いつもありがとうございます。特に播磨は山の中にありまして(巨大な加速器とか、街中では不可)猛烈な風が吹きすさび、熊まで出没する環境です(今回は売店で熊よけの鈴を見つけたw)@yykohjiro 当直お疲れ様です。理研ってそんなに寒いんですか?
by tabibito12 on Twitter

渡航医学の新刊(岩田ブランド)の紹介です。
The Travel and Tropical Medicine 第四版の翻訳。岩田健太郎先生の監訳下、錚々たる先生方が訳していらっしゃいます。
渡航医学の全般にわたり緻密に網羅した良書です。
本日入手、通勤の新幹線内でパラパラめくったばかりですが、地図で「へぇ〜」と思ったところいくつか。
まだまだ興味深きところいっぱい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895926931/georgebest196-22
インフルエンザウイルス各型調べてみたらH5N1「だけ」が肺胞上皮細胞にちょっかい出して以上免疫反応を引き出してしまうと報告。
サイトカインストームにいたる、肺胞上皮細胞の異常な動きは、(調べた範囲では)H5N1においてのみ認められると。他のインフルエンザに比べてH5N1が特別に怖いのだよ・・・とデータで示した報告でした。
ソースはpediatricsupersite↓
http://www.pediatricsupersite.com/view.aspx?rid=92192
Posted on PediatricSuperSite.com February 6, 2012
09年インフルエンザで、学校閉鎖がインフル対策に有効だったとする根拠また一つ。
学校閉鎖。日本でもクレームがいろいろあったと聞きますが、米国ではもっとクレームが強くて断念とも聞きます。こうしたデータが積みあがり、どこの国でも有効な対策が迅速にとられるようになると良いですね。
ソースは2月6日付medical press↓
http://medicalxpress.com/news/2012-02-school-closures-ph1n1.html
School closures slow spread of pH1N1: study

鳥インフルエンザ。ここのところ報道数が多いのがインドとネパール。ちょっと前にブータンと、南東アジアが賑やかです。
なんだか、情報も人心も混乱しているのが伝わってきますね。この国にはヒマラヤタイムズという怖い新聞があって、辛口政府批判を展開するのが常ですが、今回は、殺処分に対する補償が安すぎるという農家の声を載せています。
http://www.thehimalayantimes.com/fullNews.php?headline=Bird+flu+haunts+Terai+again&NewsID=319333

「遺伝子変異を論文発表したらテロリスト悪用(かも)論争」の続き。
ニューヨークアカデミー科学アカデミーのパネルディスカッションが開催されるも、大荒れ模様。
Palse氏の論文では、NSABB側の懸念(テロリスト云々)は度が過ぎていると論じている。
また、天然痘になぞらえた議論も。天然痘が研究施設からもれ出す事態は見たくもないが、しかし、万一それが発生したとしても迅速に関係者にワクチン接種をおこなえば食い止めることはできる。しかしインフルエンザはあっという間に拡がってしまうと。
サイエンスとネイチャーの編集者も出席。方法の部分(主要部分)を削った状態で、どうやって載せられるのか引き続き検討していると。
う〜ん。この論争、理性的レベルを逸して神学論争化してゆくのでしょうか。パネルで怒鳴りあい、そのうち”人格を否定する発言”までお互い飛び交うようになってゆくのか・・・あの国のことですので弁護士もウハウハと参戦してくるのかな。
世界で炎上している割には(河岡氏も巻き込まれている割には)日本ではあまり盛り上がりませんね。朝日の特集ぐらいは目撃しましたが、続いていないし・・・
ソースは2月3日付Scientific American↓
http://blogs.scientificamerican.com/observations/2012/02/03/schism-over-h5n1-avian-flu-research-leaks-out/
インフルエンザB型。A型より地味で怖くなさそうげなイメージを一般に抱かれていますが、犠牲者の病理解剖結果から、実はかなり怖い存在だと判明したと報告。
B型インフルエンザでは、心筋炎も細菌性肺炎も、それなりの数合併しH1N1より怖い(らしい)。あなどってはいけない。と教訓でした。
ソースはCIDRAP↓
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/general/news/feb0112influenzab.html
その元ソース↓
http://jid.oxfordjournals.org/content/early/2012/01/28/infdis.jir861.abstract
米国CDCが感染症流行の発表にあたって、その震源地情報を出さないと批判する向きも。
この記事はCDCを叩いているわけですが、まあ、(CDC)合理的といえば合理的といえましょう。特に日本国に住んで、「個人のせいにして個人をつるし上げる不毛な文化」にウンザリしている身には、CDC良いんじゃない?って気にもなったりもします。だけど、そんな事をこの記者に言ったりしたら「お前の国の焼肉屋、”ある焼肉チェーンA”で済ましとったら、まだ今ごろユッケ出しとんのとちゃうか?」とか反撃されて降参・・・ということにもなりそうなわけで、カンカンガウガク議論やってる位が良いのかなと。
ソースはmsnbc.com↓
http://vitals.msnbc.msn.com/_news/2012/01/31/10274541-whos-behind-that-outbreak-sometimes-cdc-wont-say
Who's behind that outbreak? Sometimes, CDC won't say