昨日はじょい両親が、
長男の彼女の実家へご挨拶に伺うという
じょい家の歴史的一日。
本当は妹の私までついて行く予定だったのに、
そんな歴史的一日の朝に
起きてみたら瞼が腫れてるじゃないの。
おまけに結膜も充血してる。
ウイルスだったら通勤停止だっていうし、
眼科に行かないわけにはいかない。
しょうがないのでトモちゃん宅訪問は辞退して
急遽眼科を受診することに。
病院嫌いのじょいフルも、コンタクトを処方してもらうので
眼科だけは抵抗がないの。
日曜日に開いてる眼科なんて知れていて、
それこそコンタクト屋さんに併設した街中のクリニックくらい。
表町のそのクリニックも、
土日にしか行ったことがないので
いつもネーベンっぽい若い先生がいて
未だかつて院長を見たためしがない。
コンタクトの処方に行くと若い先生が眼底を診てくれるのだけど、
その素早さたるや、本当に見えてるなら神業だよって思うくらいよ。
1,2秒目に光を入れただけで眼底の隅々まで見えるなんて
どんな名医よねぇ、まったく。
まぁいつもは手っ取り早くコンタクトを受け取って
また買い物の続きをしたいからいいんだけどね。
昨日診察室にいたのは
白衣の下に派手なストライプのシャツを着た若い先生。
あらー、確かうちの近くのスーパーでよく彼女と買い物してる人だわ。
眼科だったんやね。
もちろん、「よくスーパーでお会いしますね」なんて挨拶をするはずもなく、
その先生もそ知らぬ顔で診察を済ませて、
私もまさか医者なんかじゃありませんって顔をしながら
うやうやしくお礼を言って診察室を出た。
週末ネーベンご苦労さまです。
やれやれ、予定外のハプニングだったけど
ちゃんと眼科も受診できてよかったわ、
高松ではみんな今頃どんな顔してご対面してるのかしら、などと思いながら
岡山から電車に乗って、善通寺の叔父の家に先回り。
やがてトモちゃん家と世紀のご対面をしたじょい両親と
じょい兄、トモちゃんカップルも一緒に到着した。
正座の出来ないじょいパパが、悪戦苦闘しながら
「お宅のお嬢さんを・・・」ってあの台詞を言ったのかと思ったら、
なんのことはない、みんなで屋島の「ポワエデュポン」で
フルコースを食べてきたんだそうな。
ふぅん、意外にあっさりした歴史的瞬間やったんやね。
息子もいよいよ結婚かーって両親はさぞ感無量なのかと思ったら
拍子抜けするほどいつもと変わらないし。
トモちゃんは
じょい兄の叔父さん叔母さんがわんさといる中でも
物怖じもせず可愛らしくちょこんと座ってニコニコしていて、
おばあちゃんのお見舞いにも一緒に来て話し掛けてくれた。
じょい兄は
私が「お兄ちゃん送って行きなよ」って言わなくても
ちゃんと車を降りてトモちゃんを送りに行ってた。
私は大変だ!両親ご対面だ!って思ってたけど、
当の両親達は平然とこなしちゃったみたい。
なーんだ。
私がトモちゃんが溶け込めるようにしなくっちゃ、なんて思わなくても、
お兄ちゃんも結婚するんだったらそのくらい、なんて言わなくても、
両家の行く末や一体?!って私がハラハラしなくても、
二人はちゃんと結婚して
それでみんなやっていけちゃうんだ。
なーんだ。
結局、結膜炎を診てもらってた私だけが
まだ二人の結婚について行けてないんじゃん。
なーんだ。