インフルエンザ対策の講演で「手洗いをしましょう。ヒトは頻繁に顔を触ります。そこで鼻や口や眼粘膜経由でウイルスが入りますから手をきれいに」とは定番に注意喚起されるところですが、その回数についてのデータ報告。
- ヒトが顔を触る回数。
- NIHチームの報告。ワシントン地下鉄とブラジルで249人抽出。
- 結果、公共ぶつを1時間あたり3.3回触り、顔を同3.6回触っていた( people touched common objects an average of 3.3 times per hour and their faces 3.6 times per hour. )
- 手を洗う回数よりはるかに頻繁に、病原体を手に付着させていることが明らかになった。
- インフルエンザ流行時には、人々は手を洗うことだけでなく、顔をさわらないように注意喚起されるべきであるとコメント。
これまで講演で、顔を触るクセをブロックするのは困難ですから、手の方をキレイにしましょうという文脈で話してきたのですが、これからは「顔を触るな」という注意もハッキリと言わなければならないようです。
ソースはoman observer
http://main.omanobserver.om/?p=22845