新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

鳥インフルエンザの版図拡大は勢いやまず(クウエートH5N7,バングラH5N1)

2017-01-25 09:34:49 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

鳥インフルエンザの版図拡大報道がやむ気配がありません。

今回は
クウェートで初のH5N8
イタリアの農家
バングラデッシュでH5N1
 Rajshahi の医科大学構内で飼われているカラス
 ダッカの農場

ドイツでH5N5

この拡大具合を見ても、「地球が体調不良」の実感、またしてもです。

http://www.cidrap.umn.edu/news-perspective/2017/01/h5n8-spreads-kuwait-h5n1-returns-bangladesh

H5N8 spreads to Kuwait as H5N1 returns to Bangladesh

 

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1月24日(火)のつぶやき

2017-01-25 05:12:36 | ツイッター(自動転送)
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ここのところの鳥インフルエンザ状況、WHOが憂慮表明、ヒト感染のすみやかな報告を要請

2017-01-24 08:11:20 | インフルエンザ:対策/対策の進歩

鳥インフルエンザをめぐる状況、現状についてWHOチャン事務局長が憂慮表明、鳥のモニタリングを徹底し、パンデミックの初期サインともなり得るヒト感染の発生について速やかに報告するよう、あらためて求めています。

  • 現在、欧州とアジアで鳥インフルエンザが広汎に感染拡大しており、中国では死亡例が相次いでいる。ヒト感染能の獲得に向けた遺伝子変異が懸念される。
  • 昨年11月から40カ国で新たな発生が報告されている。地理的な急速な拡大と、同時並行で流行している種類の数から、WHOは警戒レベルを高度にあげる。
  • 新たな鳥インフルエンザ発生についてモニタリング強化とヒト感染発生の速やかな報告をあらためて要請。
  • WHOは3億5千万ドースのパンデミックワクチン供給を約束するが、パンデミックワクチンの製造には数か月から6カ月はかかるからと。
  • 2009年のマイルドなパンデミック(H1N1pdm)で世界はいくらか対処法を身に着けはしたものの、まだとても十分とはいえない。
  • 昨年12月から中国ではH7N9ヒト感染がぐっと増え、2つのクラスタでヒトヒト感染が否定できていない。
  • 次期WHO事務局長候補のひとりでもあるDavid Nabarro氏は、鳥インフルエンザが種の壁を乗り越えてヒトの世界に入ってくるかもしれない件は、トッププライオリティであるとコメント。

昨年から今年にかけての鳥インフル尋常ならざる状況、それに対して世界のいまひとつピリッとしない警戒感に業を煮やして・・という感じでしょうか。実際、2008年あたりの雰囲気に比べ、中国H7N9のヒト感染×2クラスタ案件に対する一般世間の関心盛り上がらなさは、初動遅れにつながりそうで気になるところです。

ソースはロイター
http://www.reuters.com/article/us-health-birdflu-who-idUSKBN157166?rpc=401

Mon Jan 23, 2017 | 3:47pm EST

World must not miss early signals of any flu pandemic: WHO

 

 

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1月23日(月)のつぶやき

2017-01-24 05:09:59 | ツイッター(自動転送)
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デング熱で死亡も現実的にと伝える必要(マレーシアでデング熱邦人死亡例、フィリピン⇒新潟死亡例も)

2017-01-23 15:36:00 | デング熱

デング熱に罹患した日本人が死亡するというケース、外務省領事情報に掲載になっています。渡航医学界隈で先週から非公式に情報ながれていましたが、正式にHP掲載、こちらにもコピペします。

アジアへ出張者・勤務者を送り出す産業保健関係のみなさま、公的機関のみなさま、旅行者への情報提供等々、デング熱は「現実に死ぬことがある」とニュアンス調整して蚊対策につき従来以上に強調する必要があるのかもしれません。

URLは
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C013.html

****************************
(以下コピペ)

アジア・大洋州におけるデング熱の流行(感染が疑われる場合には、早期に医療機関を受診してください。)(その2)

