新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

「トランプ大統領」でジカ熱対策は大丈夫か?(管理人担当の日経メディカル連載)

2016-11-11 23:37:47 | マスコミでのコメント・取材・出演

管理人担当の日経メディカル連載、今回は「トランプ大統領」ネタです。この人がプレジデントになり、管理人的に頭に浮かんだ懸念事項2つ。フロリダ州がジカウイルス感染症の連続発生で揺れていたときに選挙戦で足を踏み入れた際のなんとも無関心な反応。そして、「他国の利益のために軍事費をつかうのが嫌でたまらない」人物が就いてしまうことで、NAMRU-3の命運やいかに・・と。要日経パスワードです。

URLは
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/special/pandemic/topics/201611/548981.html

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(以下冒頭公開部分のにコピペ。要日経PW)


パンデミックに挑む:トピックス

「トランプ大統領」でジカ熱対策は大丈夫か?他国のための軍事費削減発言、途上国の新興感染症はどうなる?

2016/11/11

勝田吉彰(関西福祉大学)

 ドナルド・トランプ氏が第45代米国大統領に――。この事象が今後の渡航医学にどうかかわってくるのだろうか? 例えばジカウイルス感染症(ジカ熱)で浮かんでくるのは、「無関心」「丸投げ」といった態度だ。また、他国のために自国の軍事費を使いたくないとの発言は、世界の新興再興感染症対策になくてはならない米軍施設の行く末にも懸念が及ぶ。

 


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とりあえず落ち着いた関空麻疹騒動を振り返ってリスコミはこうしよう

2016-11-02 07:05:52 | マスコミでのコメント・取材・出演

夏の日本を騒がせた麻疹騒動、あれは何だったのか・・・
教訓はいろいろ残ったはずですが、事後ふりかえりのリスコミ文章を2題、いずれも転載可の媒体に書きましたのでこちらでも紹介します。みなさまのお仕事のご参考になれば幸いです。コピペご随意にどうぞ。

1.ヤンゴン日本人会会報「ぱだう」&HP
 ちょうどアウンサンスーチー氏が日本訪問中のミャンマー。日本からの進出拡大の流れにそって現地に駐在する日本人も毎年50%増のペースで増えています。管理人は、科研費をもらってここに年2回通っておりまして、日本人会報にもご縁をいただいています。
http://ygn-jpn-association.com/medical/

このような、限られた集団がターゲットへのコミュニケーションでは、共通認識の地名や「中の人」の間ではよく知られていることなど入れ込み距離感を縮めるのがコツです。たとえば産業医の方などは、会社の「中の人」だけにわかる単語やエピソードなどちりばめるのも良いでしょう。

http://ygn-jpn-association.com/medical-8/

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(以下コピペ)

はしか(麻疹)にご用心

                関西福祉大学 勝田吉彰

8月から9月にかけて日本国内では、どこかの国からか持ち込まれた「はしか(麻疹)」が関西空港を舞台に感染が広がった件で大騒動、あらゆるマスコミがはしか、はしかの大合唱になりました(私もTV・ラジオに6回ほどお声かけいただき、元AKBの高橋みなみさんとお話できたのは役得でした。話題がはしかオンリーだったのがちょっと残念ですが:笑)。

今回は、日本ではしかがこれ程大騒動になるのはなぜか、それがミャンマー在住とどう関係するのかお話しましょう。

 はしかと日本とアジア諸国

2015年3月に、WHOが日本について「麻疹排除宣言」を出しました。これは日本に定着する麻疹(土着ウイルスといいます)はもう存在しないよという“クリーン宣言”です。冒頭で、“どこかの国から持ち込まれた”と断定型で書いたのは、ここが根拠です。日本の感染者数はかつて20万、2008年が1万ちょっと、2015年はわずか35例という数字になっています。いまやラッシュの山手線にぎゅうぎゅう押し込まれようが、新宿駅や大阪駅の雑踏に揉まれようが、はしかのウイルスにご対面することは“新聞ダネになる位の確率”しかないのです。対してアジアの状況は、WHOが発表している分布図を見ると、インド・インドネシア・中国・モンゴルが最も濃いこげ茶色がついています。いかにも大変そうです。我らがミャンマーといえば、これらの国々よりはワンランク薄い色になっています。ただし皆さまご存じの通り、この国には怖い怖い少数民族武装勢力がカラシニコフ銃を手に睨みをきかせる、中央政府の保健スポーツ省お役人のコントロールが及ぶとはとても思えない地域がたくさんあります。現に、ナガ自治州では謎の奇病で子供が連続死という事件があり、調べてみたらはしかだったなんてショッキングな出来事も起こっています。だから、ミャンマーの現況がこの通りなのか、神のみぞ知るです(21世紀のパンロン会議の出席者ひとりひとりに聞いて足し算したらわかるかもと空想しましたが、日本の感染症法に規定する全数報告がこれら地域に存在するとはとても思えませんから、やはり無理でしょう)。こげ茶色地域だと思っておいた方がよいかもしれません。

