテーブルクロス

2007-04-30 23:11:18 | じょいフルな日々
チャイナタウンのお茶とごま油と、
マーライオンクッキーをどっさり詰めて
帰ってきました。
式の前はバタバタだったじょい宅は
もうすっかり普段の生活に戻っていて、
ただ
あの時贈呈した花束が
玄関に挿してあったり、
じょいママが髪を結うのに使った
大量のヘアピンが置いてあったり、
ところどころに
式の余韻が漂っています。


あれ、居間のソファーに
ダークブラウンのカバーが
かかってますね。
それはひょっとして
披露宴の時の
テーブルクロスじゃないのかな。
アイビースクエアが長年使っている
ピンクや水色のクロスでは
どうしても納得いかなくて、
じゃぁ自分で縫います!と宣言してしまった
テーブルクロス。
ホテルの会場のクロスに使う布の量は
馬鹿にできません。
じょい宅の床を布でいっぱいにして、
布の海で死闘を繰り広げた
勇士じょいフル。
お陰で会場の長テーブルに
ダークブラウンのクロスを
長々と敷くことができました。
ピンクや水色じゃなくて。

キャンドルリレーで使ったロウソクの
飾りの葉っぱが
袋に詰められて返ってきています。
こんなロウソクを使いたい、と言ったら
規格外は自分で準備して下さいとのこと。
アイビースクエアの準備室に通って
70人分のロウソクに
黙々と葉っぱを巻いてホルダーにセットする日々。
高砂からみんなの席に
これが並んでるのが見えたときは
嬉しかったなぁ。

無造作にベッドに投げられているのは
お世話になったウェディングドレスじゃないですか。
自分の服なのにもう2度と着ない服というものが
あるものなんですね。
でも大事な服だから
クリーニングしてもらわなくちゃ。
してもらってら、
その後はどうしよう。


ウェディングドレス、
使いたい人はいないかな。
じょいフルお手製のベール付きですよ。
今なら
ダークブラウンのテーブルクロスと
ロウソクの葉っぱも付く大サービス。
でも葉っぱは
自分で巻いて下さいね。

けっこう
大変ですけどね。





じょいフル的新婚旅行

2007-04-28 18:22:11 | じょいフルな日々
新婚旅行の目的は
思い出を作ること、
二人の絆を強めること。

「新婚旅行なんだから」
を合言葉に
贅沢で優雅な旅行を
楽しむはずだったのに、
モーニングは豪華だし
食器は全部ジノリだし
部屋には毎日フルーツが置いてあったのに、
やっぱりガラじゃないのかなぁ。
気温30度、湿度80%を越える町中へ
いそいそと出て行っては、
現地の人に混じって商店を見たり
屋台のジュースを飲んだり、
医者が聞いたらびっくりするくらい
元気に歩き回る妊婦じょいフル。

ホテルのテラスでコーヒーを飲むのも
ライトアップされたプールで遊ぶのも楽しいけど、
それよりも
スコールでどしゃ降りのチャイナタウンを
一つの傘で歩いたことか、
タクシーが捕まらなくて
途方に暮れたりしたことの方が
ずっと思い出深い。


新婚旅行だからって
ワンピースにサンダルで
澄ましてる場合じゃありません。
スニーカーで歩き回ってこそ
二人の絆も強まるというものです。




初めての大冒険

2007-04-27 01:25:46 | じょいフルな日々
新婚旅行は
3泊5日のシンガポール。
準備は任せてよと
見得を切った割には
出来たことといえば
飛行機とホテルの予約だけ。
これから自分が
何をするのかも分からないので、
3日分の夏服の他に
何がいるのかも分かりません。
全然開いていないけど
まっぷる一冊くらいは持って行きましょう。

集合は倉敷駅の改札口で。
それぞれの実家から
スーツケースを引っ張って来たので、
新婚旅行というより
宿泊研修みたいな気分です。
あら、
でもその指に付いているのは
私と同じ指輪ですね。


バックパック旅行派のじょいフルには
こんないいホテルの
スイートに泊まるなんて
大冒険です。
だいたい、ブリちゃんと
3日以上長く一緒にいること自体
初めてのことなので、
もうそれだけでも大冒険。
じょいフルがもし
3日目からダメ子に豹変する子だったら
どうするんでしょう。