2017年01月22日
 
対象国:インド、インドネシア、カンボジア、スリランカ、タイ、中国(浙江省、広東省、福建省、広西壮族自治区、雲南省)、香港、台湾、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、ラオス、豪州(クインズランド州)、キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン、ツバル、トンガ、ナウル、パプアニューギニア、バヌアツ、パラオ、フィジー、マーシャル、ミクロネシア、北マリアナ諸島(米領)、ハワイ(米領)、ニューカレドニア(仏領)、タヒチ(仏領ポリネシア)

1 1月19日、マレーシアにおいて、デング熱に感染した邦人がその後死亡する事例が発生しました。昨年7月21日には、新潟県においてフィリピンから帰国した女性がデング出血熱を発症し、死亡する事例も発生しています。デング熱は、マレーシアやフィリピンに限らず、アジア・大洋州地域をはじめ世界中の熱帯・亜熱帯地域で広く発生が見られます。

2 デング熱は通常、急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛などの症状が見られますが、デング熱患者の一部はまれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症し,早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。デング熱等の蚊が媒介する感染症については、蚊に刺されないよう予防措置をとるとともに、万が一発症した場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要となります。

3 つきましては、流行国・地域への渡航・滞在を予定している方、また、既に現地に滞在している方は、以下4(4)を参考に、蚊に刺されないような予防措置に努めてください。デング熱が疑われる症状が発生した場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしてください。渡航・滞在先での医療機関情報は、末尾に記載している現地日本国大使館・総領事館ホームページや、在外公館医務官情報をご参照ください。
 また、帰国時又は帰国後に発熱等体調の異常がある場合や渡航先で医療機関を受診するなど体調に不安がある場合には、空港等の検疫所にご相談いただくか、近くの医療機関を受診し、海外への渡航歴を告げてください。

4 デング熱について
(1)感染源
 デング熱はデングウイルス(フラビウイルス属で1~4型まである)を持つ蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等)に刺されることで感染します。感染は必ず蚊が媒介し、人から人への直接感染はありません。一度かかると免疫ができますが、異なった型のデングウイルスに感染した場合は再発症します。デング熱を媒介する蚊の活動時間は、マラリアを媒介するハマダラカと異なり、夜明け少し前から日暮れまでの間(特に朝と夕方)です。ただし室内にいる蚊は、夜間でも刺すことがあるので注意する必要があります。
(2)症状
 デングウイルスを保有した蚊に刺されて感染してから発症するまでの期間(潜伏期間)は、通常3~7日です。症状は、急激な発熱(38~40度)に始まり、頭痛(一般的に目の奥(眼窩)の痛み)、関節痛、筋肉痛、倦怠感を伴います。発熱は3~5日間継続し、解熱とともに痒みを伴ったハシカ様の発疹が、熱の下がる頃に胸部や四肢に広がることがあります。また、食欲不振、全身倦怠感は1~2週間続き、血小板が減少した例では、鼻出血、歯肉からの出血、生理出血の過多を見ることもあります。通常、これらのデング熱の症状は1~2週間で快復し、後遺症を伴うことはほとんどありません。デングウイルスに感染しても症状の出現しない例(不顕性感染)も多いようですが、その頻度については不明です。
(3)治療方法 
 デング熱には特効薬がなく、一般に対症療法が行われます。特別な治療を行わなくても重症に至らない場合が多く、死亡率は1パーセント以下であると言われています。ただし、時折デング出血熱という重篤な病気に至ることがあります。デング出血熱は、口や鼻等の粘膜からの出血を伴い、死亡率の低いデング熱と異なり、通常でも10パーセント前後、適切な手当てがなされない場合には、40~50パーセントが死亡すると言われています。デング出血熱は発熱して2~7日後に発症することが多いようですが、デング熱にかかった人がデング出血熱になるかどうかは事前に予測ができません(大人よりも小児に多発する傾向があります)。発熱が3日以上続いた場合は、医療機関への受診をお勧めします。また、デング熱感染が疑われる場合には、鎮痛解熱剤にはアセトアミノフェンを使用し、アスピリン系の使用は避けてください。
(4)予防方法
 デング熱には予防接種も予防薬もなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。デング熱発生地域に旅行を予定されている方は、デング熱を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等が古タイヤの溝などのわずかな水たまりで繁殖するため都市部でも多くみられることを念頭に置き、次の点に十分注意の上、感染の予防に努めてください。
●外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間おきに塗布する。
●室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。
●規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。
●突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デング熱を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。
●なお、蚊の繁殖を防ぐために、タイヤ、バケツ、おもちゃ、ペットの餌皿等を屋外放置しない、植木の水受け等には砂を入れるなどの対策をとる。