 

はしかと予防接種

いまヤンゴンで活躍しておられるボリューム層の20~30歳代が結構リスキーなので注意してください。はしかの予防接種は2回接種が原則です。1歳時と  に2回目。しかし以前は1回接種でした。2007年に日本国内ではしかの流行が起こりいくつかの大学が学校閉鎖に追い込まれた事件をきっかけに、年齢を指定して2回目接種をおこなう施策がとられたりしましたが、その網目からもれた世代が20代後半から30代。日本の両親に聞いてみたり母子手帳を確認してもらったりして確認、1回目の接種を受けたきりであれば2回目接種を受けるのが良いでしょう。ヤンゴン市内の医療機関であれば、私立でも公立でも受けることができます。40代以上はといえば、これは麻疹排除宣言以前の“まだクリーンではなかった日本”を生きてきた世代で、すでに感染して免疫を持っている可能性が高いです。

 あと、もし1歳未満のお子様を連れて赴任されている方は(あるいは、そういう方が赴任して来られる予定の会社の方はアドバイスしてあげてください)、ぜひ接種を受けてください。日本では第一回目の接種が1歳時点でここから無料になりますが、ミャンマー赴任にあたっては自費でも受けて来た方が安心かと思います。

 ミャンマーの人々とはしか

発展途上国の多くでは、上記WHO流行図のとおり色がついていますから市中でウイルスにご対面するチャンスが日常的にあります。そのような環境では子供の頃にほぼ全員が罹っているので、大人になったら大体免疫をもっていて発症しません。したがって、ミャンマー人医師と話していると、「はしか? 小児科の話だろ」という反応になります。(実のところ、デング熱についても同様の事情で同様の反応) 空気感染もあるはしかでは、貧富の差はあまり関係ありませんから、ヤンゴン駅ホームで噛みたばこ売ってるおじさんも、牛車で畑を耕してる農民も、日英語を操り皆さまの会社の戦力になってる現地スタッフも、条件はほぼ一緒の上記事情です。だからはしか(英語ではMeasles)に罹ったと言うと怪訝な顔をされますが、

 はしか(麻疹)の基礎知識

麻疹ウイルスによって感染。ウイルスに暴露して(吸い込んで)約10~12日、最大18日の潜伏期を経て、発熱や咳などカゼと似た症状で発症します。口の中に白い斑点(コプリック斑)ができるのも目印。いったん発熱が緩和し、再び体温上昇とともに全身に発疹がでます。一部、こじらせると中耳炎や肺炎を合併することもあります。小児で怖いのは脳炎(SSPE)の合併で、重い後遺症が残ることもあります。

 感染様式は空気感染・飛沫感染・接触感染いずれも可能性があります。至近距離で咳を浴びたりしなくとも、空間の共有でも十分可能性があります。ミャンマー生活では通勤ラッシュからも、ごった返すショッピングセンターからも、とりあえず解放されている皆さまも多いと思いますが、要注意はオフィスです。もしスタッフが発熱したら、とにかく職場に来させないこと。皆さまの勤労観念が半分感染しかかったミャンマー人スタッフの中には、一部、出勤しようとする人がいるかもしれませんが、ルールとして発熱したら会社に出てこないことを徹底してください。これは麻疹以外の感染症にも共通して、皆さま自身を守ることにつながります。 

治療は特効薬は無く、対症療法のみとなります。こう書くと、家で寝てりゃ良いのねと思いがちですが、ここはミャンマー。対症療法がとても重要になります。40℃の発熱が続けば脱水のリスクに直結しミャンマーの灼熱が輪をかけます。前述の、はしかと診断されず「謎の奇病」のまま亡くなってしまったナガ自治州の子供たちは大変気の毒ですが、そういう運命にならないように、受診して適切な解熱剤の処方を受け、しっかり水分と電解質を補給してください(2015年からポカリスエットがヤンゴンで買えるようになったのは朗報ですね)。回復後の目安は、日本の学校保健安全法に定められた出席停止期間である「解熱後3日間」を目安としてください。
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2.岡山さんぽメールマガジン
 産業保健総合支援センター。管理人は外務省退官、帰国後よりこちらのご縁で産業保健にかかわっています。年に1回デューティーの原稿、時期的にも重なったので今年のテーマは麻疹騒動教訓。

読者ターゲットは、産業医・産業保健師・産業看護師・衛生管理者など。「職場」を意識した書き方になっています。
http://www.okayamas.johas.go.jp/04-mail-back01.html

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(以下コピペ)

