新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

照会・お便りetcはこちらへどうぞ
opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

韓国CDCはリスコミ手段として機内の時間に目をつけたか

2017-02-13 19:07:49 | リスクコミュニケーション

約1年ぶりに大韓航空に乗ってシートポケットをのぞきこんだら・・・

韓国CDC制作のこんなマップが各シートポケットに入っていました。

検疫感染症と、モニタリング期間。世界地図にそれが存在する場所が記してあります。
韓国CDCのクレジット。

こちらは、韓国CDCと大韓航空、両者のクレジット入り。

機内の退屈な時間を、乗客のみなさんに「国境を越える感染症」の理解に費やしていただくのはリスクコミュニケーションの手段としてかなり有効ではと思います。

まあ、今回の趣旨は、「これらの国から韓国に入るなら必ず質問票を検疫カウンターに提出せよ。怠ったら罰金だよ!」と周知するのが第一のようではありますが。(その罰金の額が、地図版では1000万ウォン、一覧表版では700万ウォンと食い違うのがなんとも雑ですが、いずれにしても車1台買えそうな額で大変です)

手前味噌ですが、管理人もPeachの機内誌にこんなの書かせていただいたことがあります。韓国CDCもおなじ発想って、なんだか愉快ですね。

 

kk


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月12日(日)のつぶやき | トップ | 2月13日(月)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

リスクコミュニケーション」カテゴリの最新記事