宿泊研修みたいな二人が
この初めての冒険で
夫婦らしくなれるのかしら。




第0日目

2007-04-22 23:35:45 | 花嫁さんになるのかな
「幸せというものは、後で考えて
 ああ、あの時幸せだったなぁと思う
 そういうもの」
と言っていたじょいママの言葉。

昨日の自分が
どれほど幸せだったかを知るのは
もっと後のことなのでしょう。
みんなが来てくれたのは
始まりのお祝いのためだったことに気が付くのも
もっと後のことでしょう。


気が付いていないけど、
これからの幸せの
第0日目。





結婚式前夜

2007-04-20 23:40:21 | 花嫁さんになるのかな
スチームアイロンで
スーツのしわを伸ばすじょい弟。
留袖のバッグの柄を
気にするじょいママ。
「明日のスケジュールを書いてくれ」と
落ち着かないじょいパパ。
じょい兄はまだ病院らしい。


ようやく
ウェルカムボードを
完成させたじょいフルは、
この日のために取ってあった
スペシャルパック。
1枚に5000円分の美容液が
含まれてるんだって。
夕方に顔そりも済ませてきたし、
寝て起きたら
キレイな花嫁さんになってることでしょう。


おやすみなさい。





当直食降格

2007-04-16 23:16:35 | じょいフルな日々
実家にいると、
一人暮らしの時みたいに
昨日食べたキャベツを今日も食べて、
自分が食べ切るまでキャベツの毎日、
なんてことがありません。
じょいママとお喋りしながら
毎日違うものが食べられるので、
外食をする気もなくなります。
今や仕事の時の当直食が
唯一の外食になりました。

一人暮らしの時には
毎回楽しみだったし、
これが貴重な栄養源だったけど、
今となっては
家で食べるごはんには
もうかないません。
今日はチキンカツ。
栄養士さんがきちんと考えてくれた
正統な献立だけど、
じょいママの
謎のヒュージョン料理の方が
ずっといい。


ブリちゃんも
「外食より家のごはんがいい」
って言いながら
帰って来てくれますように。





「今さら無理」

2007-04-14 09:48:57 | お仕事ですよっ
実家に帰ってしばらくは
休み中に帰省している気分が抜けなくて、
また明日から勤め先に出るような感覚があったけど、
もうすっかり実家生活にも馴染んでしまいました。
行ってらっしゃいとお帰りなさいを言ってもらえる、
この家で12年前にしていた
じょい家の生活。


フリーターになったじょいフルが
白衣を着るのは週に2回。
姫路の病院までは
山陽本線と新幹線とタクシーを乗り継いで
片道1時間は掛かるけど、
通勤の人に混じって
ホームを早足で歩いていると、
当直明けにバイトに通っていた時のような
ピリッとした気分を思い出します。

院長も外来の看護婦さんも
「無理しないでいいからね」
「先生、準備忙しいんやろ」と
妊娠している私を気遣ってくれるけど、
結婚とかこれからのことでいっぱいいっぱいの私には
こうして外来で患者さんと話している時間は
他のことを考えないでいいから、
気持ちの安定のためには
むしろ必要な時間です。
他の何かに集中することがリセットボタンになるのは、
仕事の中の遊びだけではなくて
その逆もまた然りです。


主婦じょいママに育てられたじょいフルは
昔から女性は結婚したら
家庭に入るべきなんだと思っていました。
大学になってもまだ「目指すは素敵な専業主婦」と
豪語していた医学生じょいフル。
仕事を始めてから
外で仕事をしていた方が自分の魅力を保てるという説を
聞くようになりました。
仕事に復帰する友達も周りに増えてきました。

どうなのかなぁ、子供が生まれたら
後の仕事ってどうするのがいいのかなぁ、と呟いていたら
「そりゃあんたは」と、じょいママ。
「30の歳まで仕事して好き勝手してたんだから
 今さら家でじっとしてるなんてもう無理よ」

そうなのか。
たしかに30の歳まで
仕事して好き勝手してた。
もっと早くどうにかなると思ってたけど
こうなっちゃったんだからしょうがない。

素敵な専業主婦は
「今さらもう無理」なのか。