1.相談員便り 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
『麻疹(はしか)騒動の教訓』 岡山産業保健総合支援センター相談員 勝田吉彰 
8月から関西空港を舞台に世間を騒がせた麻疹(はしか)騒動。関空を 発端とする感染は一旦の収束をみましたが、産業衛生にも大いにかか わる教訓がたくさん残りました。今回は、この麻疹アウトブレイクを振り 返りたいと思います。
 1. 麻疹は「国境を越える感染症」として今後、繰り返し入ってくる。 
麻疹に関して、WHOは2015年3月に日本に対して「麻疹排除宣言」を出 しました。これは、日本国内に定着した(土着の)麻疹ウイルスはもはや 存在しないというお墨付きです。この宣言以降に日本国内で確認された 麻疹は基本的に輸入例、すなわち「国境を越えてきた感染症」で、2015 年にはわずか35例を数えるのみとなりました。 一方で、国境を越える人の動きが爆発的に増えるにつれ、感染症から 国境が無くなってきたのは、一昨年のエボラや昨年韓国でのMERS騒動 を見ても明らかです。
麻疹についてみると、特にその流行地と日本との 間に人の流れが増えているのです。WHOの麻疹発生地図を見ると、特 に濃い焦げ茶色がついているのがインド・インドネシア・中国・モンゴルと いった国々で、フィリピンは次のランクの色がついています。そしてここ 数年、これらの国々との間にLCC(格安航空)の新規就航が相次ぎ、こ れらの国々からやって来る人々、これらの国々に行って帰ってくる人々 を通じた「感染症の通り道」は広く太くなるばかりです。 今回の流行が、LCCの新規就航が相次ぐ関西空港というのはまさに象徴 的でしたが、この、濃厚流行地に太いパイプがつながる状況が今後も継 続する以上、今回のような騒動は繰り返し発生する前提で、職場のなか で麻疹感染者が発生することを想定してゆくことが必要です。 
 
2. 人が集まる「マスギャザリング」の問題 WHOの麻疹排除宣言を受けた、国内に麻疹が無い国にどこからか持ち 込まれて感染拡大する。そういうありがたくないストーリーが展開したの は日本だけではありません。2013年から14年にかけてのアメリカ合衆国、 ロサンジェルスの本家ディズニーランドでそれは起こりました。どこの国 からか持ち込まれた麻疹がディズニーランドの喧騒のなかで次々感染し、 米国全土はおろかカナダやメキシコまで広がってしまいました。こうした、 大勢の人々が集まり、また広範囲に散ってゆくのを「マスギャザリング」と いい、感染症や公衆衛生の専門家を悩ませる事象となっています。有名 なところではサウジアラビアのメッカに200~300万人が集まるイスラム教 の巡礼やオリンピックなどがあります。
今回の発生でも、幕張メッセで開 催されたジャスティンビーバーの大規模コンサートに感染者が行ってしま い騒動の火に油を注ぎました。 麻疹に限らずマスギャザリングで拡大する感染症はさまざまにあります。 こうした大規模イベントに参加した人がいないかどうか、あなたの会社を 守るためには、普段から把握をこころがけましょう。
 
 3. 感染に弱いのは20~30代の「ワクチン1回接種世代」 かつて日本の麻疹ワクチン定期接種は1回でした。免疫が不完全な人 も多く、2007年には麻疹大流行で有名大学がいくつも休校になってしまう という出来事がありました。(先進国のはずなのに)麻疹輸出国という国 際社会からの批難を浴びた日本政府は、その後2回接種に切り替え、 また、特定年齢に2回目のワクチン接種を5年間継続という施策をおこな い、なんとか2015年の排除宣言に漕ぎつけたわけです。しかしここで網 の目から漏れた世代があります。26~39歳ですが、少し広くとって20代か らアラフォーと覚えておくとよいでしょう。この世代はワクチン接種を1回し か受けていない割合が高く、未接種なら2回目を受けていただく必要が あります。母子手帳の確認、親への確認、罹患歴の確認(実際に麻疹に かかっていれば、免疫がついている)をおこなってもらいます。関空の麻 疹発生を受けた啓発活動もあり、現在は一時的にワクチンが品薄な現 状にありますが、それが解消すれば(お近くの医療機関に問い合わせれ ば良いでしょう)、この世代の社員には2回目接種について啓発していた だければと思います。 
WHOの麻疹発生地図 
http://www.who.int/immunization/monitoring_surveillance/burden/vpd/ surveillance_type/active/big_measles_reportedcases6months.jpg?ua=1 

 

 


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ジカウイルス感染症のリスクコミュニケーションが難しいワケ

2016-07-27 07:49:34 | マスコミでのコメント・取材・出演

ジカウイルス感染症のリスクコミュニケーションが他のパンデミック(orそうなるかもしれないと思われたもの)と異なる難しさ。この週末開催された日本渡航医学会、meet the expertsという企画講演にて”つかみ”の部分で管理人が話させていただいた部分です。