5 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い
 海外渡航前には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出してください(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )。
 また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録してください(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#
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でんでん虫虫カタツムリ~♪は住血吸虫をばらまきながら50㎞動きまわる!

2017-01-23 11:48:22 | 住血吸虫・シストソーマ

住血吸虫を拡散する元凶、カタツムリ。
これがヒトを殺す動物のベスト10に入っているのは(蚊のインパクトに隠れつつも)ビルゲイツ財団の図で有名なところですが、淡水に棲息しつつ、その行動範囲はいまひとつわからないままでした。

今回UC Berkeleyの報告で

30マイル(50km弱)

移動することがわかりました。
これは管理人の現通勤距離ぐらいに相当します。
もうちょっとメジャーどころでは、京都ー大阪間ぐらいに相当といえばわかりやすいでしょうか。
Yahoo知恵袋によれば、東京から50㎞なら熊谷・つくば・佐倉・鎌倉・相模湖辺りだそうです。

こんなに動きまわるでんでんむし、住血吸虫の対策は非常に難しいということが従来以上に突き付けられました。

ソースは
http://outbreaknewstoday.com/snail-can-travel-30-miles-facilitating-spread-schistosomiasis-study-20459/
Snail can travel up to 30 miles facilitating the spread of Schistosomiasis: Study

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1月21日(土)のつぶやき

2017-01-22 05:16:40 | ツイッター(自動転送)
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年末から鳥インフルエンザH7N9のヒト感染が爆増しているワケ(環境中の汚染、ヒトヒト感染)

2017-01-21 10:03:03 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

昨年12月から中国でH7N9ヒト感染が爆発的増加しています。例年、鶏肉の消費が増える春節前後に増加傾向を示してきましたが、今シーズンも目立った動きに。その背景に環境中の汚染があるのではと報告。

  • 中国CDC報告@Western Pacific Surveillance and Response Journal (WPSAR),
  • 今回の波は9月28日に第一例、しかし11月末までに8例しかなかった。しかし12月になって急増し106例。これまで発生のなかった地方に続々。
  • ほぼ全例が肺炎になり大部分が重症化するのは従来と同じ。
  • ヒトヒト感染。安徽省の同室者院内感染クラスタ(腎臓科病棟で20時間)。トイレを手伝い接触。もうひとつは浙江省の家族内クラスタ(66歳父の介護を防護衣なしに3日おこなった41歳娘)。
  • 環境内の汚染。生鳥市場でのサンプル。15都市で9.4%陽性。江蘇省では15%陽性。
  • 遺伝子分析ではヒトへの適合と耐性について以前同様変化なし。
  • インフルの流行早かったことも影響か、南部で2週間、北部で1週間平均より早かった。

遺伝子変化は目立たないながら、不気味な動きです。H7N9が上海や江蘇省浙江省の市場に特有だった段階はとうに終わり、中国中(の家禽)に拡がってしまったからもはや把握できずと言われたのも一昨年以前、環境中サンプルで9.4%なんて状況になりました。濃厚感染でヒトヒト感染・・も何度も起こり、ピークが年々低くなってゆくのも今シーズンはあやしいのか。感染者が都市住民にも広がっているのも嫌な傾向で、ここらへんが春節爆買い心斎橋で1例なんてことになると大騒動は目に見えているので目が離せません。