Worse than thought

Scarier than thought

Risk higher than thought

More dangerous than thought


これらは
ジカウイルス感染症の報道に出てくる大見出しです。繰り返される比較級。


なんでジカの報道に比較級が多いのか。話題が小さく生まれて、どんどん大きくなるからです。頭の小さな赤ちゃんから、視覚を含め多彩な神経系先天性異常の話になる。蚊対策をやれば良かったはずが、性交感染が、さらに♀⇒♂も、はたまた濃厚接触者の感染@ユタ州とどんどん話が拡大します。これは、H5N1やH1N1やエボラやMERSやSARSやらとは明らかに正反対の方向性です。これまでパンデミック(あるいは、そうなるかもしれないと思われたもの)は、最初にガツン!とパニック状況が出て、その後だんだん話が落ち着いてくる方向性でした。H5N1で64万人死ぬことはなく、エボラが日本国内でバタバタ拡大することはなく、MERSも日本国内に入ってはこなかった。対してジカは・・・

ここにジカの難しさがあります。従来のパンデミックでは最初に世間の注目がガンと集まり、その関心のなかでわかってきたことをちぎっては投げ式にきめ細かく伝えてゆけばよかった。でもジカでは最初の”つかみ”の部分が弱い。世間の関心が小さく始まってしまったところに、関心もたれにくいところに、当初より大きな話を伝えてゆかねばならない

この「世間の関心がもたれにくい」とは、ある業界の言葉では「数字がとれない」とも言います。ジカの危うさ、身の守り方を伝えるべきメディアで、ジカの話が報じられるべきとき、それが「数字のとれる三面記事的話題」に吹き飛ばされるという弱さ軽さがあります。

こういう話はふつうオモテには出てきませんが(自分の出番が吹っ飛んだなんてカッコ悪い話はふつう黙ってしまっておく)、ぶっちゃけますと、ジカ啓発の節目節目で、大事な紙面や尺(放送時間)が清原ヤク中オヤジに吹っ飛ばされています。逮捕のとき、常習をゲロしたとき、初公判のとき、節目節目でジカの大事なときとかぶってくるのです。管理人が関与しただけで2回。ある全国ネットでは尺が8分⇒5分の4割減(それでも現場ディレクターの極めて迅速な判断でCM後最後にまわり最小限の被害で済んでいる)、ある東京ローカルFM番組ではリオ五輪に行かれる方へのワクチン含めた話が全部吹っ飛んだ。おそらく、日本中で全局あわせて、VTRがお蔵入りしたり企画書段階で吹っ飛んだりの総計はものすごい時間になるはず。バングラテロやブレグジットや生前退位クラスならともかく(実際、これらの出来事は時期的にはそんなにかぶってなくて実はあまり被害は受けていない)清原ヤク中ごときで飛ばされるのはかなり悲しい話。

理由は簡単、清原ヤク中オヤジの方がジカの啓発より数字がとれる(高い視聴率が期待できる=大衆の関心がひける)からです。では、渡航医学の話題をヤク中オヤジごときに吹っ飛ばされない「強い話題」にする見せ方はどうするか・・・ 名案はありませんが、この日の講演でちょっとささやいたのは、「(H5N1のときの)岡田晴恵氏の再評価」でした。8年前のあの頃、H5N1への大衆の関心をぐいぐい引き付けていたアクティビティ、上品な医師たちからはあまり積極的評価しない声もぱらぱら聞こえてはいました。「煽っている」と。ただ、「煽る」というネガティブな響きをもつ言葉ではなく、「ヤク中ダメ男ごときに吹っ飛ばされない強い話題にする見せ方」というのは、我々渡航医学界の人間あげて考えてみる時期なのかもしれません。

本講演は地元山陽新聞にて取材いただきました。
講演自体はリスクコミュニケーションのキホン・WHO・CDC・名(迷も)場面・メディア関係者の生の声などいろいろ話させていただきました。「講演内容を渡航医学会誌のペーパーに書くこと」 という宿題を宣告(笑)されておりますので、いずれ誌面でお目にかけることにはなるかと思います。

取材記事のURL
山陽新聞
http://www.sanyonews.jp/article/386373/1/
共同通信
http://www.47news.jp/localnews/okayama/2016/07/post_20160723223728.html


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「刺されない対策しっかり」(産経新聞にコメントしました)

2016-07-21 09:40:42 | マスコミでのコメント・取材・出演

産経新聞にコメントしました。
梅雨明けのタイミングで、デング・ジカ・チクングニヤ対策の蚊対策。管理人のほか、渡航医学会理事長や検疫現場の先生方コメントも加わり良記事に仕上がっています。
産経本紙のほか、sankeibizにも転載されています。

こうして日本社会全体に、蚊は単に不快なだけではなく、防がなければならないものだという観念が、具体的な知識をともなって根付いてゆけばと願っています。

sankeibizのURLは
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/160716/ecb1607161708001-n3.htm

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(以下コピペ)

ジカ熱やデング熱…蚊が媒介する病気は様々 「刺されない」対策しっかりと 

海や山など野外で活動することが増える夏は、蚊も活発に活動する時期。蚊は、ジカ熱やデング熱、日本脳炎などさまざまな病気を媒介する。これらの感染症が流行する地域へ渡航する人はもちろん、国内でも蚊に刺されないための対策をしっかりすることが大切だ。(平沢裕子)

 東南アジアで流行

 蚊が媒介する感染症には、ジカ熱▽デング熱▽ウエストナイル熱▽日本脳炎▽チクングニア熱▽マラリア▽黄熱-などがある。いずれもウイルスや原虫などの病原体を持った蚊に刺されることで感染、発症する。

 ジカ熱は、五輪開催地のブラジルなど中南米で流行し、五輪への影響が懸念されているが、関西福祉大の勝田吉彰教授(渡航医学)は「タイやフィリピン、ベトナムなどアジアでも流行している。日本国内へは往来の多いアジアから持ち込まれる可能性が高い」と指摘。海外で感染し、帰国後に発症した海外感染者は7人確認されており、空港では中南米やアジア地域への渡航者に向け、ポスターや電子看板で注意を呼びかけている。

デング熱も、シンガポールやベトナム、タイなどアジアで患者が増加。今年は6月26日までの海外感染者が153人に上り、すでに昨年同時期(110人)を上回っている。

 ジカ熱やデング熱は2~12日の潜伏期間を経て発症する。主な症状は、ジカ熱は、発疹▽結膜炎▽頭痛▽倦怠(けんたい)感▽発熱、デング熱は、突然の高熱▽頭痛▽関節痛-などだ。厚生労働省東京検疫所検疫衛生課の永井周子さんは「どちらも多くの場合、症状が軽く、1週間ほどで治る。全く症状の出ない人も半数以上いる」と指摘する。

 ただし、デング熱はごく一部の人が重症化し、死亡することもある。また、ジカ熱は、感染した母親が小頭症の子供を産んだり、手足のまひを起こすギラン・バレー症候群を発症したりすることもある。小頭症リスクの高さから、厚労省は妊婦や妊娠予定の女性に対し、ジカ熱流行地への渡航を控えるよう勧めている。

ワクチン接種を

 日本脳炎や黄熱は、発症すると死亡のリスクが高く、予防のためにワクチン接種が勧められる。

 日本脳炎ワクチンは定期接種となっており、1期(生後6カ月~7歳5カ月)に3回、2期(9~12歳)に1回の計4回接種する。これとは別に、副反応報告を機に積極的な勧奨が差し控えられていた平成17年度から21年度にかけて、接種の機会を逃した20歳未満で21年10月1日までに生まれた人は「特例対象者」として未接種分を定期接種として受けられる。

 黄熱は、南米やアフリカなど流行地への渡航者は入国前にワクチン接種が求められる。

 性行為でも感染

 蚊が媒介する感染症の予防は、蚊に刺されないことに尽きる。東京医科大病院渡航者医療センターの浜田篤郎教授は「ジカ熱やデング熱を媒介するネッタイシマカやヒトスジシマカは主に日中に刺す蚊。野外で活動することが多い日中の虫よけ対策をしっかりしてほしい」と注意を喚起する。

虫よけ対策には、長袖・長ズボン着用や虫よけ剤の使用が挙げられる。虫よけ剤は、「ディート」や「イカリジン」などの有効成分が含まれるものが勧められる。勝田教授は「最低でも2時間おきに塗り直して」と話す。日焼け止めを使う場合は、日焼け止めを塗った後に虫よけ剤を使う。

 海外の流行地域から帰国した人は、国内での感染を防ぐため、症状の有無にかかわらず、2週間は蚊に刺されないようにする。

 また、ジカ熱は性行為でも感染する。国立感染症研究所は、流行地に滞在中はもちろん、帰国後も8週間は性交渉を控えるかコンドームを使うよう呼びかけている。

 ■高濃度の虫よけ剤を迅速承認へ

 虫よけ剤は有効成分の濃度が高い方が長持ちする。しかし、現在、日本で販売されている商品は、ディート濃度が12%以下、イカリジンは5%以下。このため、厚生労働省は6月、ディートは30%、イカリジンは15%の濃度の製品が申請された場合、迅速に審査を行い、承認すると発表。これを受け、アース製薬やフマキラーはディート30%の製品を申請中。不備がなければ、同省は9月30日までに承認するとしている。

 

 