ソースはCIDRAP
http://www.cidrap.umn.edu/news-perspective/2017/01/chinese-team-posts-analysis-early-sudden-h7n9-spike

Chinese team posts analysis of early, sudden H7N9 spike

 

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1月19日(木)のつぶやき

2017-01-20 05:14:34 | ツイッター(自動転送)
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生鳥市場が鳥インフルエンザ対策のネックだけど・・(動画)

2017-01-19 14:02:15 | インフルエンザ:基礎知識/新知見

鳥インフルH7N9にからんで、中国の鳥市場光景ふくめた動画。

クリックして御覧ください。
http://www.asset-scienceinsociety.eu/pages/habits-can-spread-epidemics-case-living-poultry-markets-china?platform=hootsuite

  • 生鳥市場が存在するという文化的要因は鳥インフルに関する大問題。
  • こんな鳥市場は閉めてと殺場に集約すれば効果的だけど、そうもゆかない。
  • 鳥市場に定休日を設けて、クリーンにするのは感染拡大阻止に効果的。
  • ワクチン推奨派。

 

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1月18日(水)のつぶやき

2017-01-19 05:12:39 | ツイッター(自動転送)
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香港ピリピリ、広東省のH7N9本格化

2017-01-18 09:17:32 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

広東省のH7N9ヒト感染ぐっと増え、香港当局も緊張。

  • 今年2017年に入ってから既に広東省でH7N9ヒト感染11例、死亡2例。
  • 広東省の鳥市場21か所でサンプル採取、うち9.4%(!)でH7N9陽性。
  • 香港当局は警戒呼びかけ。鳥に触らないよう、糞便にさわらないよう、旅行者は鳥市場に立ち入らないようetc・・・

春節近づき本格化。H7N9の疫学カーブは春節前後にピークをつけつつも、その高さは年々低くはなってきています。今シーズンはいかばかりで折り返してくれるのでしょうか。

ソースは香港衛生庁
http://www.info.gov.hk/gia/general/201701/17/P2017011700730.htm

 

http://afludiary.blogspot.jp/2017/01/hk-chp-statement-on-spike-in-h7n9-cases.html

http://afludiary.blogspot.jp/2017/01/guangdong-reports-11-h7n9-cases-3.html

 

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1月17日(火)のつぶやき

2017-01-18 05:12:37 | ツイッター(自動転送)
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1月16日(月)のつぶやき

2017-01-17 05:11:30 | ツイッター(自動転送)
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【イベント】東京医大渡航者医療センターセミナー(2017.2.16 無料、要申込)

2017-01-16 18:11:40 | イベント情報

東京医大 渡航者医療センターのセミナー情報です。無料。申込方法は以下参照ください。

***************************************
(以下コピペ)

各位

日頃より東京医科大学病院・渡航者医療センターの活動にご支援をいただきありがとうございます。

当センターでは、渡航医学に関連する実用的な話題についてのセミナーを定期的に開催しています。

今回は「外部資源を活用した海外勤務者の健康管理」をテーマに、下記の日程で開催します。

皆様お誘い合わせの上、是非、ご参加ください。

 

東京医科大学病院 渡航者医療センター

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1.日時:2017年2月16日(木曜) 午後2時~午後4時半

2.場所:東京医科大学病院6階 臨床講堂

3.対象:職種は問いません(どなたでも参加できます)

4.会費:無料

5.定員:約100名

6.申込方法:当センターのメールアドレス(travel@tokyo-med.ac.jp)まで、お名前と所属をお送りください。ご返信はいたしませんのでよろしくお願いします。

7.プログラム(詳細は当センターHPをご参照ください) http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/tokou/seminar.html

 1)「ご提案・海外勤務者の新たな健康管理対策」 東京医科大学病院 渡航者医療センター教授 濱田篤郎

 2)「トラベルクリニックによる海外勤務者の健康管理」 西新橋クリニック 院長 大越裕文先生

 3)「仲介会社による海外勤務者の健康管理」 ウェルビー マーケティング ジャパン 執行役員 高木康夫様  

  

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