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ミャンマー日本人会 会報にジカウイルス感染症について紹介

2016-07-12 22:45:02 | マスコミでのコメント・取材・出演

ヤンゴン日本人会の会報にご縁をいただき書かせていただきました。まずは3回(3か月)、さらに機会があればと思っています。

初回は「ミャンマーにこれから入ってくるかもしれない病気 ~ジカウイルス感染症~」

ターゲットをぐっと絞った書き方ができます。ご参考まで。。。

URLは
http://ygn-jpn-association.com/medical-5/

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(以下コピペ)

ミャンマーに入ってくるかもしれない病気 

~ジカウイルス感染症~

ヤンゴンの皆さま、こんにちは。関西福祉大学の勝田と申します。

私は渡航医学と多文化間精神医学を専門とし、研究のフィールドとしてヤンゴンに年2回定期的に通っております。文科省管轄日本学術振興会の科学研究費に採択いただき、お国からいただいた資金でミャンマー通いさせていただいておりますので、現地の皆さまのお役に立てることをさせていただける機会があればと思っていたところ、今回、執筆のオファーをいただきました。折にふれてミャンマーの風土病やメンタルヘルスやミャンマー人医師たちのディープな話など紹介させていただきます。

 

 さて、初回は少々緊急に知っていただきたいことです。すでにベトナムやタイなど隣国に感染者が出ていて、これからミャンマーに入ってくるかもしれない病気、ジカウイルス感染症です。この疾患はデング熱やチクングニヤ熱と同じネッタイシマカやヒトスジシマカによって媒介されます。すなわち、デング熱が発生している場所では、そのウイルスを運ぶ“乗物(ネッタイシマカやヒトスジシマカ)”が存在しているわけですから、ひとたび患者さんが入ってこれば、蚊が媒介して爆発的に拡大します。いま世界中の注目を集めるのがブラジルをはじめとする中南米ですが、それまでまったく発生の無かったこれらの国々に一旦入るや、あっという間に中南米の流行地図が真っ赤になってしまいました。ミャンマーは本稿執筆の6月13日時点において発生は確認されていませんが、隣国タイで発生が確認されている今、入ってくるのは時間の問題と考えるのが自然でしょう。中南米にはアジアから旅行者によって持ち込まれたとされていますから、ミャンマーに入って来るときも、必ずしもタイーミャンマー国境の鬱蒼たる森林地帯を経てくるとは限らずヤンゴン空港から入ってくるのかもしれません。

 

 この病気が話題になっているのは、感染した妊婦から先天性異常のある赤ちゃんが生まれてくることが第一にあります。これは「小頭症」という頭が異常に小さいことが当初知られましたが、実は問題はそこにとどまらず、ウイルスが神経の元となる細胞を攻撃し壊してしまうため視力障害や知的障害も含めた非常に広範囲な障害が発生することが後になって分かってきました。また、赤ちゃんだけではなく、大人についても麻痺や感覚障害をともなう神経系の異常、ギランバレー症候群を起こすことも分かってきました。こうした先天性異常の問題から、WHOが非常事態宣言(PHEIC:国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)を出しました。この宣言が出るのは2014年にエボラ熱が世界中を震撼させて以来です。

 

 さて、ではミャンマー生活では何に留意をすればよいのか。ひとつは蚊対策、すなわちデング対策と共通です。蚊に刺されない対策。個人防衛としては長袖長ズボンの着用、蚊帳の使用、蚊取り線香、虫よけスプレーです。虫よけは成分がDEETと表示され、その濃度が濃いものが長時間効果があるのでお勧めです。ヤンゴンで買えるのはオーストラリア製Bushmanが20~80%まであり品質も間違いありませんが、1本1万チャット以上とミャンマー庶民にとってすこぶる高価で需要が限定されるので、売られている店もFMIセンター地下の薬局とかシティマートの大型店とか“ハイソな場所”に限られて入手しにくいのがネックです。入手しやすいのはタイ製sketolene。オレンジ・緑・紫のラベルがありますが、オレンジがお勧めです。DEET 20%。1本2000チャット弱で、小さ目のシティマートにも置いてあります。余談ですが、日本では厚労省の妙な規制(その経緯はかなりアバウト)により最高12%までしか販売できませんので、日本製では2時間までしか有効ではなく、しょっちゅう塗りなおさねばなりません。筆者は自分で使用する分はミャンマーに来たときに買い込んで帰ります。ミャンマーでも街中の雑貨屋でも売ってるインド製odomos(激安350チャット!)や昨年から登場したミャンマー国産のは同様に12%、2時間ごと塗り直しです。あとタイガーバームのパッチ貼薬なんてものも目撃しますが頼りないので手を出さない方が無難(右手に貼って左足まで効くかというとはなはだギモン)

 蚊の習性にも注意しましょう。蚊が好むのは炭酸ガスが多く、体温が高めの人です。すなわち「酔っぱらった人」と「しらふの人」がいたら前者を好みます。また服装は前記の長袖長ズボンのほか、白い服が寄ってきにくくリスクが減らせます。以上がデング熱と共通の注意ですが、もうひとつ、デング熱にはなくジカ独特のことがあります。それは「性交感染」です。感染男性の精子中に長期間ウイルスが残ることがわかっています。そこでWHOは新たな基準を出しました。
1.流行地から帰国した男女は、8週間のあいだ、セックスをひかえるかコンドーム使用すること。

2.発熱・湿疹・結膜炎など何らかの症状があった男性は、6か月のあいだ、セックスをひかえるかコンドーム使用すること。

今後の経緯によりミャンマーが流行地になってゆけば、滞在中は避妊(精子中のウイルスを散らさないのが目的ですから、ピルなどでは意味がなく、コンドーム)、帰国後も8週間または6か月間要継続です。

なお、蚊に刺されてはいけないのは予防のためだけではなりません。もしジカやデングに感染してしまったら、その感染者も蚊に刺されてはいけないのです。感染者が刺されると、その蚊が媒介して別の人に感染拡大してしまいますから、なお蚊対策に細心の注意を払ってください。

 こうした個人防衛と並んで社会防衛も大切です。すなわち蚊を極力発生させないこと。自宅や周辺を点検してください。花瓶の水が古くなっていないか、植木鉢の受け皿は、溝が淀んでいないか、バケツや容器に雨水がたまりっぱなしになっていないか、、、シンガポールでは当局がときどき一般家庭までガサ入れして、何度か警告しても放置する家からは罰金を取り上げる(!)という強硬策で効果をあげました。今住んでいるのがヤンゴンではなくてシンガポールぐらいの緊張感を持っていただければ、少なくとも自宅周辺(職場周辺)のリスクは減らせるかもしれません。

 

WHOのジカ流行地図。この地図でベトナムに色がついていませんが、韓国にてベトナム渡航歴のジカ感染者が確認されていますから、感染存在すると解釈できます。

 

ブログでも情報発信しています。

ミャンマーよもやま情報局
http://www.myanmarinfo.jp/

虫よけの写真入り解説はこちら
http://www.myanmarinfo.jp/entry/2016/03/09/232557

 


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製薬会社も厚労省も本気になった媒介蚊対策医療者やメディアが発信しなければならないこと(管理人担当の日経メディカル連載)

2016-06-23 22:55:51 | マスコミでのコメント・取材・出演

管理人担当の日経メディカル連載、今回は高濃度DEETの話題をとりあげました。医療者には科をとわず広く知っていただかなければならないことですので、先日の当ブログ記事よりは広い読者層を想定した書き方をしています。

URLは (要日経パスワード)
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/special/pandemic/topics/201606/547333.html

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(以下、冒頭公開部分のみコピペ)
アース製薬、有効成分DEET濃度を30%まで高めた製品を開発へ

製薬会社も厚労省も本気になった媒介蚊対策医療者やメディアが発信しなければならないこと

2016/6/23

勝田吉彰=関西福祉大学

ヒトスジシマカ(出典:CDC/James Gathany)

 6月15日付で日本の蚊媒介疾患対策で大きなエポックとなるプレスリリースが出た1)アース製薬が有効成分DEETの濃度を30 %まで高めた製品を開発するとともに、それに対して厚生労働省が医薬品製造販売承認の迅速審査を行うと通知したというものだ。海外製に見劣りすることなく、しっかり効果持続時間が確保され実用に耐える製品が日本国内でも販売される見通しが立ったわけである。が、同時に、我々医療側もしっかり発信していかなければと責任も感じることでもある。

 


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懸念される黄熱をめぐる次の展開(管理人担当の日経メディカル連載)

2016-04-19 16:37:36 | マスコミでのコメント・取材・出演

日経メディカル連載、今回は黄熱を取り上げました。
ここのところ黄熱をめぐるざわつきの報道が増えています。アンゴラの流行は首都に流れ込み、経済発展そこそこ良い線いってるこの国ではアジア人出稼ぎも多く、中国にまで輸入例が。デングやジカやチクングニヤで脅威を見せつけられているネッタイシマカ媒介という共通項も気になるところ。ワクチンをめぐる、管理人が外務省時代に目撃したヒヤリとした話も。

URLは(要日経パスワード)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/special/pandemic/topics/201604/546585.html

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(公開部分のみコピペ)
パンデミックに挑む:トピックス

懸念される黄熱をめぐる次の展開ワクチン不足、媒介蚊の分布など、さまざま不安要素が

2016/4/19

勝田吉彰=関西福祉大学

 黄熱。1000円札の野口英世の業績でも有名なこの疾患。日本では渡航医学関係者でなければ、アフリカや南米にかかわるビジネスパーソンや援助関係者以外、あまり意識することのないこの疾患が世界を緊張させつつある。いま話題の国はアンゴラ共和国。かつての内戦を克服し、アフリカの中ではそこそこ経済成長を成し遂げているこの国で、黄熱が流行し、我々の隣国、中国でも輸入例発生という事態になっている。問題は「その次」の展開にある。


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不気味な動きを続けるラッサ熱(管理人担当の日経メディカル連載)

2016-02-23 13:21:55 | マスコミでのコメント・取材・出演

日経メディカル連載、今回はラッサ熱をとりあげてみました。
アフリカのナイジェリアあたりで散発は以前からあるのですが、昨秋来ここのところ、現地報道の様子がちょっと違うなと。ナイジェリアとベナンで騒動になっています。

隣国への拡大、医療従事者の院内感染、ブッシュミート(ネズミ)禁止令、これまでマレだった首都や最大都市への流入、病院閉鎖・・・2014年エボラ騒動と共通するキーワードでもって進行中なのです。現地報道にPanicやfearの大見出しが躍ってるのも気になるところ。

URLは(要パスワード)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/special/pandemic/topics/201602/545876.html

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(冒頭公開部分のみコピペ)

パンデミックに挑む:トピックス

不気味な動きを続けるラッサ熱「ネズミ食禁止令」が発布される事態に

2016/2/22

勝田吉彰=関西福祉大学

 昨年秋ごろからアフリカのナイジェリアに端を発するラッサ熱が不気味な動きを続けている。「都市部への浸入」「隣国への拡大」「医療従事者への院内感染」。2014年に世界を震撼させたエボラウイルス病(エボラ熱、EVD)騒動で登場したキーワードがそっくりそのまま再現されているのだ。

 


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ジカ熱関連、ラジオで解説の記録(Youtube,Podcast)

2016-02-20 21:52:34 | マスコミでのコメント・取材・出演

ジカ熱関連、管理人の解説分がアップされているのを発見。よろしければどうぞ。

辛坊治郎のズーム そこまで言うか!(ニッポン放送)
海外出張中、某A国を経由して某B国に向かう途中の電話出演。辛坊氏の巧みなインタビュー技術をもって、某B国の話まで聞き出されちゃいました。さて、A国、B国とはどこでしょうか?
聞いてのお楽しみ。

Youtube(どなたかがアップしていただけたもの。削除されていたら、Podcastからどうぞ)
https://www.youtube.com/watch?v=qEJsJQ6JNfg
https://www.youtube.com/watch?v=54I3fa6klRA
https://www.youtube.com/watch?v=fJm27t0k0jc

Podcast(番組公式)24分あたりのところからです。
http://podcast.1242.com/sound/8381.mp3

ところで、辛坊治郎氏は毎週土曜日、朝に大阪の読売テレビで「ウェークアップ+」に出演後、ANA機に飛び乗って午後、有楽町のニッポン放送でMCをつとめるパターンです。この同じ日、”朝の部”では、やはり渡航医学会の、関西医大 西山教授がジカ熱の解説を担当されています。
こちらは、2月真冬のスタジオとしては驚愕のものを持ち込まれています。その「驚愕のもの」とは・・・見てのお楽しみです。
https://www.youtube.com/watch?v=Bm_F6fyc1OM

 

 

 


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海外渡航ビギナーに渡航医学情報を伝える新たな試み・・・機内誌とコラボしてみた

2016-02-15 14:36:30 | マスコミでのコメント・取材・出演

海外渡航者に健康リスクをどう伝え、どう身を守り、ひいては国内への持ち込みリスクを多少なりとも減らせるにはどうするか・・・特に海外渡航ビギナーに渡航医学情報を伝える新しい試みにトライしてみました。

今回、管理人が目を付けたのが「機内誌」です。退屈まぎれにふとパラパラめくったところに、目先ちょっとした注意で身を守れる知識がわかりやすく書いてあったらしっかりインプットされるのではないか・・・

コラボさせていただいたのはPeachアビエーション。LCC業界でひとり勝ちしているこの会社、とにかく頭が柔軟です。LCCターミナル、ふるさと納税で飛行機に乗れるシステム、次から次へと新しいことが出てきます。そんななかで、ビギナー向けの文章を書いてみました。まずはtraveller's diarrheaから。

この会社、乗客層データもはっきりしており、ターゲットを「女性、若年~中高年、平均海外旅行期間4日間」といただいたデータにもとづいて絞り込めるのもやりやすいところ。
医学用語を極限まで排除してみました(×旅行者下痢症→〇旅人が下痢しちゃった病、×ORS→〇レシピ、etc)。

写真はミャンマーで撮ってきたナマの写真。

ご笑覧いただけると幸いです。


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